第2節 富山×藤枝 マッチレポート■劇的決勝点で今季初白星。Jリーグ100勝達成
- 2018/03/18
- 10:18
【第2節 富山2―1藤枝 ▽得点者:前半24分・遠藤(富)、後半27分・岩渕(藤)、同45分・代(富)】
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
後半45分、CKから決勝点を挙げて今季初勝利を手にした。実に昨年10月15日にホームであった第27節・藤枝戦(○4-2)以来となるリーグ戦8試合ぶりの白星だ。越年の宿題だったJリーグ通算100勝目もクリア。J2昇格の大目標に向けて、一歩目を踏み出した。
3トップは遠藤敬佑を頂点に、才藤龍治と初出場の新井瑞希を配置。これが当たった。
ロングボールを前線に送るシンプルだが力強い攻めで藤枝に圧力をかける。開始13分、右サイドから新井が仕掛けて相手DFの股を抜くラストパスを供給、角度のない位置から遠藤が枠内にシュートを飛ばした。続く16分にも遠藤がDFと駆け引きしながらフィードを収めて新井へ送り好機をつくった。
開幕戦の出来を反省して強めた前線からのプレスも効き、敵陣でボールを奪い返して2次、3次攻撃を繰り出す。23分、相手守備陣のパスミスからの流れで先制点を奪った。ゴール前中央にこぼれたボールを才藤がワンタッチで遠藤の足もとに付ける。裏に抜けてGKと1対1になった遠藤は落ち着いてゴール左へ流し込んだ。
追う立場になった藤枝はボランチの水野泰輔が司令塔になり、ボールをまわしながら攻撃を組み立てようとする。しかし、もうひとつリズムに乗れないまま前半を終えた。
藤枝は後半に入ってからもしばらくはカターレのプレスに苦しんだが、同25分を過ぎると主導権を掌握。内、外、内とパスを出し入れしながら揺さぶる彼ららしい攻めが見られるようになり、26分には右サイドからのクロスを水野が落としてMF越智亮介が走り込んで狙う。直後に今度は左サイドから途中出場のDF光永祐也が運び、受けたFW岩渕良太がドリブルで切り込みながら右足を振り、これがゴール左隅に決まって追い付いた。
同32分にも光永が左から突破し、最後はペナルティーエリア内から水野がフリーで狙う。だが、シュートが浮いてカターレは命拾いした。
押され気味のカターレだったが、44分と45分に左サイドからのクロスに逆サイドからウイングバック進藤誠司が飛び込むかたちでゴールに迫った。2度目のシーンはこぼれ球をMF稲葉修土がシュートして右CKを獲得。これが勝ち越し点につながった。MF差波優人のキックを初先発だったDF谷奥健四郎がニアで合わせ、ファーに流れた浮き球を代健司が頭で押し込んだ。
今季はセットプレーを得点源とするべく念入りにトレーニングを重ねている。はやくも成果がでたかたち。先制点もチームとして狙っている敵陣でのボール奪取から生まれた。ひやっとした場面はあったが、勝利はフロックではない。弾みをつけて4日後の21日にホームで行われる次節・C大阪U-23戦、さらに中3日で行われるFC東京U-23戦に挑む。
★カターレのJ通算成績は100勝88分163敗となっています。
(J2、J3での成績など詳細はJリーグデータサイトのこちらのページを参照ください)
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
後半45分、CKから決勝点を挙げて今季初勝利を手にした。実に昨年10月15日にホームであった第27節・藤枝戦(○4-2)以来となるリーグ戦8試合ぶりの白星だ。越年の宿題だったJリーグ通算100勝目もクリア。J2昇格の大目標に向けて、一歩目を踏み出した。
3トップは遠藤敬佑を頂点に、才藤龍治と初出場の新井瑞希を配置。これが当たった。
ロングボールを前線に送るシンプルだが力強い攻めで藤枝に圧力をかける。開始13分、右サイドから新井が仕掛けて相手DFの股を抜くラストパスを供給、角度のない位置から遠藤が枠内にシュートを飛ばした。続く16分にも遠藤がDFと駆け引きしながらフィードを収めて新井へ送り好機をつくった。
開幕戦の出来を反省して強めた前線からのプレスも効き、敵陣でボールを奪い返して2次、3次攻撃を繰り出す。23分、相手守備陣のパスミスからの流れで先制点を奪った。ゴール前中央にこぼれたボールを才藤がワンタッチで遠藤の足もとに付ける。裏に抜けてGKと1対1になった遠藤は落ち着いてゴール左へ流し込んだ。
追う立場になった藤枝はボランチの水野泰輔が司令塔になり、ボールをまわしながら攻撃を組み立てようとする。しかし、もうひとつリズムに乗れないまま前半を終えた。
藤枝は後半に入ってからもしばらくはカターレのプレスに苦しんだが、同25分を過ぎると主導権を掌握。内、外、内とパスを出し入れしながら揺さぶる彼ららしい攻めが見られるようになり、26分には右サイドからのクロスを水野が落としてMF越智亮介が走り込んで狙う。直後に今度は左サイドから途中出場のDF光永祐也が運び、受けたFW岩渕良太がドリブルで切り込みながら右足を振り、これがゴール左隅に決まって追い付いた。
同32分にも光永が左から突破し、最後はペナルティーエリア内から水野がフリーで狙う。だが、シュートが浮いてカターレは命拾いした。
押され気味のカターレだったが、44分と45分に左サイドからのクロスに逆サイドからウイングバック進藤誠司が飛び込むかたちでゴールに迫った。2度目のシーンはこぼれ球をMF稲葉修土がシュートして右CKを獲得。これが勝ち越し点につながった。MF差波優人のキックを初先発だったDF谷奥健四郎がニアで合わせ、ファーに流れた浮き球を代健司が頭で押し込んだ。
今季はセットプレーを得点源とするべく念入りにトレーニングを重ねている。はやくも成果がでたかたち。先制点もチームとして狙っている敵陣でのボール奪取から生まれた。ひやっとした場面はあったが、勝利はフロックではない。弾みをつけて4日後の21日にホームで行われる次節・C大阪U-23戦、さらに中3日で行われるFC東京U-23戦に挑む。
★カターレのJ通算成績は100勝88分163敗となっています。
(J2、J3での成績など詳細はJリーグデータサイトのこちらのページを参照ください)
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