第4節 F東京U-23×富山 マッチレポート■“J1級”と奮戦も後半つかまる
- 2018/03/26
- 12:20
【第4節 F東京U-23 3―0富山 ▽得点者:後半4分・前田(F)、同30分・久保(F)、同45+1分・前田(F)】
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
後半3失点で2連敗。J1で戦う主力クラスの7人を起用したF東京U-23の地力に屈した。
F東京は日本代表の強化試合のためJ1開催がなかったこともあり、J1で出場している選手を多数つぎ込んだ。春休みに合わせてU-18が23日からドイツに遠征中で、若手の頭数が足りないという事情もあるという。GKを含み4人のオーバーエイジ枠をフルに使って元日本代表FW前田遼一やMF米本拓司らを起用。加えてU-23世代ながら今季はJ1で出場機会をつかんでいるサイドバックの岡崎慎と小川諒也、注目の16歳MF久保建英が今季J3初出場・初先発してメンバーに厚みがあった。
だがカターレは開始からひるまずに立ち向かった。激しいプレス、素早い攻守の切り替えで相手の攻めに抵抗しながら好機もつくり出していった。5分にFW才藤龍治のロングスローからシュートチャンスをつくり、15分には右サイドでのパス交換からMF差波優人のクロスにMF椎名伸志が飛び込む。16分にFKからFW遠藤敬佑がヘディングシュートを放ち、36分には右CKからニアに飛び込んだ才藤のシュートがゴールを襲った。
アグレッシブさは今季で一番ともいえる上々の立ち上がり。今季初めてツーシャドウの一角で出場した椎名が前線で守りの先兵となりチームに勢いを与えた。ただ、3連戦の最後の試合であるにもかかわらず、かなりのハイペース。相手の力を考えればそうせざるを得なかった。浮氣哲郎監督は「選手たちは前半からチームとしてやろうとしたことをプレーでよく表現していた。得点を決めておけばまったく異なるゲーム展開になっただろう」と振り返る。前半のうちに1点ほしかった。
前半の終了間際にPKを与えたが、GK永井堅梧が左に飛んで好セーブして救った。しかしハーフタイムを挟んで後半4分に先制点を許した。前半から存在感を発揮していた久保を起点とする左サイドのパスワークから小川が鋭いクロスを供給し、DFを外した前田が頭でコースを変えて流し込んだ。その後はF東京U-23が主導権を掌握。カターレはよく粘ったが同30分にMF内田宅哉のポストプレーに走り込んだ久保に決められ2点目を失った。
カターレは同33分に才藤が2度目の警告を受け退場。同40分に左からのアーリークロスにJ初出場のFW西晃佑が飛び込み、同44分にはスルーパスで抜け出したMF佐々木陽次がシュートを放ったがゴールは生まれず、今季初の無得点で終えた。
キャプテンのDF今瀬淳也は「後半の入りで(守りが)緩くなり失点した。あのような開始すぐの失点はチームの勢いをころしてしまう。防げた失点だと思うし、前半がよかっただけにもったいない」と振り返る。複数失点するゲームが続いており、次節の沼津戦までに立て直しが必要だ。
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
後半3失点で2連敗。J1で戦う主力クラスの7人を起用したF東京U-23の地力に屈した。
F東京は日本代表の強化試合のためJ1開催がなかったこともあり、J1で出場している選手を多数つぎ込んだ。春休みに合わせてU-18が23日からドイツに遠征中で、若手の頭数が足りないという事情もあるという。GKを含み4人のオーバーエイジ枠をフルに使って元日本代表FW前田遼一やMF米本拓司らを起用。加えてU-23世代ながら今季はJ1で出場機会をつかんでいるサイドバックの岡崎慎と小川諒也、注目の16歳MF久保建英が今季J3初出場・初先発してメンバーに厚みがあった。
だがカターレは開始からひるまずに立ち向かった。激しいプレス、素早い攻守の切り替えで相手の攻めに抵抗しながら好機もつくり出していった。5分にFW才藤龍治のロングスローからシュートチャンスをつくり、15分には右サイドでのパス交換からMF差波優人のクロスにMF椎名伸志が飛び込む。16分にFKからFW遠藤敬佑がヘディングシュートを放ち、36分には右CKからニアに飛び込んだ才藤のシュートがゴールを襲った。
アグレッシブさは今季で一番ともいえる上々の立ち上がり。今季初めてツーシャドウの一角で出場した椎名が前線で守りの先兵となりチームに勢いを与えた。ただ、3連戦の最後の試合であるにもかかわらず、かなりのハイペース。相手の力を考えればそうせざるを得なかった。浮氣哲郎監督は「選手たちは前半からチームとしてやろうとしたことをプレーでよく表現していた。得点を決めておけばまったく異なるゲーム展開になっただろう」と振り返る。前半のうちに1点ほしかった。
前半の終了間際にPKを与えたが、GK永井堅梧が左に飛んで好セーブして救った。しかしハーフタイムを挟んで後半4分に先制点を許した。前半から存在感を発揮していた久保を起点とする左サイドのパスワークから小川が鋭いクロスを供給し、DFを外した前田が頭でコースを変えて流し込んだ。その後はF東京U-23が主導権を掌握。カターレはよく粘ったが同30分にMF内田宅哉のポストプレーに走り込んだ久保に決められ2点目を失った。
カターレは同33分に才藤が2度目の警告を受け退場。同40分に左からのアーリークロスにJ初出場のFW西晃佑が飛び込み、同44分にはスルーパスで抜け出したMF佐々木陽次がシュートを放ったがゴールは生まれず、今季初の無得点で終えた。
キャプテンのDF今瀬淳也は「後半の入りで(守りが)緩くなり失点した。あのような開始すぐの失点はチームの勢いをころしてしまう。防げた失点だと思うし、前半がよかっただけにもったいない」と振り返る。複数失点するゲームが続いており、次節の沼津戦までに立て直しが必要だ。
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