第30節 富山×秋田 富山・浮氣哲郎監督の会見コメント★質疑内容を追加
- 2017/11/05
- 17:05
【第30節 富山0―4秋田 ▽得点者:前半26分・田中(秋)、同29分・古田(秋)、後半32分・堺(秋)、同43分・青島(秋)】
★質疑内容を追加しました
●富山・浮氣哲郎監督
チームが苦しい中、サポーターがスタジアムに駆けつけてくれて最後の最後まで声を出して応援してくれたが、1点も奪えずに大量失点して勝点ゼロに終わった。申し訳なく思う。
きょうのゲームにはトーナメント戦の決勝戦のような意味があり、なにがあってもゲームを捨ててはいけないし、高い集中力で臨まなければいけない、と伝えて選手を送り出した。ゲームの流れで後手を踏んだというよりも、1本のロングスローのあとのマークのところで簡単に失点して自分たちで苦しくしてしまった。よりパワーをかけてゴールに向かったところで失点を重ねた。自分たちの良さをまったく出せず悔しい気持ちでいっぱい。
Q:今回の負けで昇格が難しくなった。
数字上は可能性があるかもしれないが、非常に苦しいのは重々理解している。ただ、だからといって、戦うことをやめてよいかといえば、プロサッカー選手として絶対にやってはいけない。最後までファイティングポーズをしっかりとって、全力を尽くして戦っていくことが、スタッフにも選手にも、今季カターレ富山と契約した一員である以上求められる。そういう話を今、ロッカールームでも話してきた。
(選手たちは)きょうの試合の意味を分かっていたので、顔を上げづらいようだったが、ここで顔を上げてやっていくことが、自分たちのやるべきこと。そうしなければいけない。次節は試合がなく1週空くことになるが、次のゲームに向けてしっかり準備をしていきたい。
Q:前半の失点までは攻め込んでいた。そこで得点が取れなかったのが痛かったのでは。
秋田もシュートを振り抜いてくるから、自分たちも振り抜いていこう、セットプレーを数多く取ってチャンスにつなげていこう、と伝えていた。前半、佐々木陽次のミドルシュートあたりから少しずつ勢いが生まれた。あれだけ多くのセットプレーがあったのでそこで仕留めたかったという気持ちはある。攻めている時にカウンターを受けることはあった。流れを一瞬でも相手に渡したくはなかったが、セカンドの処理の甘さでシュートまで持っていかれた場面はあった。しかし、そこまで流れが持っていかれるような感じではなかったと思う。やはり自分たちの流れの時に、(得点を挙げるために)もっと決定的なことをしなければいけないとは思っている。
Q:今季あまりなかったような、淡白な失点の仕方がきょうも含めて最近は多い。なにが原因なのだろう。
今の時点でどう発言してよいのか分からないぐらいだ。シーズン始めから守備のところは厳しくやってきたし、1年通して積み重ねてきているはずだが…。少し攻撃のことを考えると守備が疎かになったり、集中力が欠けてしまったりするのだろうか。実際、戦術的にすごく崩されてというよりは、ピッチの中で具体的に声を掛け合うといったことでカバーできるようなかたちの失点が多い。
トレーニングは続けていかなければいけないが、一方でそういった場面はトレーニングだけでもつくりにくいものだ。中断期間が明けて失点がすごく増えてしまったことについては、もう一度しっかり見つめ直して考えていきたい。
Q:3バックだった前節は例外としても失点が増えている。
(現時点では)印象でしか話せないが、リーグ前半戦にできていたような、相手のボールホルダーに対し、1人がしっかり奪いにいくような(厳しい)アプローチや、守備が連動していくというのが、なんとなく、できていないのに、できているような気になっていたのかもしれない。そういったちょっとした隙で持っていかれるような失点が多いような気がする。
Q:後半のあたまから木本選手を投入した狙いは。
前半、自分たちが試合前にイメージしていたよりもボランチのところが下がらずに前を向けるようになった。そこからあいだで受けていくことが少しできていないと思った。(佐々木)一輝のパワフルなところにも期待していたが、もう1つ前の隙間で受けて前に出ていくようなプレーをしてほしいと考えて、(木本)敬介が前節すごく良いパフォーマンスをみせてくれていたので交代で起用した。
