第29節 相模原×富山 相模原・安永聡太郎監督の会見コメント★一部を追加
- 2017/10/29
- 19:58
★一部の質疑応答を追加しました
●相模原・安永聡太郎監督
今シーズンの中でベストなパフォーマンスが出たのではないかと思う。前半からボールを動かすところと、背後を狙うところとの定義が、選手の中で非常にはっきりしていた。
ただ、悪い癖として、得点が入った後に、どうしても中盤でボールを失うことが多くなり、相手の背後に出ていくというところと、ボールをどこで失うかというところで、ボールを回しながら、最終的にボールを失うところは相手の背後でなければいけないのだが、ボールを回していく中で少し色気づいて、みんなが狭いところを狙いすぎ、余計な間をひとつふたつとつくって、そこで引っ掛かって失ってしまう。
失点シーンも、崩されてはないが、あれが失点になってしまうというのは最後の要所のところで相手をつかまえ切れていないというところなので、そこはもう一度、映像を確認して取り組まなければいけない。
ハーフタイムにはきょうの前半の内容と、富山の急造の5バックというシステム上のズレを考えれば前半と同じ戦い方をすれば、後半、左サイドの保崎のところで相手のスライドが遅れてフリーになれるので、そこで時間をつくって逆サイドに振っていく、それに対してアーリークロスを入れていくといったことに選手がとてもテンポよく取り組んでくれて2、3点目を取ることができた。
選手たちは(前半のうちに逆転されての後半だったが、戦い方を)整理した中で気持ちを前面に出した。まだ逆転勝ちしたことがなかったが、ひっくり返せた、それも富山を相手にひっくり返せた。残りは5試合しかないが選手各々にプラスになるし、(この勝利によって)5試合をどのように終えるかという課題にポジティブに取り組める。
Q:前半のうちに逆転されたにもかかわらず、選手たちがリバウンドメンタリティーをみせて再逆転した。
ハーフタイムには「このまま負けたら終わるよ」と話した。このゲーム内容で下を向いて終わるようだと、どのチームとの対戦でもひっくり返せない。
相手のシステム上のミスマッチ、(富山が守備時に)5-4-1だと必ず隙間がでてくる。両ワイドが下がり過ぎているので。ワントップの脇を使って出てきたところでサイドをシンプルに使えばよい。ただ、前半は保﨑が高過ぎたので相手につかまっていた。わたしが指示した(保崎のサイドを上げてスリーバック気味になる)可変システムのイメージでプレーしたのもある。
1つ下りて距離をとれば、出して引っ張られた背後。もしくは中で、逆サイドで。相手のスリーバックのスライドと、ワイドの戻りのスライドが遅いと感じていた。前半からそこで辻尾が浮いているシーンがいくつもあった。そこを見ることができず、使い切れていなかった。そこを意識するんだという話をして選手が整理して実践してくれた。
きょうのようにこれだけボールを動かせて、ボールを持たせてもらえた中でひっくり返せなければダメだろうと思っていた。選手が発奮して、後半の入りがとてもよかったのでなんとかなるかなと思っていた。選手交代を考えていたが、苛々しそうになるたびに点を取ってくれた。わたしを制御してくれた(苦笑)。
(強い雨の中だったが)ギオンスタジアムのピッチのおかげで非常にボールが動き、止まることもなかった。
今週のトレーニングは、奪ったあとのボールをどう動かすか、がテーマだった。守備は百パーセント、その回復をどこでやるかといえばボールを持った時にいかにセットできるか。ボールを持った時に狙っているのは、すべて崩すことではなく、後ろでボールを動かして時間をつくることで、次のポジションをとるための小休憩を少しでも取ることで、長いボールが入ってもセカンドで拾える状態にする、失ったらセットして百パーセントで奪いにいく。すぐ失って守備ではなく10秒でも時間があれば次のことができる、そういうことに今週は取り組んだ。雨だったが問題なくボールは動くと判断して、選手が自信をもってやってくれた。
※そのほかの質疑応答については以下のSC相模原公式サイトをご覧ください
http://www.scsagamihara.com/wp/archives/50462
●相模原・安永聡太郎監督
