第3節 富山×C大阪U-23 マッチレポート■元気なく連勝逃す
- 2018/03/22
- 11:34
【第3節 富山1―2C大阪U-23 ▽得点者:前半15分・米澤(C)、後半24分・中島(C)、同30分・今瀬(富)】
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
完敗だった。終始相手ペースで進み、上回る部分をなかなか見いだせなかった。今節では昨季優勝の秋田もG大阪U-23に敗れた。参戦3年目になるU-23の3チームが今季は台風の目になるかもしれない。
C大阪U-23は秋田に敗れた初戦の反省を生かした。秋田と同系のロングボールの多いチームとカターレを捉えて対策を実行。FW米澤令衣ら前線の選手が最終ラインにしっかりプレスをかけてフィードの精度を下げさせるとともに、セカンドボールを拾う意識を高くもってプレーした。
早い時間帯に先制点が挙がったことも若い彼らを勇気づけたはずだ。前半15分、左からのFKがゴール前の混戦になり、こぼれ球を米澤が蹴り込んだ。
カターレは開始3分に、今季初先発のMF前嶋洋太のクロスが中央のFW遠藤敬佑に入って好機を迎えたがシュートはGK正面を突いた。しかし、リードを許した後は攻撃ルートが見つからないもどかしい状況が続いた。両ウイングバック(WB)にボールを付けた時にC大阪U-23にきっちり対応され、前線にボールが入る場面も少なかった。
後半から右WBに進藤誠司を入れるなどして攻勢を強めたが、逆に相手カウンターを浴びてゴールを脅かされるシーンも増えた。同10分、同19分には強烈なシュートが次々とGK永井堅梧を襲う。好セーブでしのいだが、好機を確実にシュートまで持ち込む相手の精度の高さが目を引いた。
C大阪U-23は同24分に追加点を奪取。右サイドの3対3の局面からパス交換でDF沖野将基が突破してゴールライン近くからマイナス方向に折り返すと、走り込んだボランチ中島元彦が決めた。
カターレは同30分にCKのこぼれ球をDF今瀬淳也が蹴り込み1点差に迫る。DF谷奥健四郎をFWに上げてパワープレーにでて、何度かチャンスはつくったが同点ゴールは生まれずタイムアップとなった。
カターレは開幕から3試合を消化し、攻守ともに発展途上にあることがはっきりした。MF差波優人は「(攻撃について)後ろのつなぎでは良いシーンもあったが、前とのつながりを少し欠いた。きょうも良いシーンはあったので、改善できるように準備していきたい。できていた部分もあるので、そこを増やしていくのが大事。まだ3試合。改善する時間はある」と話す。進藤は「長いシーズンなので、この1敗を次につなげなければいけない。きょうでた課題をみんなで分析して、『もう負けない』という気持ちでやりたい」。我慢強く、根気強く取り組んでいかなければならないだろう。
■今節の入場者数1,602人はJ入会後のホームゲーム最少
◇カターレ富山 ホームゲーム歴代最少入場者数
(1)1,602人 2018年03月21日 J3第3節●1-2C大23(県総)
(2)1,692人 2012年03月25日 J2第5節●2-3北九州(県総)
(3)1,716人 2011年06月29日 J2第2節●0-2徳島(県総)
(4)1,862人 2009年04月15日 J2第8節●1-2水戸(県総)
(5)1,870人 2015年09月20日 J3第29節△1-1福島(桃山)
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
完敗だった。終始相手ペースで進み、上回る部分をなかなか見いだせなかった。今節では昨季優勝の秋田もG大阪U-23に敗れた。参戦3年目になるU-23の3チームが今季は台風の目になるかもしれない。
C大阪U-23は秋田に敗れた初戦の反省を生かした。秋田と同系のロングボールの多いチームとカターレを捉えて対策を実行。FW米澤令衣ら前線の選手が最終ラインにしっかりプレスをかけてフィードの精度を下げさせるとともに、セカンドボールを拾う意識を高くもってプレーした。
早い時間帯に先制点が挙がったことも若い彼らを勇気づけたはずだ。前半15分、左からのFKがゴール前の混戦になり、こぼれ球を米澤が蹴り込んだ。
カターレは開始3分に、今季初先発のMF前嶋洋太のクロスが中央のFW遠藤敬佑に入って好機を迎えたがシュートはGK正面を突いた。しかし、リードを許した後は攻撃ルートが見つからないもどかしい状況が続いた。両ウイングバック(WB)にボールを付けた時にC大阪U-23にきっちり対応され、前線にボールが入る場面も少なかった。
後半から右WBに進藤誠司を入れるなどして攻勢を強めたが、逆に相手カウンターを浴びてゴールを脅かされるシーンも増えた。同10分、同19分には強烈なシュートが次々とGK永井堅梧を襲う。好セーブでしのいだが、好機を確実にシュートまで持ち込む相手の精度の高さが目を引いた。
C大阪U-23は同24分に追加点を奪取。右サイドの3対3の局面からパス交換でDF沖野将基が突破してゴールライン近くからマイナス方向に折り返すと、走り込んだボランチ中島元彦が決めた。
カターレは同30分にCKのこぼれ球をDF今瀬淳也が蹴り込み1点差に迫る。DF谷奥健四郎をFWに上げてパワープレーにでて、何度かチャンスはつくったが同点ゴールは生まれずタイムアップとなった。
カターレは開幕から3試合を消化し、攻守ともに発展途上にあることがはっきりした。MF差波優人は「(攻撃について)後ろのつなぎでは良いシーンもあったが、前とのつながりを少し欠いた。きょうも良いシーンはあったので、改善できるように準備していきたい。できていた部分もあるので、そこを増やしていくのが大事。まだ3試合。改善する時間はある」と話す。進藤は「長いシーズンなので、この1敗を次につなげなければいけない。きょうでた課題をみんなで分析して、『もう負けない』という気持ちでやりたい」。我慢強く、根気強く取り組んでいかなければならないだろう。
■今節の入場者数1,602人はJ入会後のホームゲーム最少
◇カターレ富山 ホームゲーム歴代最少入場者数
(1)1,602人 2018年03月21日 J3第3節●1-2C大23(県総)
(2)1,692人 2012年03月25日 J2第5節●2-3北九州(県総)
(3)1,716人 2011年06月29日 J2第2節●0-2徳島(県総)
(4)1,862人 2009年04月15日 J2第8節●1-2水戸(県総)
(5)1,870人 2015年09月20日 J3第29節△1-1福島(桃山)
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