【第1節vs琉球プレビュー】いきなり難敵と激突
- 2018/03/09
- 22:06
2018年シーズンがスタートする。開幕はアウェイに乗り込んでの琉球戦だ。
琉球は昨季過去最高の6位に食い込み、8位のカターレを上回った。昨年の審査で初めてJ2ライセンスを取得し、今季は昇格という明確な目標を掲げて開幕戦に臨む。カターレにとっては過去5分2敗と苦しめられている相手でもある。ライバルとの直接対決という意味でも今後を占う重要な一戦になる。
カターレの仕上がりは上々だ。
選手の過半数を入れ替え、在籍の26選手のうち14人が今季からの新顔。大雪の影響も重なり、戦術浸透の遅れが心配されたが、杞憂だったようだ。浮氣哲郎監督は「選手たちが意欲的にトレーニングに取り組んでくれた。みな理解力が高く、ピッチ内で話し合って問題を解決しようとしてくれる。昨季ずっと求めてきた姿が現時点で見えてきている」と話す。
平均年齢が下がって歳の近い若い選手が増えたのもプラスに働いているようで、GK永井堅梧は「課題に対し、一人ひとりがしゃべる機会が多い。チームの雰囲気が良い」と話した。
積雪の影響を避けるため、当初は昨季より期間を短く設定していた高知キャンプを急きょ1週間延長。練習試合では先月26日の磐田戦で1-0と勝利を収め、4日の松本戦でも1-1で引き分けた。上昇曲線を描きながら開幕を迎える。
昨季と同様に、アグレッシブな堅守速攻が基本スタイル。ハードワークと球際の強さにこだわり、守りでは自ら積極的にボールを奪いにいく。攻撃は縦へのスピードやサイドアタックからダイレクトにゴールを目指す。フォーメーションは練習試合で試みた[3-4-2-1]が濃厚だ。前掛かりに一気呵成にボールを奪いにいく時と、[5-4-1]で守りを固める時とのメリハリの効いた対応が可能。左右のウイングバックを軸にサイドを重視する攻撃面での狙いもある。今季の戦力構成も踏まえ、浮氣監督の目指すサッカーが具現化しやすい布陣と言えるかもしれない。
昨季は三浦泰年前監督時代のパスサッカーとの折衷を図りながらスタートしたが、今季はよりシンプルな戦い方で出発する。強みを磨くとともに、オプションを増やして肉付けしていかなければならない。後半戦で失速した昨季の轍を踏まないように。
琉球は金鍾成監督が3年目。主力選手が数人入れ替わっているが今季も「3-1で勝つ」攻撃的なパスサッカーを掲げて臨む。ゲームメーカーのMF田辺圭佑が熊本に移籍、FW田中恵太がレンタルバックで水戸に戻るなどし、代わって元日本代表のFW播戸竜二や昨季藤枝で13得点をマークした枝本雄一郎らが加わっている。
昨季まで3季にわたり琉球に在籍したFW才藤龍治は「サッカー選手として成長するために、厳しい環境に身を置こうと考えて移籍を決めた。今回は絶対に負けられない試合だと思っている。カターレはまだ琉球に勝っていない。自分が来たことで勝てたと言えるようにしたい。ゴールを取ります」と話す。才藤は練習試合でもエネルギッシュなプレーでチームにパワーを与えていた。調子が良さそうだ。古巣のサポーターも注目する中で大暴れを期待しよう。

沖縄に入りました。
空港からのモノレールの車内にもFC琉球の開幕戦を告知するポスターが掲示されていました。
地元の琉球新報には金監督やエースの富所選手が来場を呼び掛けている記事が。
また、2020年に向けて
Bリーグのゴールデンキングスのホームアリーナが建設予定だそうで、
関連のシンポジウムが開かれたことが大きく掲載されていました。
琉球は昨季過去最高の6位に食い込み、8位のカターレを上回った。昨年の審査で初めてJ2ライセンスを取得し、今季は昇格という明確な目標を掲げて開幕戦に臨む。カターレにとっては過去5分2敗と苦しめられている相手でもある。ライバルとの直接対決という意味でも今後を占う重要な一戦になる。
カターレの仕上がりは上々だ。
選手の過半数を入れ替え、在籍の26選手のうち14人が今季からの新顔。大雪の影響も重なり、戦術浸透の遅れが心配されたが、杞憂だったようだ。浮氣哲郎監督は「選手たちが意欲的にトレーニングに取り組んでくれた。みな理解力が高く、ピッチ内で話し合って問題を解決しようとしてくれる。昨季ずっと求めてきた姿が現時点で見えてきている」と話す。
平均年齢が下がって歳の近い若い選手が増えたのもプラスに働いているようで、GK永井堅梧は「課題に対し、一人ひとりがしゃべる機会が多い。チームの雰囲気が良い」と話した。
積雪の影響を避けるため、当初は昨季より期間を短く設定していた高知キャンプを急きょ1週間延長。練習試合では先月26日の磐田戦で1-0と勝利を収め、4日の松本戦でも1-1で引き分けた。上昇曲線を描きながら開幕を迎える。
昨季と同様に、アグレッシブな堅守速攻が基本スタイル。ハードワークと球際の強さにこだわり、守りでは自ら積極的にボールを奪いにいく。攻撃は縦へのスピードやサイドアタックからダイレクトにゴールを目指す。フォーメーションは練習試合で試みた[3-4-2-1]が濃厚だ。前掛かりに一気呵成にボールを奪いにいく時と、[5-4-1]で守りを固める時とのメリハリの効いた対応が可能。左右のウイングバックを軸にサイドを重視する攻撃面での狙いもある。今季の戦力構成も踏まえ、浮氣監督の目指すサッカーが具現化しやすい布陣と言えるかもしれない。
昨季は三浦泰年前監督時代のパスサッカーとの折衷を図りながらスタートしたが、今季はよりシンプルな戦い方で出発する。強みを磨くとともに、オプションを増やして肉付けしていかなければならない。後半戦で失速した昨季の轍を踏まないように。
琉球は金鍾成監督が3年目。主力選手が数人入れ替わっているが今季も「3-1で勝つ」攻撃的なパスサッカーを掲げて臨む。ゲームメーカーのMF田辺圭佑が熊本に移籍、FW田中恵太がレンタルバックで水戸に戻るなどし、代わって元日本代表のFW播戸竜二や昨季藤枝で13得点をマークした枝本雄一郎らが加わっている。
昨季まで3季にわたり琉球に在籍したFW才藤龍治は「サッカー選手として成長するために、厳しい環境に身を置こうと考えて移籍を決めた。今回は絶対に負けられない試合だと思っている。カターレはまだ琉球に勝っていない。自分が来たことで勝てたと言えるようにしたい。ゴールを取ります」と話す。才藤は練習試合でもエネルギッシュなプレーでチームにパワーを与えていた。調子が良さそうだ。古巣のサポーターも注目する中で大暴れを期待しよう。
◇
カターレ通信は今季もJ3での戦いをリポートして参ります。
降格した2015年からスタートして4年目に突入します。
引き続きお付き合いください。
降格した2015年からスタートして4年目に突入します。
引き続きお付き合いください。

沖縄に入りました。
空港からのモノレールの車内にもFC琉球の開幕戦を告知するポスターが掲示されていました。
地元の琉球新報には金監督やエースの富所選手が来場を呼び掛けている記事が。
また、2020年に向けて
Bリーグのゴールデンキングスのホームアリーナが建設予定だそうで、
関連のシンポジウムが開かれたことが大きく掲載されていました。
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