第10節 富山×YS横浜 富山・岸野靖之監督の会見コメント
- 2015/05/06
- 16:40
★質疑内容を追加しました
●富山・岸野靖之監督
なんとか勝点3をとることができた。前半の早い段階で得点することができ、もっとゲームをコントロールしなければいけないのだが、(プレーの)スピードが上がった時に技術のなさがでてしまう。前線からプレッシャーをかけて相手がミスし2点目を奪って楽になったが、まだまだ力がないと思った。
(3点目を狙った)PKは本来なら北井が蹴るのだが、PKをとった馬渡が自分に蹴らせてほしいと言ったようだ。ホームでのデビュー戦でもうひとつ上にいこうと思って蹴ったのだろうが、まだ調子に乗るなということ。その後も臆することなくプレーしていたから、これからまた頑張ってほしい。
Q:2013年11月のJ2第38-39節以来の連勝だが、実は2試合連続の無失点も2013年9月の第32-33節以来。守備の評価を聞かせてほしい。
失点が多かったチームだが、守備の仕方が少しだけ整理されつつあるのかなとは思う。J3は個ではがす力をもっているチームが少ないから、うまく組織で守れるようにしたい。少し進んだとは思う。勝手に動いてギャップをつくってしまうような判断ミスも少し減ってきている。ゴール前で最後までプレーするというところでも足は止まらなくなってきた。しかし、相手に助けられているのも多くある。結果的に無失点で終われたが、ペナルティーエリア内に入られないようにする、マイボールを失わないようにするなどの点をもっと高めないと勝ってはいけない。
Q:得点シーンについて。
北井がチャレンジして押し込むだけの好機をつくった。あのような場面はもっと増やしてほしい。ゴールにボールを入れる才能は特別なもの。しかしこのチームにはゲッターがいない。もっとゴール前で余裕がもてるように、みんなで相手の守りを緩める仕掛けを増やしていきたい。これまでペナルティーエリアまで運ぶ精度が低かったが、きょうは何回かできた。まだ(ゴール前で)勝手に慌てちゃっているようにみえる。これはハーフタイムにも言ったのだが、まわりが見えていないからプレッシャーをかけられて慌ててしまう。ワンタッチではなくツータッチしてしまう、次が遅くなって失ってしまう。もっと(好機を)大事にしてほしい。
2点目のようなことは年に何回もあることではない。頑張ってプレッシャーをかけて相手が慌ててくれた。いかなきゃ慌てなかった。中西がよい判断をしたのと、あそこにプレッシャーにいけるポジショニングをみんなでしたということ。ポジショニングは少し理解して良くなっている。ただし相手がそんなに速いパスワークで崩しにきたわけではなく、助けてもらった部分はある。
Q:馬渡選手に何度も声を掛けていたが何を伝えていたのか。
役割はボールへのアタック、ポジションのカバー、展開。それの修正。前半はできていなかった。ホームでのデビュー戦でこれまで彼がお世話になった人が多く見に来ていただろうし、ボールボーイもカターレU-18(の後輩たち)だった。それらも分かったうえできょうはプレーしなければならなかった。前半はプレーが遅く、展開もなかった。ここでできないのが今の力であり、どうするかは自分次第。後半どれだけ修正できるかだと思って話していた。ただし、きょうはどんなに悪くても途中で代えるつもりはなかった。ここでやり切らなければ分からないものがあると思っていたから。
後半は前半よりもゴール前に入っていくシーンも多かった。展開は何回かしかなかったが前半よりもボールに絡もうとはしていて仕事をしようとはしていた。18歳だが、もっとできる18歳はごまんといる。次に向けてちゃんと自己分析してあすから練習してほしい。
Q:「チームの成長スピードを上げなければいけない」と常に口にしている。連勝することができ、少しは上がったと言えるだろうか。
まだ上がってない。見ての通り。ただ、守るところの全体の統一感はちょこっと上がった。一生懸命にやっているが状況判断やボールの精度、ボール扱いの正確性はまだまだ。あれだけ簡単にボールを失っては、これからもっと暑くなって厳しい試合が多くあると思うと難しい。上にいくチームはそんなに簡単にボールをくれない。うちは簡単に相手にわたしている。そこを向上させないとチームの成長スピードは上がっていかないと思う。あすや次節で良くなることはない。ちょっとずつ、無失点に抑える確実さをつけていけばそこのところもついてくるのかなぁと思う。まだ自信もない。もっと勝つ、守れるという計算ができるようになればもっと成長スピードは上がる。
