【第11節vs鳥取プレビュー】反撃への第一歩を踏み出せ
- 2018/05/18
- 18:13
安達体制でのリーグ戦の初戦は7位・鳥取とアウェイでぶつかる。4連敗中で最下位なのに加え、アウェイではJ3史上ワースト2位の7連敗中。ここで負の連鎖を断ち切らなければならない。
リーグ最多20失点を喫している守備が、新監督のもとどう改善が図られるか。対する鳥取はブラジル人アタッカーを3人擁して攻撃力に自信をもつ。安達監督は「先週は攻撃、今週は守備のところを多く伝えた。守りはまだ甘さが見受けられるが少しでも向上させていきたい。鳥取戦は良い機会になると思う」と話している。
鳥取市までバスでの長距離移動を考慮し、今回は現地到着後に最終調整を行う変則スケジュール。選手たちは18日朝に富山を出発した。実質3日間での準備となり、17日はゲーム形式での攻守のチェックや、セットプレーの確認を行った。ゲーム形式は双方のメンバーを入れ替えながら行っており、県選手権決勝のスタメンからさらに変更があるかもしれない。安達監督は自軍の選手の特徴の見極めを優先しており、「試行錯誤している。結果が求められているが、そんな簡単に勝てるものでもない」と話す。
「やらなければいけないことはたくさんある。個人、グループ、チーム戦術へと進めていかなければならないが、ボールを止める蹴るといった個人の基礎的なところも足りていない印象」と語っている。
県選手権決勝では若手を中心に選手が躍動し、監督交代のカンフル効果は十分に感じられた。左サイドで活躍が目立ったMF佐藤和樹は「監督が攻撃面からチームにアプローチしてくれて自分も良さを発揮できた。これまでは、得点を取れずに先に失点してガクッとしてしまっていた。先に点が取れるように攻撃からリズムをつくりたい。このままでは終われない」と話す。リーグ戦はまだ22試合が残されており、挽回の余地はある。再スタートの初戦を飾れば階段を上る足取りも軽くなる。今節はシーズンの32分の1以上の重みをもつゲームといえるだろう。
昨季は最下位に沈んだ鳥取は、元W杯戦士の森岡隆三監督が引き続き指揮を執り、巻き返しを狙っている。開幕から6戦負けなしの4勝2分で一時は首位に立ち好スタートを切った。ただし、第7節から3連敗を喫して最近5試合は勝ちなし。彼らにとっても今節は再浮上への分岐点にしたいゲームだ。
前節のFC東京U-23戦は互いに何度もあった決定機を生かせずスコアレスドローだった。鳥取は前半だけで12本、計18本のシュートを放っている。当時のスタメンのうち新加入は復帰組のMFフェルナンジーニョを含めると9人にのぼる。
すでに7得点をマークしてリーグ得点ランキング1位のFWレオナルド、昨季11得点のFW加藤潤也がツートップを組み、37歳のフェルナンジーニョ、レフティーのMFヴィートル・ガブリエルがチャンスメークする。ボランチ2人は元金沢の可児壮隆と星野有亮で、ベテランGK北野貴之が最後尾を締める。
ブラジル人トリオの高い個人技をベースにした連係だけでなく、ロングボールによる加藤の裏への抜け出しもあり攻撃パターンが多彩。個人能力による一発があるだけに、カターレは優位に進めている時間も油断できない。課題の守りにおいて、敵のプレー精度を下げるための粘り強いプレスとマーク、集中力の持続が求められるハードなゲームになりそうだ。
※Jリーグ公式サイトに見どころが掲載されました
https://www.jleague.jp/match/j3/2018/051907/ticket/#preview
※J's GOAL ウオーミングアップコラム
・鳥取・山本蓮選手 https://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00072428/
※スポナビ 宇都宮徹壱氏による「J2・J3漫遊記」に鳥取が取り上げられています
・前編 https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201805070002-spnavi
・後編 https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201805070003-spnavi
※ナンバーwebに鳥取・森岡監督が寄稿しています
