【第33節vs鳥取プレビュー】最後まで全力
- 2017/11/24
- 18:13
今季も残り2試合となり、ホーム最終戦を迎える。目指していたJ2昇格が前節になくなり、勝利によって有終の美を飾れるかどうかに焦点が集まる。
選手の引退や契約満了が連日発表されている。寂しさを埋めるのは難しいけれど、得点や勝利によって選手たちが仲間やサポーターと喜びを分かち合うシーンを見たい。
24日は時折あられも交じる雨風の中で紅白戦を行い調整。浮氣哲郎監督は「なんとしても勝ちたい。攻撃的に、ボールを奪いにいく守備ができるようにと思いトレーニングをしてきた。この仲間で試合ができるのもあと2試合、いつも変わらず最後まで声援を送ってくれたサポーターのためにも、とにかく気持ちの入ったゲームをしたい」と話した。
21日に引退を発表したMF衛藤裕は「昨年のオフの時点で、今季J2に昇格できなければ引退しようと決めていた」と明かし、「プロとしてやってきた12年間に悔いはない。チームは連敗の苦しい状況にある。自分のプレーを多くの人に見せられるのも次のホームゲームだと思う。勝って終わり、残り試合を良い時間にしたい」と話した。
カターレのJリーグ入会後のホーム最終戦の成績は3勝2分3敗(2009年○2-0岡山、10年△3-3愛媛、11年●0-2横浜FC、12年○3-1水戸、13年●1-2岐阜、14年●0-3岡山、15年○2-1盛岡、16年△1-1相模原)となっている。
4位の鹿児島との勝点差は「3」。J3降格後ワーストの4連敗で7位まで後退しているが、一昨年の5位、昨年の6位を上回るチャンスはまだ十分にある。
対戦する鳥取は13戦勝ちなし(3分10敗)で最下位に沈んでいる。その分、勝利に対するモチベーションが非常に高いだけに、難しい相手といえる。前節は首位だった栃木とアウェイで1-1で引き分けた。今節のカターレ戦、ホームで迎える最終節の秋田戦で、7月23日の第18節・盛岡戦以来となる白星を狙っている。
[4-3-3]のフォーメーションで高い位置からボールを奪いにいき、パスをつないで攻めるスタイル。特にルーキーながら10得点を挙げている22歳のFW加藤潤也をはじめとする若いスリートップには勢いが感じられる。加藤はカターレのGK永井堅梧と同様に23歳以下の選手を対象とする「TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD」の候補30人にノミネートされている。20歳のFW沼大希はシュートへの積極性、パンチ力が光り、前節の栃木戦でもクロスバー直撃のミドルシュートを放っていた。彼らを引き立てているのがインサイドハーフの一角に入るテクニシャンの前田俊介。決定的な仕事をさせないように厳しいマークが必要だろう。
★GK永井堅梧選手が「TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD」の候補30人に選ばれています。投票の締め切りは26日です。
http://www.goal.com/jp/younggunsvoting/
同アワードについてはJリーグ公式サイトにもリンクが張られています。
選手の引退や契約満了が連日発表されている。寂しさを埋めるのは難しいけれど、得点や勝利によって選手たちが仲間やサポーターと喜びを分かち合うシーンを見たい。
24日は時折あられも交じる雨風の中で紅白戦を行い調整。浮氣哲郎監督は「なんとしても勝ちたい。攻撃的に、ボールを奪いにいく守備ができるようにと思いトレーニングをしてきた。この仲間で試合ができるのもあと2試合、いつも変わらず最後まで声援を送ってくれたサポーターのためにも、とにかく気持ちの入ったゲームをしたい」と話した。
21日に引退を発表したMF衛藤裕は「昨年のオフの時点で、今季J2に昇格できなければ引退しようと決めていた」と明かし、「プロとしてやってきた12年間に悔いはない。チームは連敗の苦しい状況にある。自分のプレーを多くの人に見せられるのも次のホームゲームだと思う。勝って終わり、残り試合を良い時間にしたい」と話した。
カターレのJリーグ入会後のホーム最終戦の成績は3勝2分3敗(2009年○2-0岡山、10年△3-3愛媛、11年●0-2横浜FC、12年○3-1水戸、13年●1-2岐阜、14年●0-3岡山、15年○2-1盛岡、16年△1-1相模原)となっている。
4位の鹿児島との勝点差は「3」。J3降格後ワーストの4連敗で7位まで後退しているが、一昨年の5位、昨年の6位を上回るチャンスはまだ十分にある。
対戦する鳥取は13戦勝ちなし(3分10敗)で最下位に沈んでいる。その分、勝利に対するモチベーションが非常に高いだけに、難しい相手といえる。前節は首位だった栃木とアウェイで1-1で引き分けた。今節のカターレ戦、ホームで迎える最終節の秋田戦で、7月23日の第18節・盛岡戦以来となる白星を狙っている。
[4-3-3]のフォーメーションで高い位置からボールを奪いにいき、パスをつないで攻めるスタイル。特にルーキーながら10得点を挙げている22歳のFW加藤潤也をはじめとする若いスリートップには勢いが感じられる。加藤はカターレのGK永井堅梧と同様に23歳以下の選手を対象とする「TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD」の候補30人にノミネートされている。20歳のFW沼大希はシュートへの積極性、パンチ力が光り、前節の栃木戦でもクロスバー直撃のミドルシュートを放っていた。彼らを引き立てているのがインサイドハーフの一角に入るテクニシャンの前田俊介。決定的な仕事をさせないように厳しいマークが必要だろう。
★GK永井堅梧選手が「TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD」の候補30人に選ばれています。投票の締め切りは26日です。
http://www.goal.com/jp/younggunsvoting/
同アワードについてはJリーグ公式サイトにもリンクが張られています。