第32節 富山×長野 富山・浮氣哲郎監督の会見コメント★質疑内容を追加
- 2017/11/19
- 17:49
【第32節 富山1―2長野 ▽得点者:前半36分・佐藤(富)、後半19分・西口(長)、同45+1分・勝又(長)】
★質疑内容を追加しました
●富山・浮氣哲郎監督
ここ何節か勝点3を届けられない中でも、きょうのこの悪天候の中で2000人近い方に来場いただいた。その思いに応えるために、勝点3を絶対に取らなければならなかった。勝点1も取れずに終わったことを非常に申し訳なく思う。
思い切りのよいセットプレーから先制点が取れて、相手の退場により数的優位にも立った。後半はしっかりと守備から入って、バランスを崩さずに追加点を狙おうとしたが、残念なかたちで失点し、どうしてもバランスを崩さざるを得なくなりカウンターでもう1点取られてしまった。やってはいけないかたちで逆転された。最後の最後も勝点3は狙いながらもバランスをとらなければならなかった。伝え切れなかった自分の力のなさを感じた。
Q:きょうでJ2復帰の可能性が消えた。サポーターに対して伝えることはあるか。
チームとしての目標であったJ2昇格がなくなってしまい申し訳なく思う。J2昇格を信じて、ずっと声を掛け続けていただいた。僕たちが苦しい時にも。そのおかげで勝点3を取れた試合がたくさんあった。なんとしても昇格をつかまなければならない、という思いでやってきたが達成できず本当に申し訳なく思う。
厳しい言葉をかけられるのは当然。それでも自分たちは残り2試合、勝点3を目指す以外にやるべきことはない。きちんと厳しい言葉を受け止めつつ、残り2試合に結果を出せるように準備していく。
Q:今季は後半戦で苦しんだ。なにが原因だったのだろうか。
これが正しいかは分からないが、うちはチームとしてきちんとした守備から、耐えて、ゴールに向かっていくという狙いで今季を始めた。前半戦はチーム一丸となって、そのかたちと結果を出せていた。中断期間以降に少し攻撃に力を入れていくと、攻撃するならバランスを崩してリスクを冒していかなければならないが、冒すリスクと、それをマネジメントするバランスというのが徐々にできなくなった。試合の終盤に点を取られる、逆転されるとかして修正し切れず、ここ何試合かは失点すると、自分たちを見失ってしまうような感じになっていた。
今週はもう一度、守備からしっかり入って1年間やってきたことを出していこうとした。しかし、きょうもそれをパフォーマンスとして出せなかった。自分の力のなさを感じている。
Q:きょうは追加点が奪えなかったのも響いた。
数的優位になり、相手は真ん中を固めて守ってくる。しっかり揺さぶりながらサイドアタックを狙った。クロスは上がっていたが、それがゴール前で合わなかった。ゴール前の動き、タイミングが少し足りなかった。一発で入らなくてもセカンド、サードのところで良いシーンをつくりシュートを振り抜けるようなところまでいっても慌ててしまうとか、雨でスリッピーな状態もあって、正確にゴールの中にボールを運べなかった。
Q:バランスをとることに課題があったという話だが、もう少し説明してほしい。
組織で守るので、後方の選手が攻撃に参加して人数が少なくなった時にそこを逆サイドでバランスをとるのか、もしくはボランチでバランスをとるのか。(失点して)少し追い掛ける状況になると、攻撃のことばかりになって、相手の選手がどういうふうにカウンターを狙ってきているのかを把握してリスクマネジメントするというのが、しっかりできなかった。
Q:「やり残した」と思うところはあるか。
悔いがあるとすればチームの目標である昇格を達成できなかったこと。積み重ねてきたものがあり、十分に自分たちでつかみ取れる位置にいたのにできなかった。全員をきちんと同じ方向に向けられなかったのではないか。これだけ頑張って、日々練習してきた選手が結果を出せなかったことが申し訳ない。また、ずっと応援してくれているサポーターはJ3で3回目の今季こそなんとしても(昇格してほしい)、という思いがあっただろう。達成することができなかったことが悔いの残るところ。
Q:現時点で続投のオファーはあるのか。
そこはクラブが決めること。クラブの考えに従う。来季うんぬんよりも今季残りの2試合をきちんと戦って、今季の良い時の富山らしさを発揮できるように準備していきたい。
Q:今季は外国人選手がいたが出場機会が少なかった。理由は。
クラブとして初めてブラジル人選手を獲得した。シンプルに言うと、けがの影響。けがの情報は発表しなかったので、なんで使わないの、と思った人もいただろう。多くのけがに悩まされ、復帰しかけてまたけがをしてしまうとか。みんな努力はしてくれていたが、それをしっかりピッチで戦える状況までもってこられなかった。
Q:初めてJリーグのチームを指揮してどう感じている。
プロである以上は結果を出さなければならない。対戦相手もこちらの良さを出さないようにし、ウイークポイントをどんどん突いてくる。そういうところで年間通して結果を出し続けられなかったことには自分の力のなさも感じた。多くの人の期待に応えられなかった責任は感じている。