今シーズンの中でベストなパフォーマンスが出たのではないかと思う。前半からボールを動かすところと、背後を狙うところとの定義が、選手の中で非常にはっきりしていた。
ただ、悪い癖として、得点が入った後に、どうしても中盤でボールを失うことが多くなり、相手の背後に出ていくというところと、ボールをどこで失うかというところで、ボールを回しながら、最終的にボールを失うところは相手の背後でなければいけないのだが、ボールを回していく中で少し色気づいて、みんなが狭いところを狙いすぎ、余計な間をひとつふたつとつくって、そこで引っ掛かって失ってしまう。
失点シーンも、崩されてはないが、あれが失点になってしまうというのは最後の要所のところで相手をつかまえ切れていないというところなので、そこはもう一度、映像を確認して取り組まなければいけない。
ハーフタイムにはきょうの前半の内容と、富山の急造の5バックというシステム上のズレを考えれば前半と同じ戦い方をすれば、後半、左サイドの保崎のところで相手のスライドが遅れてフリーになれるので、そこで時間をつくって逆サイドに振っていく、それに対してアーリークロスを入れていくといったことに選手がとてもテンポよく取り組んでくれて2、3点目を取ることができた。
選手たちは(前半のうちに逆転されての後半だったが、戦い方を)整理した中で気持ちを前面に出した。まだ逆転勝ちしたことがなかったが、ひっくり返せた、それも富山を相手にひっくり返せた。残りは5試合しかないが選手各々にプラスになるし、(この勝利によって)5試合をどのように終えるかという課題にポジティブに取り組める。
Q:前半のうちに逆転されたにもかかわらず、選手たちがリバウンドメンタリティーをみせて再逆転した。
ハーフタイムには「このまま負けたら終わるよ」と話した。このゲーム内容で下を向いて終わるようだと、どのチームとの対戦でもひっくり返せない。
相手のシステム上のミスマッチ、(富山が守備時に)5-4-1だと必ず隙間がでてくる。両ワイドが下がり過ぎているので。ワントップの脇を使って出てきたところでサイドをシンプルに使えばよい。ただ、前半は保﨑が高過ぎたので相手につかまっていた。わたしが指示した(保崎のサイドを上げてスリーバック気味になる)可変システムのイメージでプレーしたのもある。
1つ下りて距離をとれば、出して引っ張られた背後。もしくは中で、逆サイドで。相手のスリーバックのスライドと、ワイドの戻りのスライドが遅いと感じていた。前半からそこで辻尾が浮いているシーンがいくつもあった。そこを見ることができず、使い切れていなかった。そこを意識するんだという話をして選手が整理して実践してくれた。
きょうのようにこれだけボールを動かせて、ボールを持たせてもらえた中でひっくり返せなければダメだろうと思っていた。選手が発奮して、後半の入りがとてもよかったのでなんとかなるかなと思っていた。選手交代を考えていたが、苛々しそうになるたびに点を取ってくれた。わたしを制御してくれた(苦笑)。
(強い雨の中だったが)ギオンスタジアムのピッチのおかげで非常にボールが動き、止まることもなかった。
今週のトレーニングは、奪ったあとのボールをどう動かすか、がテーマだった。守備は百パーセント、その回復をどこでやるかといえばボールを持った時にいかにセットできるか。ボールを持った時に狙っているのは、すべて崩すことではなく、後ろでボールを動かして時間をつくることで、次のポジションをとるための小休憩を少しでも取ることで、長いボールが入ってもセカンドで拾える状態にする、失ったらセットして百パーセントで奪いにいく。すぐ失って守備ではなく10秒でも時間があれば次のことができる、そういうことに今週は取り組んだ。雨だったが問題なくボールは動くと判断して、選手が自信をもってやってくれた。
※そのほかの質疑応答については以下のSC相模原公式サイトをご覧ください
http://www.scsagamihara.com/wp/archives/50462
- 関連記事
-
- 【第30節vs秋田プレビュー】希望をつなぐ白星つかめ
- 第29節 相模原×富山 マッチレポート■雨中の健闘及ばす
- 第29節 相模原×富山 相模原・安永聡太郎監督の会見コメント★一部を追加
- 第29節 相模原×富山 試合後の選手コメント
- 第29節 相模原×富山 富山・浮氣哲郎監督の会見コメント★質疑内容を追加