【第10節vsYS横浜プレビュー】2年ぶり連勝へ今季3度目の挑戦
- 2015/05/05
- 17:04
5連戦は後半に突入し、カターレは連勝をかけて10位のYSCC横浜と対戦する。連勝へのチャレンジは今季3度目。2013年11月の第39節で東京Vを下して2連勝を飾って以来の連勝を目指す。“三度目の正直”で、チームを軌道に乗せたい。
試合前日の5日はセットプレーの確認をした後、サイドからのクロスに合わせるシュート練習でトレーニングを締めくくった。「良いクロスを上げる、人数をかける、こぼれ球に詰めるといった意識を各人がしっかり持って、全員で点を取らなければいけない」と岸野靖之監督は話す。これまでの全8試合のうち5試合で得点を挙げているがいずれも1点止まり。前節の長野戦をはじめ今季の3勝はいずれもその1点を守り切ったものだ。今回も相手より先に得点することで勝利に近づきたい。
岸野監督は前節・長野戦後の会見で「今の我々はできることをしたたかにやり勝点3を取っていくしかない」と話した。第5節の山口戦まではキャンプから取り組んできた前から奪いにいく守りや、つなぐ攻撃にこだわった。しかし、力試しの結果は1勝1分3敗。その後は昨季からの悪い流れを断ち切れていない状況も踏まえ、より現実的な戦い方へとかじを切っている。ストロングポイントである前線のスピードや高さを生かすために素早く縦に送るシンプルな攻め、リードを守り切るためのゾーンディフェンスなどがそうだ。序盤にセットプレーから奪った1点で勝ち切った前節の戦いは象徴的だった。負け癖を払拭できていない今のカターレには勝利が一番の薬。自信をつけチームが成長することに期待しよう。
MF大西容平は「守備はある程度できるようになっているから先に点を取ることが大事。失点せず、攻撃で自分たちの時間を増やしていけるようにしたい」。GK江角浩司は「連勝しなければ上にはいけない。今季3度目の挑戦になるここでジンクスのようなものを破らなければいけない」と話した。
YS横浜は前節の山口戦に0-1で敗れて4戦勝ちなし(2分2敗)。しかし、その山口戦では首位に立つ相手を上回る11本のシュートを放った。第6節・盛岡戦では終了直前に追い付き2-2のドローに持ち込む粘りもみせている。
昨季は最下位の12位。J3の中ではパスをつないで攻めようという意識が強いチームのひとつだ。FW吉田明生が昨季10得点、FW友澤剛気が同5得点を挙げている。
YSCCはヨコハマスポーツ&カルチャークラブの略。NPO法人による総合型地域スポーツクラブで、その中核チームがJ3に参戦しているかたちになる。クラブのルーツは1964年に横浜市中区で創設されたスポーツ少年団。その後、全日空の支援を受け「トライスターサッカークラブ」などとして活動した時期もあるという。86年に地域密着を目指したYSCCとして生まれ変わり、20周年の2006年からサッカー以外のスポーツにも活動を広げてバドミントン、バスケットボールなどの教室を開催している。
試合前日の5日はセットプレーの確認をした後、サイドからのクロスに合わせるシュート練習でトレーニングを締めくくった。「良いクロスを上げる、人数をかける、こぼれ球に詰めるといった意識を各人がしっかり持って、全員で点を取らなければいけない」と岸野靖之監督は話す。これまでの全8試合のうち5試合で得点を挙げているがいずれも1点止まり。前節の長野戦をはじめ今季の3勝はいずれもその1点を守り切ったものだ。今回も相手より先に得点することで勝利に近づきたい。
岸野監督は前節・長野戦後の会見で「今の我々はできることをしたたかにやり勝点3を取っていくしかない」と話した。第5節の山口戦まではキャンプから取り組んできた前から奪いにいく守りや、つなぐ攻撃にこだわった。しかし、力試しの結果は1勝1分3敗。その後は昨季からの悪い流れを断ち切れていない状況も踏まえ、より現実的な戦い方へとかじを切っている。ストロングポイントである前線のスピードや高さを生かすために素早く縦に送るシンプルな攻め、リードを守り切るためのゾーンディフェンスなどがそうだ。序盤にセットプレーから奪った1点で勝ち切った前節の戦いは象徴的だった。負け癖を払拭できていない今のカターレには勝利が一番の薬。自信をつけチームが成長することに期待しよう。
MF大西容平は「守備はある程度できるようになっているから先に点を取ることが大事。失点せず、攻撃で自分たちの時間を増やしていけるようにしたい」。GK江角浩司は「連勝しなければ上にはいけない。今季3度目の挑戦になるここでジンクスのようなものを破らなければいけない」と話した。
YS横浜は前節の山口戦に0-1で敗れて4戦勝ちなし(2分2敗)。しかし、その山口戦では首位に立つ相手を上回る11本のシュートを放った。第6節・盛岡戦では終了直前に追い付き2-2のドローに持ち込む粘りもみせている。
昨季は最下位の12位。J3の中ではパスをつないで攻めようという意識が強いチームのひとつだ。FW吉田明生が昨季10得点、FW友澤剛気が同5得点を挙げている。
YSCCはヨコハマスポーツ&カルチャークラブの略。NPO法人による総合型地域スポーツクラブで、その中核チームがJ3に参戦しているかたちになる。クラブのルーツは1964年に横浜市中区で創設されたスポーツ少年団。その後、全日空の支援を受け「トライスターサッカークラブ」などとして活動した時期もあるという。86年に地域密着を目指したYSCCとして生まれ変わり、20周年の2006年からサッカー以外のスポーツにも活動を広げてバドミントン、バスケットボールなどの教室を開催している。
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- テーマ:Jリーグ
- ジャンル:スポーツ
- カテゴリ:第10節○2-0YS横浜