【第2節vs藤枝プレビュー】地元での初舞台。本領発揮なるか
- 2018/03/16
- 14:06
ホームに戻って今季初勝利を目指す。琉球との開幕戦は敗れただけでなく、ゲーム内容にも選手たちは納得がいってないようだ。パフォーマンスを一段階上げて、地元のサポーターにはつらつした姿を披露したい。
今週のトレーニングでは初戦の反省点を踏まえて「守備のところ、攻撃のところでやるべきことを確認している」(浮氣哲郎監督)。3失点した守りでは「前線からスイッチを入れていく場面が少なかった」と捉えて修正を図った。攻撃面では、3得点した後半のように、シンプルに「ゴールに向かっていく」かたちを意識づけしている。
今季目指すサッカーを表すキーワードとしては「全員攻撃・全員守備」「ボールを奪いにいく守り」「ゴールに向かっていく攻め」「ハードワーク」「球際の強さ」「アグレッシブさ」などが挙げられる。地元でのお披露目となる今回、理想像の一端を示してほしい。
対する藤枝は昨季、カターレと同じ勝点47で並び得失点差で上回って7位だった。地元の支援を受けて経営体制を整備し、将来的なJ2参入に向けて飛躍を誓う。
※参考:静岡新聞記事 http://www.at-s.com/sports/article/shizuoka/myfc/453144.html
地元での開幕戦で長野を1-0で下し、J3参戦後初めての開幕2連勝を狙っている。
その長野戦では先発のうち9人が新加入選手だったが、チームの完成度は高く、終始押し気味に進めてゲーム内容は「快勝」と呼べるほど上々だった。0-0で迎えた後半24分にPKを獲得すると同時に相手を退場で数的不利に追い込む。PKは失敗したが、同36分に決勝点を挙げて勝ち切った。
4年目の大石篤人監督のもと、今季もハイライン&ハイプレスからの攻撃的なパスサッカーが基本。確固たるスタイルがあるぶん、それに適した選手が集まり、戦術の浸透も早いのだろう。
他のJ3クラブで主力を張った選手らが加入して戦力値もアップしている。鳥取からGK杉本拓也とDF秋山貴嗣が加わるなど守備陣が一新されて強度が上がっているのが大きい。[3-4-2-1]のワントップに盛岡の中心選手だったFW谷口堅三、ツーシャドーの一角にも前盛岡のFW岩渕良太が入る。沼津から新加入の右ウイングバック小牧成亘は開幕戦で活躍が目立ったひとり。選手名鑑では利き足は「右」となっているが、左足からのクロスでFW渡辺亮太(前沼津)の決勝点をアシストし、カットインして際どいミドルシュートも放っていた。
昨季まで2季にわたり藤枝に在籍したFW遠藤敬佑に聞くと、「昨年に比べるとゴール前の崩しはシンプルになっている感じ」だという。フィードで谷口に当ててからの連係など攻撃のバリエーションは増えているとみられる。
互いに同じフォーメーションでぶつかることになる。浮氣監督は「球際やセカンドボールの争奪戦で負けないことが大事」と話す。そのうえで両チームとも相手の背後は狙ってくるだろう。そのタイミングや精度、抜け出してからの決定力が問われる。カターレでは中盤のかじ取り役であるMF差波優人の視野の広さ、配球力に注目したい。互いに押し込まれた状態からでも相手の裏を突き、攻守が一気に転換するダイナミックな展開があり得るだけに目が離せない。
★ホーム開幕戦は最近3年負けなし
これまでカターレは開幕戦の成績が良く、2008年のJFL時代から昨年まで4勝5分1敗。今季が8年ぶりの黒星だった。
ホーム開幕戦の勝敗は08年から順に△●●●●○●○△○。J3降格後は2勝1分で負けなしとなっている。
※J’s GOALに新井瑞希選手、遠藤敬佑選手についての記事を寄稿しました。
https://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00063798/
https://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00060071/
今週のトレーニングでは初戦の反省点を踏まえて「守備のところ、攻撃のところでやるべきことを確認している」(浮氣哲郎監督)。3失点した守りでは「前線からスイッチを入れていく場面が少なかった」と捉えて修正を図った。攻撃面では、3得点した後半のように、シンプルに「ゴールに向かっていく」かたちを意識づけしている。
今季目指すサッカーを表すキーワードとしては「全員攻撃・全員守備」「ボールを奪いにいく守り」「ゴールに向かっていく攻め」「ハードワーク」「球際の強さ」「アグレッシブさ」などが挙げられる。地元でのお披露目となる今回、理想像の一端を示してほしい。
対する藤枝は昨季、カターレと同じ勝点47で並び得失点差で上回って7位だった。地元の支援を受けて経営体制を整備し、将来的なJ2参入に向けて飛躍を誓う。
※参考:静岡新聞記事 http://www.at-s.com/sports/article/shizuoka/myfc/453144.html
地元での開幕戦で長野を1-0で下し、J3参戦後初めての開幕2連勝を狙っている。
その長野戦では先発のうち9人が新加入選手だったが、チームの完成度は高く、終始押し気味に進めてゲーム内容は「快勝」と呼べるほど上々だった。0-0で迎えた後半24分にPKを獲得すると同時に相手を退場で数的不利に追い込む。PKは失敗したが、同36分に決勝点を挙げて勝ち切った。
4年目の大石篤人監督のもと、今季もハイライン&ハイプレスからの攻撃的なパスサッカーが基本。確固たるスタイルがあるぶん、それに適した選手が集まり、戦術の浸透も早いのだろう。
他のJ3クラブで主力を張った選手らが加入して戦力値もアップしている。鳥取からGK杉本拓也とDF秋山貴嗣が加わるなど守備陣が一新されて強度が上がっているのが大きい。[3-4-2-1]のワントップに盛岡の中心選手だったFW谷口堅三、ツーシャドーの一角にも前盛岡のFW岩渕良太が入る。沼津から新加入の右ウイングバック小牧成亘は開幕戦で活躍が目立ったひとり。選手名鑑では利き足は「右」となっているが、左足からのクロスでFW渡辺亮太(前沼津)の決勝点をアシストし、カットインして際どいミドルシュートも放っていた。
昨季まで2季にわたり藤枝に在籍したFW遠藤敬佑に聞くと、「昨年に比べるとゴール前の崩しはシンプルになっている感じ」だという。フィードで谷口に当ててからの連係など攻撃のバリエーションは増えているとみられる。
互いに同じフォーメーションでぶつかることになる。浮氣監督は「球際やセカンドボールの争奪戦で負けないことが大事」と話す。そのうえで両チームとも相手の背後は狙ってくるだろう。そのタイミングや精度、抜け出してからの決定力が問われる。カターレでは中盤のかじ取り役であるMF差波優人の視野の広さ、配球力に注目したい。互いに押し込まれた状態からでも相手の裏を突き、攻守が一気に転換するダイナミックな展開があり得るだけに目が離せない。
★ホーム開幕戦は最近3年負けなし
これまでカターレは開幕戦の成績が良く、2008年のJFL時代から昨年まで4勝5分1敗。今季が8年ぶりの黒星だった。
ホーム開幕戦の勝敗は08年から順に△●●●●○●○△○。J3降格後は2勝1分で負けなしとなっている。
※J’s GOALに新井瑞希選手、遠藤敬佑選手についての記事を寄稿しました。
https://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00063798/
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