【第32節vs長野プレビュー】ともに意地がある。熱戦を期待
- 2017/11/17
- 19:25
ホームに長野を迎える楽しみな一戦だ。昇格争いから脱落しても、ともに隣県のライバルには負けられない。意地がぶつかり合う。
カターレは前節に試合がなかったが、2位の秋田と3位の沼津がそろって敗れたため昇格の可能性がわずかに残った。今節は最後まであきらめない姿勢を示すチャンスだ。大暴れを期待しよう。
富山と同じ13時キックオフの他会場で秋田(vs福島)が勝つか引き分け、秋田が負けても沼津(vs琉球)が勝てば、カターレは勝ったとしても3位以下が決まる。それでも戦いから逃げることはできない。キャプテンのMF窪田良は「残り3試合に全力を尽くして3勝するのが自分たちのやるべきこと。そうすれば見えてくるものがあると思う」。FW苔口卓也は「勝利を目指してやるだけ」と話した。
長野は5日の前々節・藤枝戦で敗れてJ2昇格の望みを絶たれた。浅野哲也監督のもと戦力は充実していたが、昨季と同様に得点が伸び悩んだ。ここまで総失点はリーグ2位の23で守りは堅かった。しかし総得点もリーグ13位の31と少ない(参考:カターレは35得点・29失点)。藤枝と福島に2連敗するなど中位から下位にかけてのチームから勝点を取りこぼし、開幕2連勝で首位に立ったのを最後に一度も2位以内に浮上できなかった。
昇格の夢は潰えても、前節の沼津戦はサポーターの声援に応える好パフォーマンスを披露した。今季目指してきたパスサッカーが機能して前半のうちに先制点を挙げ、後半は堅守で危なげなく逃げ切る長野らしいゲーム運びだった。「勝たなければならない」という重圧から解放されたことも大きいのだろう。
カターレは0-4で敗れた前々節・秋田戦から守りの改善に取り組んできた。3連敗中でこの間に計9失点している。浮氣哲郎監督は「積み上げてきたはずの守備のところで緩みがあった。攻守の切り替え、ファーストアプローチの質や間合いなどを確認した」と話す。攻めから守りへの切り替えだけでなく、守りから攻めへの素早くスムーズな移行にも意識してトレーニングをしてきたという。12日の金沢とのトレーニングマッチでは、これがうまくいって相手陣でプレーする時間が長かった。それらの成果が試される。
長野のパスまわしには手こずるだろうが、我慢強く対応しながら主導権を握りたい。浮氣監督は「長野は同じ北信越地区のクラブで勝点でも競っている。前節をみるに調子も上がってきているようなので、全力を出して今の長野に勝ちたい」と話した。
※
今週末の18日、19日には福井県でU-18北信越プリンスリーグ参入戦があり、富山からはカターレU-18と富山第一高校セカンドが出場。カターレU-18は初の昇格を目指します。こちらの結果にも注目。
詳しくは以下の北信越サッカー協会HPを御覧ください
http://www.hokushinetsu-fa.football/site/u-18/princeleague/
カターレは前節に試合がなかったが、2位の秋田と3位の沼津がそろって敗れたため昇格の可能性がわずかに残った。今節は最後まであきらめない姿勢を示すチャンスだ。大暴れを期待しよう。
富山と同じ13時キックオフの他会場で秋田(vs福島)が勝つか引き分け、秋田が負けても沼津(vs琉球)が勝てば、カターレは勝ったとしても3位以下が決まる。それでも戦いから逃げることはできない。キャプテンのMF窪田良は「残り3試合に全力を尽くして3勝するのが自分たちのやるべきこと。そうすれば見えてくるものがあると思う」。FW苔口卓也は「勝利を目指してやるだけ」と話した。
長野は5日の前々節・藤枝戦で敗れてJ2昇格の望みを絶たれた。浅野哲也監督のもと戦力は充実していたが、昨季と同様に得点が伸び悩んだ。ここまで総失点はリーグ2位の23で守りは堅かった。しかし総得点もリーグ13位の31と少ない(参考:カターレは35得点・29失点)。藤枝と福島に2連敗するなど中位から下位にかけてのチームから勝点を取りこぼし、開幕2連勝で首位に立ったのを最後に一度も2位以内に浮上できなかった。
昇格の夢は潰えても、前節の沼津戦はサポーターの声援に応える好パフォーマンスを披露した。今季目指してきたパスサッカーが機能して前半のうちに先制点を挙げ、後半は堅守で危なげなく逃げ切る長野らしいゲーム運びだった。「勝たなければならない」という重圧から解放されたことも大きいのだろう。
カターレは0-4で敗れた前々節・秋田戦から守りの改善に取り組んできた。3連敗中でこの間に計9失点している。浮氣哲郎監督は「積み上げてきたはずの守備のところで緩みがあった。攻守の切り替え、ファーストアプローチの質や間合いなどを確認した」と話す。攻めから守りへの切り替えだけでなく、守りから攻めへの素早くスムーズな移行にも意識してトレーニングをしてきたという。12日の金沢とのトレーニングマッチでは、これがうまくいって相手陣でプレーする時間が長かった。それらの成果が試される。
長野のパスまわしには手こずるだろうが、我慢強く対応しながら主導権を握りたい。浮氣監督は「長野は同じ北信越地区のクラブで勝点でも競っている。前節をみるに調子も上がってきているようなので、全力を出して今の長野に勝ちたい」と話した。
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今週末の18日、19日には福井県でU-18北信越プリンスリーグ参入戦があり、富山からはカターレU-18と富山第一高校セカンドが出場。カターレU-18は初の昇格を目指します。こちらの結果にも注目。
詳しくは以下の北信越サッカー協会HPを御覧ください
http://www.hokushinetsu-fa.football/site/u-18/princeleague/
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