【第8節vs秋田プレビュー】GW3連戦。昨季覇者と激突
- 2018/04/27
- 22:01
ゴールデンウイークの3連戦がスタート。29日に秋田戦、中4日で3日にアウェイで福島戦があり、中2日でホームに戻り鹿児島と対戦する。いずれも骨のある相手だ。16位からの巻き返しを目指し、まず昨季J3王者の秋田を叩かなくてはならない。
前節・相模原戦からの2週間で攻守を再チェックして臨む。「守備では球際のボールを奪えるところを逃さないこと。攻撃では、枠内シュートの本数が少ないので、精度の改善を意識してトレーニングをしてきた」と浮氣哲郎監督は話した。
ホームで快勝したG大阪U-23戦が転機となり、惜敗した相模原戦でも見せ場はあった。縦に急いで単調になりがちだった攻撃は、ボールを動かす意識を高めることで緩急がつき、サイドアタックや裏への抜け出しが効果的に決まるようになってきた。
「前でボールが収まるようになり、攻撃に参加できる場面が出てきた」とDF弓崎恭平が話し、FW遠藤敬佑も「ボールを前に運べるようになり、自分たちがゴール前でパワーを使えるようになってきた」と感じている。上向きのベクトルをさらに強めていきたい。弾みをつけるゴール、そして勝利がほしい。
秋田は第2節から3連敗して現在3勝4敗の9位とやや出遅れた。しかし、前節は昨季優勝を争った沼津を1-0で撃破。沼津に今季初黒星を付けて意地をみせた。悪天候の中、泥臭く体を張って守り、速攻からのワンチャンスを生かしてMF久富賢が決勝点を挙げた。勝負強い秋田らしい勝ち方であり、もう本調子とみてよいだろう。
リーグ戦のなかった22日には天皇杯の県代表決定戦があり、東北リーグ2部の猿田興業を1-0で下した。沼津戦からスタメンを10人入れ替えて臨んでおり、厚くなった選手層への自信がうかがえる。
前節・沼津戦のスタメンのうち新加入は前栃木のDF尾本敬、前群馬のGK清水慶記の2人だけ。新戦力の目玉であるJ1・J2通算296試合出場・78得点のFW藤田祥史は最近4試合ベンチスタート。同じく沼津から移籍のMF中村亮太、藤枝から移籍のMF平石直人はこの2試合はベンチ外だが、復帰すれば攻撃の切り札になり得る。
昨季15得点のFW田中智大と、久富、MF前山恭平で組むスリートップが強力。2016年途中から不動のトリオは互いの特長を知り尽くしており迷いのない動きでゴールに迫ってくる。彼らは守備でも豊富な運動量を発揮する。カターレはテンポの良いパス回しでプレスを外して勢いづけないようにしたい。
対秋田は通算1勝2分4敗でカターレは分が悪い。J3に降格した15年の開幕戦で勝ってから白星がなく、前回対戦した昨季第30節はホームで0-4の完敗を喫した。計7試合で3得点・10失点。データが示す通りに秋田の堅守に手こずっている。今回は秋田と同じ[3-4-2-1]のフォーメーションによる真っ向勝負。各ポジションで激しくぶつかり合う我慢比べになる可能性が高い。先制点を挙げたほうが勝利に大きく近づくだろう。
前節・相模原戦からの2週間で攻守を再チェックして臨む。「守備では球際のボールを奪えるところを逃さないこと。攻撃では、枠内シュートの本数が少ないので、精度の改善を意識してトレーニングをしてきた」と浮氣哲郎監督は話した。
ホームで快勝したG大阪U-23戦が転機となり、惜敗した相模原戦でも見せ場はあった。縦に急いで単調になりがちだった攻撃は、ボールを動かす意識を高めることで緩急がつき、サイドアタックや裏への抜け出しが効果的に決まるようになってきた。
「前でボールが収まるようになり、攻撃に参加できる場面が出てきた」とDF弓崎恭平が話し、FW遠藤敬佑も「ボールを前に運べるようになり、自分たちがゴール前でパワーを使えるようになってきた」と感じている。上向きのベクトルをさらに強めていきたい。弾みをつけるゴール、そして勝利がほしい。
秋田は第2節から3連敗して現在3勝4敗の9位とやや出遅れた。しかし、前節は昨季優勝を争った沼津を1-0で撃破。沼津に今季初黒星を付けて意地をみせた。悪天候の中、泥臭く体を張って守り、速攻からのワンチャンスを生かしてMF久富賢が決勝点を挙げた。勝負強い秋田らしい勝ち方であり、もう本調子とみてよいだろう。
リーグ戦のなかった22日には天皇杯の県代表決定戦があり、東北リーグ2部の猿田興業を1-0で下した。沼津戦からスタメンを10人入れ替えて臨んでおり、厚くなった選手層への自信がうかがえる。
前節・沼津戦のスタメンのうち新加入は前栃木のDF尾本敬、前群馬のGK清水慶記の2人だけ。新戦力の目玉であるJ1・J2通算296試合出場・78得点のFW藤田祥史は最近4試合ベンチスタート。同じく沼津から移籍のMF中村亮太、藤枝から移籍のMF平石直人はこの2試合はベンチ外だが、復帰すれば攻撃の切り札になり得る。
昨季15得点のFW田中智大と、久富、MF前山恭平で組むスリートップが強力。2016年途中から不動のトリオは互いの特長を知り尽くしており迷いのない動きでゴールに迫ってくる。彼らは守備でも豊富な運動量を発揮する。カターレはテンポの良いパス回しでプレスを外して勢いづけないようにしたい。
対秋田は通算1勝2分4敗でカターレは分が悪い。J3に降格した15年の開幕戦で勝ってから白星がなく、前回対戦した昨季第30節はホームで0-4の完敗を喫した。計7試合で3得点・10失点。データが示す通りに秋田の堅守に手こずっている。今回は秋田と同じ[3-4-2-1]のフォーメーションによる真っ向勝負。各ポジションで激しくぶつかり合う我慢比べになる可能性が高い。先制点を挙げたほうが勝利に大きく近づくだろう。
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