第12節 富山×北九州 マッチレポート■3発無失点で今季初連勝
- 2018/06/04
- 09:24
【第12節 富山3―0北九州 ▽得点者:前半26分・差波(富)、後半29分・新井(富)、同42分・佐々木陽(富)】
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
不振を抜け出しつつあるカターレと、模索が続いている北九州との明暗が分かれた。北九州は決定機を数多くつくったが決め切れない。ゴールネットを揺らして選手が喜んだシーンも2度あったが、いずれも際どくオフサイドにかかり無得点に終わった。対する富山は鮮やかなゴールが次々と決まった。
安達亮監督は「相手のミスに助けられた部分もあって、勝ち運があったかな」と話し、北九州の森下仁之監督は「いつも同じようなかたちでやられている。不運もあったにせよ大きなチャンスをものにできず、先に失点してしまう」と語った。少し前まで、こちらも苦しい時期を味わってきただけに北九州サイドの心情を思うと胸が痛い。
だが、カターレの頑張りが勝利を引き寄せたのは間違いない。暑さの中で全員がハードワークし、攻守にわたり助け合った。DF今瀬淳也が前節に続いて相手のシュートをゴール寸前でクリアし、GK永井堅梧も好セーブで仲間の奮闘に応えた。
互いにパスをつないで攻撃を試みる。徐々に北九州がボールを保持するようになり、MF加藤弘堅とDF川上竜を起点に揺さぶった。22分、右ウイングバック茂平の走り込みに川上がフィードを合わせてシュートまで持ち込む。24分には中盤でのボール奪取から加藤が素早くFW平井将生に送ってDFと2対1の状態に。ラストパスをもらったFWダヴィが流し込んだがオフサイドでビッグチャンスを逃した。
命拾いしたカターレが直後の26分、MF差波優人が左CKを直接決めてリードする。大きな弧を描いたボールが相手GKの伸ばした手をすり抜けてゴールに弾んだ。
北九州は32分にダヴィが持ち込んでクロスにMF井上翔太が合わせたがカバーに入った今瀬に阻まれる。44分にも平井が決定機を迎えてボレーで狙ったがミートできずGK正面を突いた。
後半は冒頭からカターレがボールをまわしながら押し込み、北九州がカウンターを狙う展開に。北九州は同21分、左FKにファーから飛び込んだダヴィがヘディングシュートを放ち、GKが弾いたボールを自ら押し込む。だが、これがまたもオフサイドで幻のゴールとなった。同25分にカウンターから最後は茂がフリーでシュートを放つが大きく上に外れる。直後にはMF野口航のクロスからFW前田央樹が放ったシュートが枠を捉えたがGK永井が右に飛んでセーブした。
すると流れは再びカターレに傾き、同29分にMF新井瑞希が右サイドの角度のない位置からニアを打ち抜き追加点を挙げる。同42分にもスローインからの連係でFW才藤龍治のクロスにMF佐々木陽次が頭で合わせて3点目を決め突き放した。
前節に続いての1試合3得点で今季初の2連勝。第6節のG大阪U-23戦以来となる今季2度目の無失点もマークした。勢いに乗って6日、天皇杯2回戦で東京Vに挑む。
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
不振を抜け出しつつあるカターレと、模索が続いている北九州との明暗が分かれた。北九州は決定機を数多くつくったが決め切れない。ゴールネットを揺らして選手が喜んだシーンも2度あったが、いずれも際どくオフサイドにかかり無得点に終わった。対する富山は鮮やかなゴールが次々と決まった。
安達亮監督は「相手のミスに助けられた部分もあって、勝ち運があったかな」と話し、北九州の森下仁之監督は「いつも同じようなかたちでやられている。不運もあったにせよ大きなチャンスをものにできず、先に失点してしまう」と語った。少し前まで、こちらも苦しい時期を味わってきただけに北九州サイドの心情を思うと胸が痛い。
だが、カターレの頑張りが勝利を引き寄せたのは間違いない。暑さの中で全員がハードワークし、攻守にわたり助け合った。DF今瀬淳也が前節に続いて相手のシュートをゴール寸前でクリアし、GK永井堅梧も好セーブで仲間の奮闘に応えた。
互いにパスをつないで攻撃を試みる。徐々に北九州がボールを保持するようになり、MF加藤弘堅とDF川上竜を起点に揺さぶった。22分、右ウイングバック茂平の走り込みに川上がフィードを合わせてシュートまで持ち込む。24分には中盤でのボール奪取から加藤が素早くFW平井将生に送ってDFと2対1の状態に。ラストパスをもらったFWダヴィが流し込んだがオフサイドでビッグチャンスを逃した。
命拾いしたカターレが直後の26分、MF差波優人が左CKを直接決めてリードする。大きな弧を描いたボールが相手GKの伸ばした手をすり抜けてゴールに弾んだ。
北九州は32分にダヴィが持ち込んでクロスにMF井上翔太が合わせたがカバーに入った今瀬に阻まれる。44分にも平井が決定機を迎えてボレーで狙ったがミートできずGK正面を突いた。
後半は冒頭からカターレがボールをまわしながら押し込み、北九州がカウンターを狙う展開に。北九州は同21分、左FKにファーから飛び込んだダヴィがヘディングシュートを放ち、GKが弾いたボールを自ら押し込む。だが、これがまたもオフサイドで幻のゴールとなった。同25分にカウンターから最後は茂がフリーでシュートを放つが大きく上に外れる。直後にはMF野口航のクロスからFW前田央樹が放ったシュートが枠を捉えたがGK永井が右に飛んでセーブした。
すると流れは再びカターレに傾き、同29分にMF新井瑞希が右サイドの角度のない位置からニアを打ち抜き追加点を挙げる。同42分にもスローインからの連係でFW才藤龍治のクロスにMF佐々木陽次が頭で合わせて3点目を決め突き放した。
前節に続いての1試合3得点で今季初の2連勝。第6節のG大阪U-23戦以来となる今季2度目の無失点もマークした。勢いに乗って6日、天皇杯2回戦で東京Vに挑む。
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