第6節 富山×G大阪U-23 マッチレポート■春が来た!3発&無失点で完勝
- 2018/04/09
- 13:15
【第6節 富山3―0G大阪U-23 ▽得点者:前半12分・差波(富)、同37分・新井(富)、後半15分・苔口(富)】
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
開始から積極的に攻めて流れを引き寄せ、鮮やかなミドルシュートで前半に2得点。後半にセットプレーからダメ押しの3点目も奪った。失点が止まらなかった守りも見違えるような落ち着きと粘り強さがあり、今季初めて90分を無失点で抑えた。開幕5戦の経験がこの試合に生きたのなら1勝4敗も代償として高くはない。そう思わせるほどのハイパフォーマンだった。上昇の予感がする。
けがから復帰したFW苔口卓也がワントップで開幕以来5試合ぶりに先発した。ツーシャドウのMF新井瑞希も3試合ぶりの先発。川上エドオジョン智慧が右のウイングバック(WB)に入り、攻撃色の強いメンバー構成となった。
開始から新井、川上、左WBの前嶋洋太の若武者3人が思い切りよく得意のドリブルで仕掛ける。これが12分の先制点に直結した。新井がDF2人を相手にまわしペナルティーエリア内で抜きにかかる。阻まれたがこぼれ球を拾った前嶋がさらに仕掛ける姿勢をみせながらクロスを送り、弾かれたボールがバイタルエリア付近に転がったところをMF差波優人がグラウンダーで蹴り込んだ。
G大阪U-23はボールを保持しながら反撃にかかる。だが、宮本恒靖監督が「前半のエンジンのかかりの悪さがすべてだったかなと思う」と振り返ったように今ひとつ攻撃のテンポが上がらない。カターレはコンパクトに布陣して要所でパスワークを寸断し、ボールを持たせながら相手に停滞感をつくりだしていった。
リードしたうえで守りでゲームを支配すると、攻撃にもリズムが生まれた。32分には最終ラインからDF代健司がオーバーラップして攻撃に厚みを加え、差波がエリア内へ斜めに送ったパスに逆サイドから前嶋が飛び込みゴールに迫った。そして37分、新井が左からドリブルで仕掛けながら放った浮き球のシュートがファーポストに当たって決まりリードが広がった。
後半はG大阪U-23が立て直して攻勢を強めたが、カターレは体を張って決定的なシュートを打たせない。「カターレのほうは徐々に(守りの)集中力が高まっていった。体を投げ出してシュートをブロックするシーンがたくさんあった」(宮本監督)。
カターレは後半15分、右CKから3点目を追加。DF今瀬淳也がニアで合わせて混戦から苔口が押し込んだ。この後も何度も決定機をつくりながら押し切り、守りも待望の無失点を達成。差波は「負けが続いていたが、今回は全員の『勝ちたい』という気持ちがでていた」、今季初出場・初先発だったMF脇本晃成も「『絶対に勝つ』という気持ちで全員が走り切れた」と話した。
今回のような戦いを継続できればおのずと勝点は積み上がっていくだろう。好ゲームを続けて披露できるかどうか。次節の相模原戦に注目だ。
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
開始から積極的に攻めて流れを引き寄せ、鮮やかなミドルシュートで前半に2得点。後半にセットプレーからダメ押しの3点目も奪った。失点が止まらなかった守りも見違えるような落ち着きと粘り強さがあり、今季初めて90分を無失点で抑えた。開幕5戦の経験がこの試合に生きたのなら1勝4敗も代償として高くはない。そう思わせるほどのハイパフォーマンだった。上昇の予感がする。
けがから復帰したFW苔口卓也がワントップで開幕以来5試合ぶりに先発した。ツーシャドウのMF新井瑞希も3試合ぶりの先発。川上エドオジョン智慧が右のウイングバック(WB)に入り、攻撃色の強いメンバー構成となった。
開始から新井、川上、左WBの前嶋洋太の若武者3人が思い切りよく得意のドリブルで仕掛ける。これが12分の先制点に直結した。新井がDF2人を相手にまわしペナルティーエリア内で抜きにかかる。阻まれたがこぼれ球を拾った前嶋がさらに仕掛ける姿勢をみせながらクロスを送り、弾かれたボールがバイタルエリア付近に転がったところをMF差波優人がグラウンダーで蹴り込んだ。
G大阪U-23はボールを保持しながら反撃にかかる。だが、宮本恒靖監督が「前半のエンジンのかかりの悪さがすべてだったかなと思う」と振り返ったように今ひとつ攻撃のテンポが上がらない。カターレはコンパクトに布陣して要所でパスワークを寸断し、ボールを持たせながら相手に停滞感をつくりだしていった。
リードしたうえで守りでゲームを支配すると、攻撃にもリズムが生まれた。32分には最終ラインからDF代健司がオーバーラップして攻撃に厚みを加え、差波がエリア内へ斜めに送ったパスに逆サイドから前嶋が飛び込みゴールに迫った。そして37分、新井が左からドリブルで仕掛けながら放った浮き球のシュートがファーポストに当たって決まりリードが広がった。
後半はG大阪U-23が立て直して攻勢を強めたが、カターレは体を張って決定的なシュートを打たせない。「カターレのほうは徐々に(守りの)集中力が高まっていった。体を投げ出してシュートをブロックするシーンがたくさんあった」(宮本監督)。
カターレは後半15分、右CKから3点目を追加。DF今瀬淳也がニアで合わせて混戦から苔口が押し込んだ。この後も何度も決定機をつくりながら押し切り、守りも待望の無失点を達成。差波は「負けが続いていたが、今回は全員の『勝ちたい』という気持ちがでていた」、今季初出場・初先発だったMF脇本晃成も「『絶対に勝つ』という気持ちで全員が走り切れた」と話した。
今回のような戦いを継続できればおのずと勝点は積み上がっていくだろう。好ゲームを続けて披露できるかどうか。次節の相模原戦に注目だ。
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