http://number.bunshun.jp/articles/-/830138
リーグ最多20失点を喫している守備が、新監督のもとどう改善が図られるか。対する鳥取はブラジル人アタッカーを3人擁して攻撃力に自信をもつ。安達監督は「先週は攻撃、今週は守備のところを多く伝えた。守りはまだ甘さが見受けられるが少しでも向上させていきたい。鳥取戦は良い機会になると思う」と話している。
鳥取市までバスでの長距離移動を考慮し、今回は現地到着後に最終調整を行う変則スケジュール。選手たちは18日朝に富山を出発した。実質3日間での準備となり、17日はゲーム形式での攻守のチェックや、セットプレーの確認を行った。ゲーム形式は双方のメンバーを入れ替えながら行っており、県選手権決勝のスタメンからさらに変更があるかもしれない。安達監督は自軍の選手の特徴の見極めを優先しており、「試行錯誤している。結果が求められているが、そんな簡単に勝てるものでもない」と話す。
「やらなければいけないことはたくさんある。個人、グループ、チーム戦術へと進めていかなければならないが、ボールを止める蹴るといった個人の基礎的なところも足りていない印象」と語っている。
県選手権決勝では若手を中心に選手が躍動し、監督交代のカンフル効果は十分に感じられた。左サイドで活躍が目立ったMF佐藤和樹は「監督が攻撃面からチームにアプローチしてくれて自分も良さを発揮できた。これまでは、得点を取れずに先に失点してガクッとしてしまっていた。先に点が取れるように攻撃からリズムをつくりたい。このままでは終われない」と話す。リーグ戦はまだ22試合が残されており、挽回の余地はある。再スタートの初戦を飾れば階段を上る足取りも軽くなる。今節はシーズンの32分の1以上の重みをもつゲームといえるだろう。
昨季は最下位に沈んだ鳥取は、元W杯戦士の森岡隆三監督が引き続き指揮を執り、巻き返しを狙っている。開幕から6戦負けなしの4勝2分で一時は首位に立ち好スタートを切った。ただし、第7節から3連敗を喫して最近5試合は勝ちなし。彼らにとっても今節は再浮上への分岐点にしたいゲームだ。
前節のFC東京U-23戦は互いに何度もあった決定機を生かせずスコアレスドローだった。鳥取は前半だけで12本、計18本のシュートを放っている。当時のスタメンのうち新加入は復帰組のMFフェルナンジーニョを含めると9人にのぼる。
すでに7得点をマークしてリーグ得点ランキング1位のFWレオナルド、昨季11得点のFW加藤潤也がツートップを組み、37歳のフェルナンジーニョ、レフティーのMFヴィートル・ガブリエルがチャンスメークする。ボランチ2人は元金沢の可児壮隆と星野有亮で、ベテランGK北野貴之が最後尾を締める。
ブラジル人トリオの高い個人技をベースにした連係だけでなく、ロングボールによる加藤の裏への抜け出しもあり攻撃パターンが多彩。個人能力による一発があるだけに、カターレは優位に進めている時間も油断できない。課題の守りにおいて、敵のプレー精度を下げるための粘り強いプレスとマーク、集中力の持続が求められるハードなゲームになりそうだ。
※Jリーグ公式サイトに見どころが掲載されました
https://www.jleague.jp/match/j3/2018/051907/ticket/#preview
※J's GOAL ウオーミングアップコラム
・鳥取・山本蓮選手 https://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00072428/
※スポナビ 宇都宮徹壱氏による「J2・J3漫遊記」に鳥取が取り上げられています
・前編 https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201805070002-spnavi
・後編 https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201805070003-spnavi
※ナンバーwebに鳥取・森岡監督が寄稿しています
http://number.bunshun.jp/articles/-/830138
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