【第5節vs沼津プレビュー】全勝&無失点の強敵に挑む
- 2018/03/30
- 17:40
開幕から無敗の3連勝&無失点で3位につける沼津に挑むアウェイゲームだ。昨季は2戦2敗と痛めつけられた宿敵でもあり、今回も厳しい戦いが予想される。しかし、これ以上の黒星先行は避けなければならない。起死回生の勝利を収めて勢いに乗りたい。
先週の3連戦を2連敗で終え、開幕から1勝3敗の苦しいスタートになった。リーグワーストの10失点が響いており、守りの立て直しが急務だ。選手やスタッフが改善に向けて盛んに意見交換をしながらトレーニングを進めている。
沼津は昨季と同じく球際に強い。「スペースにボールを入れて、なだれ込んでくるかたちが彼らのストロングポイント。良さを出させないように対処しなければいけない」と浮氣哲郎監督は話す。同人数での局面の攻防を練習メニューに取り入れるなどし、1対1の競り合いで負けない意識を植え付けている。
前節・F東京U-23戦の前半は、攻守の素早い切り替え、球際の厳しさ、ハードワークといった今季のテーマが体現されていた。連戦の疲れから心身ともにリフレッシュした今回は前節以上のハイパフォーマンスが可能。加えて、勝利をつかむには、開幕からまだ失点のない沼津の堅守をこじ開けなければならない。FW才藤龍治の出場停止により組み合わせが変わるスリートップの連係や、好調なセットプレーに期待がかかる。
沼津は前節・北九州戦のスタメンのうち5人が新加入だった。昨季は最終節の栃木戦で引き分けて優勝を逃したが、JFLからの昇格1年目で3位に食い込んだ。その攻撃の中心だったMF中村亮太が秋田へ、昨季19得点のFW薗田卓馬が徳島へ移籍して影響が心配されたが、好スタートを切っている。
北九州戦では開始7分、讃岐から新加入のサイドバック砂森和也の左足FKをFW畑潤基が頭で合わせて先制。コンパクトな守備網で北九州のレベルの高いパスワークに対抗し、後半15分にカウンターから再び畑が決めて突き放した。堅守速攻が見事にはまった快勝劇だった。
立役者となった畑がDAZN中継のインタビューで「チームとして献身的にやっているから自分も点が取れている。これからも、ひた向きに、全力でやっていきたい」と話していた。昨季の快進撃を支えたチャレンジ精神を失わずにJリーグ2年目を迎えているようだ。スタジアム整備の見通しが立たないため来季のJ2ライセンス取得は難しいようだが、今季もリーグの台風の目になるかもしれない。
カターレは昨季、開幕3連勝で迎えた第4節で沼津に0-3で敗れた。今度はこちらが連勝を止めて借りを返せるか。MF差波優人は「シーズンには難しい時期が必ずある。選手、スタッフをはじめ全員で乗り越えたい」と話した。
※静岡新聞HPより。沼津の記事一覧
http://www.at-s.com/sports/shizuoka/azul_claro/index.html
※静岡県東部地域でのスタジアム整備を考える連絡会議が発足しています(日刊スポーツと静岡新聞の記事)
https://www.nikkansports.com/soccer/news/201803220000515.html
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/453481.html
先週の3連戦を2連敗で終え、開幕から1勝3敗の苦しいスタートになった。リーグワーストの10失点が響いており、守りの立て直しが急務だ。選手やスタッフが改善に向けて盛んに意見交換をしながらトレーニングを進めている。
沼津は昨季と同じく球際に強い。「スペースにボールを入れて、なだれ込んでくるかたちが彼らのストロングポイント。良さを出させないように対処しなければいけない」と浮氣哲郎監督は話す。同人数での局面の攻防を練習メニューに取り入れるなどし、1対1の競り合いで負けない意識を植え付けている。
前節・F東京U-23戦の前半は、攻守の素早い切り替え、球際の厳しさ、ハードワークといった今季のテーマが体現されていた。連戦の疲れから心身ともにリフレッシュした今回は前節以上のハイパフォーマンスが可能。加えて、勝利をつかむには、開幕からまだ失点のない沼津の堅守をこじ開けなければならない。FW才藤龍治の出場停止により組み合わせが変わるスリートップの連係や、好調なセットプレーに期待がかかる。
沼津は前節・北九州戦のスタメンのうち5人が新加入だった。昨季は最終節の栃木戦で引き分けて優勝を逃したが、JFLからの昇格1年目で3位に食い込んだ。その攻撃の中心だったMF中村亮太が秋田へ、昨季19得点のFW薗田卓馬が徳島へ移籍して影響が心配されたが、好スタートを切っている。
北九州戦では開始7分、讃岐から新加入のサイドバック砂森和也の左足FKをFW畑潤基が頭で合わせて先制。コンパクトな守備網で北九州のレベルの高いパスワークに対抗し、後半15分にカウンターから再び畑が決めて突き放した。堅守速攻が見事にはまった快勝劇だった。
立役者となった畑がDAZN中継のインタビューで「チームとして献身的にやっているから自分も点が取れている。これからも、ひた向きに、全力でやっていきたい」と話していた。昨季の快進撃を支えたチャレンジ精神を失わずにJリーグ2年目を迎えているようだ。スタジアム整備の見通しが立たないため来季のJ2ライセンス取得は難しいようだが、今季もリーグの台風の目になるかもしれない。
カターレは昨季、開幕3連勝で迎えた第4節で沼津に0-3で敗れた。今度はこちらが連勝を止めて借りを返せるか。MF差波優人は「シーズンには難しい時期が必ずある。選手、スタッフをはじめ全員で乗り越えたい」と話した。
※静岡新聞HPより。沼津の記事一覧
http://www.at-s.com/sports/shizuoka/azul_claro/index.html
※静岡県東部地域でのスタジアム整備を考える連絡会議が発足しています(日刊スポーツと静岡新聞の記事)
https://www.nikkansports.com/soccer/news/201803220000515.html
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