第5節 沼津×富山 マッチレポート■攻守かみ合わず3連敗
- 2018/04/02
- 02:43
【第5節 沼津2―0富山 ▽得分点者:後半12分・青木(沼)、同44分・田中(沼)】
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
カターレは前節から先発4人を入れ替えた。前節途中にJリーグ初出場を果たしたU-18出身で2年目のFW西晃佑、MF川上エドオジョン智慧が今季初先発。11人の平均年齢が23.55歳のフレッシュな顔ぶれとなった。
ベンチメンバーには開幕戦で負傷したFW苔口卓也が復帰し、MF脇本晃成とMFルーカス・ダウベスマンも今季初めて名を連ねた。
強風の中でスタートし、前半は風上に立ったカターレが押し気味にゲームを進めた。ボールを動かし相手を揺さぶりサイドから突破を図る。
11分、サイドチェンジからの右クロスに西が頭から飛び込んだのが最初のチャンス。14分にはMF椎名伸志の自陣右からのスルーパスで川上が抜け出したほか、31分にMF前嶋洋太、40分には川上が後方からのロングフィードをペナルティーエリア内で押えてゴールに迫った。しかし前半のシュートは1本のみ。川上は「深い位置まで入った時に、仕掛けるのを避けた場面があった。もっと仕掛けてチャレンジしなければいけなかった」と振り返った。
しかしハーフタイムを挟んで風上と風下が入れ替わると形勢は逆転。沼津がロングボールを起点にじりじりと攻め込んだ。後半7分にFKからゴールネットを揺らす。これはオフサイドでノーゴールだったが、同12分に均衡を破った。左サイド裏への浮き球を追ったMF富田康仁がDFと競り合うと、カターレの対応が中途半端になってゴール方向にボールが流れ、逆サイドから走り込んだFW青木翔大が拾って先制点を決めた。
カターレは反撃を試みるが、守りを修正した沼津を攻めあぐねる。前半と同様にロングボールで起点をつくろうとするが、受け手の状況が十分でなかったり、サポートが乏しかったりしてボールを失うケースが多かった。ピンチをしのぎながらワンチャンスを狙ったが、同44分にCKから追加点を許して万事休す。沼津はFC大阪から新加入のFW田中直基がJ初得点をマーク。この日の2得点をアシストしたのはいずれも左サイドバックの砂森和也だった。
カターレは直後に前嶋が右からペナルティーエリアに切り込んでシュートしたがゴールは生まれず、2試合連続の無得点で3連敗。ボールを回しながら前線に入れるタイミングを計り、MF差波優人、DF今瀬淳也らの配球力を生かして攻めるかたちは示したが、記録上のシュートは4本(沼津5本)どまりで、得点に結び付けられなかった。風下になった後半は攻め手を欠いたようにまだ力不足は否めない。
一方で守りも失点が止まらず、立て直しに手間取っている。前節と今節はいずれも前半を無失点で折り返したが、後半の立ち上がりに隙を突かれて先制点を許した。守備への意識を高め、ハードワークしているにもかかわらず、あっさりとゴールを許してしまっているのは気がかり。ホームに戻る次節・G大阪U-23戦で悪い流れを断ち切りたい。
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
カターレは前節から先発4人を入れ替えた。前節途中にJリーグ初出場を果たしたU-18出身で2年目のFW西晃佑、MF川上エドオジョン智慧が今季初先発。11人の平均年齢が23.55歳のフレッシュな顔ぶれとなった。
ベンチメンバーには開幕戦で負傷したFW苔口卓也が復帰し、MF脇本晃成とMFルーカス・ダウベスマンも今季初めて名を連ねた。
強風の中でスタートし、前半は風上に立ったカターレが押し気味にゲームを進めた。ボールを動かし相手を揺さぶりサイドから突破を図る。
11分、サイドチェンジからの右クロスに西が頭から飛び込んだのが最初のチャンス。14分にはMF椎名伸志の自陣右からのスルーパスで川上が抜け出したほか、31分にMF前嶋洋太、40分には川上が後方からのロングフィードをペナルティーエリア内で押えてゴールに迫った。しかし前半のシュートは1本のみ。川上は「深い位置まで入った時に、仕掛けるのを避けた場面があった。もっと仕掛けてチャレンジしなければいけなかった」と振り返った。
しかしハーフタイムを挟んで風上と風下が入れ替わると形勢は逆転。沼津がロングボールを起点にじりじりと攻め込んだ。後半7分にFKからゴールネットを揺らす。これはオフサイドでノーゴールだったが、同12分に均衡を破った。左サイド裏への浮き球を追ったMF富田康仁がDFと競り合うと、カターレの対応が中途半端になってゴール方向にボールが流れ、逆サイドから走り込んだFW青木翔大が拾って先制点を決めた。
カターレは反撃を試みるが、守りを修正した沼津を攻めあぐねる。前半と同様にロングボールで起点をつくろうとするが、受け手の状況が十分でなかったり、サポートが乏しかったりしてボールを失うケースが多かった。ピンチをしのぎながらワンチャンスを狙ったが、同44分にCKから追加点を許して万事休す。沼津はFC大阪から新加入のFW田中直基がJ初得点をマーク。この日の2得点をアシストしたのはいずれも左サイドバックの砂森和也だった。
カターレは直後に前嶋が右からペナルティーエリアに切り込んでシュートしたがゴールは生まれず、2試合連続の無得点で3連敗。ボールを回しながら前線に入れるタイミングを計り、MF差波優人、DF今瀬淳也らの配球力を生かして攻めるかたちは示したが、記録上のシュートは4本(沼津5本)どまりで、得点に結び付けられなかった。風下になった後半は攻め手を欠いたようにまだ力不足は否めない。
一方で守りも失点が止まらず、立て直しに手間取っている。前節と今節はいずれも前半を無失点で折り返したが、後半の立ち上がりに隙を突かれて先制点を許した。守備への意識を高め、ハードワークしているにもかかわらず、あっさりとゴールを許してしまっているのは気がかり。ホームに戻る次節・G大阪U-23戦で悪い流れを断ち切りたい。
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