★質疑内容を追加しました
●富山・浮氣哲郎監督
チームが苦しい中、サポーターがスタジアムに駆けつけてくれて最後の最後まで声を出して応援してくれたが、1点も奪えずに大量失点して勝点ゼロに終わった。申し訳なく思う。
きょうのゲームにはトーナメント戦の決勝戦のような意味があり、なにがあってもゲームを捨ててはいけないし、高い集中力で臨まなければいけない、と伝えて選手を送り出した。ゲームの流れで後手を踏んだというよりも、1本のロングスローのあとのマークのところで簡単に失点して自分たちで苦しくしてしまった。よりパワーをかけてゴールに向かったところで失点を重ねた。自分たちの良さをまったく出せず悔しい気持ちでいっぱい。
Q:今回の負けで昇格が難しくなった。
数字上は可能性があるかもしれないが、非常に苦しいのは重々理解している。ただ、だからといって、戦うことをやめてよいかといえば、プロサッカー選手として絶対にやってはいけない。最後までファイティングポーズをしっかりとって、全力を尽くして戦っていくことが、スタッフにも選手にも、今季カターレ富山と契約した一員である以上求められる。そういう話を今、ロッカールームでも話してきた。
(選手たちは)きょうの試合の意味を分かっていたので、顔を上げづらいようだったが、ここで顔を上げてやっていくことが、自分たちのやるべきこと。そうしなければいけない。次節は試合がなく1週空くことになるが、次のゲームに向けてしっかり準備をしていきたい。
Q:前半の失点までは攻め込んでいた。そこで得点が取れなかったのが痛かったのでは。
秋田もシュートを振り抜いてくるから、自分たちも振り抜いていこう、セットプレーを数多く取ってチャンスにつなげていこう、と伝えていた。前半、佐々木陽次のミドルシュートあたりから少しずつ勢いが生まれた。あれだけ多くのセットプレーがあったのでそこで仕留めたかったという気持ちはある。攻めている時にカウンターを受けることはあった。流れを一瞬でも相手に渡したくはなかったが、セカンドの処理の甘さでシュートまで持っていかれた場面はあった。しかし、そこまで流れが持っていかれるような感じではなかったと思う。やはり自分たちの流れの時に、(得点を挙げるために)もっと決定的なことをしなければいけないとは思っている。
Q:今季あまりなかったような、淡白な失点の仕方がきょうも含めて最近は多い。なにが原因なのだろう。
今の時点でどう発言してよいのか分からないぐらいだ。シーズン始めから守備のところは厳しくやってきたし、1年通して積み重ねてきているはずだが…。少し攻撃のことを考えると守備が疎かになったり、集中力が欠けてしまったりするのだろうか。実際、戦術的にすごく崩されてというよりは、ピッチの中で具体的に声を掛け合うといったことでカバーできるようなかたちの失点が多い。
トレーニングは続けていかなければいけないが、一方でそういった場面はトレーニングだけでもつくりにくいものだ。中断期間が明けて失点がすごく増えてしまったことについては、もう一度しっかり見つめ直して考えていきたい。
Q:3バックだった前節は例外としても失点が増えている。
(現時点では)印象でしか話せないが、リーグ前半戦にできていたような、相手のボールホルダーに対し、1人がしっかり奪いにいくような(厳しい)アプローチや、守備が連動していくというのが、なんとなく、できていないのに、できているような気になっていたのかもしれない。そういったちょっとした隙で持っていかれるような失点が多いような気がする。
Q:後半のあたまから木本選手を投入した狙いは。
前半、自分たちが試合前にイメージしていたよりもボランチのところが下がらずに前を向けるようになった。そこからあいだで受けていくことが少しできていないと思った。(佐々木)一輝のパワフルなところにも期待していたが、もう1つ前の隙間で受けて前に出ていくようなプレーをしてほしいと考えて、(木本)敬介が前節すごく良いパフォーマンスをみせてくれていたので交代で起用した。
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