●富山・岸野靖之監督
なんとか勝点3をとることができた。前半の早い段階で得点することができ、もっとゲームをコントロールしなければいけないのだが、(プレーの)スピードが上がった時に技術のなさがでてしまう。前線からプレッシャーをかけて相手がミスし2点目を奪って楽になったが、まだまだ力がないと思った。
(3点目を狙った)PKは本来なら北井が蹴るのだが、PKをとった馬渡が自分に蹴らせてほしいと言ったようだ。ホームでのデビュー戦でもうひとつ上にいこうと思って蹴ったのだろうが、まだ調子に乗るなということ。その後も臆することなくプレーしていたから、これからまた頑張ってほしい。
Q:2013年11月のJ2第38-39節以来の連勝だが、実は2試合連続の無失点も2013年9月の第32-33節以来。守備の評価を聞かせてほしい。
失点が多かったチームだが、守備の仕方が少しだけ整理されつつあるのかなとは思う。J3は個ではがす力をもっているチームが少ないから、うまく組織で守れるようにしたい。少し進んだとは思う。勝手に動いてギャップをつくってしまうような判断ミスも少し減ってきている。ゴール前で最後までプレーするというところでも足は止まらなくなってきた。しかし、相手に助けられているのも多くある。結果的に無失点で終われたが、ペナルティーエリア内に入られないようにする、マイボールを失わないようにするなどの点をもっと高めないと勝ってはいけない。
Q:得点シーンについて。
北井がチャレンジして押し込むだけの好機をつくった。あのような場面はもっと増やしてほしい。ゴールにボールを入れる才能は特別なもの。しかしこのチームにはゲッターがいない。もっとゴール前で余裕がもてるように、みんなで相手の守りを緩める仕掛けを増やしていきたい。これまでペナルティーエリアまで運ぶ精度が低かったが、きょうは何回かできた。まだ(ゴール前で)勝手に慌てちゃっているようにみえる。これはハーフタイムにも言ったのだが、まわりが見えていないからプレッシャーをかけられて慌ててしまう。ワンタッチではなくツータッチしてしまう、次が遅くなって失ってしまう。もっと(好機を)大事にしてほしい。
2点目のようなことは年に何回もあることではない。頑張ってプレッシャーをかけて相手が慌ててくれた。いかなきゃ慌てなかった。中西がよい判断をしたのと、あそこにプレッシャーにいけるポジショニングをみんなでしたということ。ポジショニングは少し理解して良くなっている。ただし相手がそんなに速いパスワークで崩しにきたわけではなく、助けてもらった部分はある。
Q:馬渡選手に何度も声を掛けていたが何を伝えていたのか。
役割はボールへのアタック、ポジションのカバー、展開。それの修正。前半はできていなかった。ホームでのデビュー戦でこれまで彼がお世話になった人が多く見に来ていただろうし、ボールボーイもカターレU-18(の後輩たち)だった。それらも分かったうえできょうはプレーしなければならなかった。前半はプレーが遅く、展開もなかった。ここでできないのが今の力であり、どうするかは自分次第。後半どれだけ修正できるかだと思って話していた。ただし、きょうはどんなに悪くても途中で代えるつもりはなかった。ここでやり切らなければ分からないものがあると思っていたから。
後半は前半よりもゴール前に入っていくシーンも多かった。展開は何回かしかなかったが前半よりもボールに絡もうとはしていて仕事をしようとはしていた。18歳だが、もっとできる18歳はごまんといる。次に向けてちゃんと自己分析してあすから練習してほしい。
Q:「チームの成長スピードを上げなければいけない」と常に口にしている。連勝することができ、少しは上がったと言えるだろうか。
まだ上がってない。見ての通り。ただ、守るところの全体の統一感はちょこっと上がった。一生懸命にやっているが状況判断やボールの精度、ボール扱いの正確性はまだまだ。あれだけ簡単にボールを失っては、これからもっと暑くなって厳しい試合が多くあると思うと難しい。上にいくチームはそんなに簡単にボールをくれない。うちは簡単に相手にわたしている。そこを向上させないとチームの成長スピードは上がっていかないと思う。あすや次節で良くなることはない。ちょっとずつ、無失点に抑える確実さをつけていけばそこのところもついてくるのかなぁと思う。まだ自信もない。もっと勝つ、守れるという計算ができるようになればもっと成長スピードは上がる。
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