★質疑内容を追加しました
●富山・浮氣哲郎監督
ここ何節か勝点3を届けられない中でも、きょうのこの悪天候の中で2000人近い方に来場いただいた。その思いに応えるために、勝点3を絶対に取らなければならなかった。勝点1も取れずに終わったことを非常に申し訳なく思う。
思い切りのよいセットプレーから先制点が取れて、相手の退場により数的優位にも立った。後半はしっかりと守備から入って、バランスを崩さずに追加点を狙おうとしたが、残念なかたちで失点し、どうしてもバランスを崩さざるを得なくなりカウンターでもう1点取られてしまった。やってはいけないかたちで逆転された。最後の最後も勝点3は狙いながらもバランスをとらなければならなかった。伝え切れなかった自分の力のなさを感じた。
Q:きょうでJ2復帰の可能性が消えた。サポーターに対して伝えることはあるか。
チームとしての目標であったJ2昇格がなくなってしまい申し訳なく思う。J2昇格を信じて、ずっと声を掛け続けていただいた。僕たちが苦しい時にも。そのおかげで勝点3を取れた試合がたくさんあった。なんとしても昇格をつかまなければならない、という思いでやってきたが達成できず本当に申し訳なく思う。
厳しい言葉をかけられるのは当然。それでも自分たちは残り2試合、勝点3を目指す以外にやるべきことはない。きちんと厳しい言葉を受け止めつつ、残り2試合に結果を出せるように準備していく。
Q:今季は後半戦で苦しんだ。なにが原因だったのだろうか。
これが正しいかは分からないが、うちはチームとしてきちんとした守備から、耐えて、ゴールに向かっていくという狙いで今季を始めた。前半戦はチーム一丸となって、そのかたちと結果を出せていた。中断期間以降に少し攻撃に力を入れていくと、攻撃するならバランスを崩してリスクを冒していかなければならないが、冒すリスクと、それをマネジメントするバランスというのが徐々にできなくなった。試合の終盤に点を取られる、逆転されるとかして修正し切れず、ここ何試合かは失点すると、自分たちを見失ってしまうような感じになっていた。
今週はもう一度、守備からしっかり入って1年間やってきたことを出していこうとした。しかし、きょうもそれをパフォーマンスとして出せなかった。自分の力のなさを感じている。
Q:きょうは追加点が奪えなかったのも響いた。
数的優位になり、相手は真ん中を固めて守ってくる。しっかり揺さぶりながらサイドアタックを狙った。クロスは上がっていたが、それがゴール前で合わなかった。ゴール前の動き、タイミングが少し足りなかった。一発で入らなくてもセカンド、サードのところで良いシーンをつくりシュートを振り抜けるようなところまでいっても慌ててしまうとか、雨でスリッピーな状態もあって、正確にゴールの中にボールを運べなかった。
Q:バランスをとることに課題があったという話だが、もう少し説明してほしい。
組織で守るので、後方の選手が攻撃に参加して人数が少なくなった時にそこを逆サイドでバランスをとるのか、もしくはボランチでバランスをとるのか。(失点して)少し追い掛ける状況になると、攻撃のことばかりになって、相手の選手がどういうふうにカウンターを狙ってきているのかを把握してリスクマネジメントするというのが、しっかりできなかった。
Q:「やり残した」と思うところはあるか。
悔いがあるとすればチームの目標である昇格を達成できなかったこと。積み重ねてきたものがあり、十分に自分たちでつかみ取れる位置にいたのにできなかった。全員をきちんと同じ方向に向けられなかったのではないか。これだけ頑張って、日々練習してきた選手が結果を出せなかったことが申し訳ない。また、ずっと応援してくれているサポーターはJ3で3回目の今季こそなんとしても(昇格してほしい)、という思いがあっただろう。達成することができなかったことが悔いの残るところ。
Q:現時点で続投のオファーはあるのか。
そこはクラブが決めること。クラブの考えに従う。来季うんぬんよりも今季残りの2試合をきちんと戦って、今季の良い時の富山らしさを発揮できるように準備していきたい。
Q:今季は外国人選手がいたが出場機会が少なかった。理由は。
クラブとして初めてブラジル人選手を獲得した。シンプルに言うと、けがの影響。けがの情報は発表しなかったので、なんで使わないの、と思った人もいただろう。多くのけがに悩まされ、復帰しかけてまたけがをしてしまうとか。みんな努力はしてくれていたが、それをしっかりピッチで戦える状況までもってこられなかった。
Q:初めてJリーグのチームを指揮してどう感じている。
プロである以上は結果を出さなければならない。対戦相手もこちらの良さを出さないようにし、ウイークポイントをどんどん突いてくる。そういうところで年間通して結果を出し続けられなかったことには自分の力のなさも感じた。多くの人の期待に応えられなかった責任は感じている。
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