【第29節vs相模原プレビュー】チーム力を示す時
- 2017/10/27
- 21:02
残り5試合で上位を追う。昇格への道を切り開くために勝利が求められる一戦だ。
今節は前節の盛岡戦で先発したセンターバックの平出涼と登崎雅貴がともに出場停止。緊急事態ともいえる状況で、メンバーの大幅な入れ替えが考えられる。今週のトレーニングでは選手たちの調子や組み合わせの見極め、戦術の確認に時間が割かれた模様だ。浮氣哲郎監督は「ピンチはチャンス。(メンバー変更の)デメリットよりもメリットに目を向けて前向きにやっていきたい。お互いにカバーし合うことが最も大事になる」と話した。
今季はベテランのMF衛藤裕やDF山形辰徳、キャプテンのMF窪田良をはじめゲームの流れを的確に把握しながらチームを引っ張っていける選手が多くいるのが強みだ。メンバーが変わっても、声を掛け合い、助け合って、臨機応変に対応していけるだろう。山形は「チームの本当の力が試される。やるべきことをしっかりやるだけ」と話した。
「前節はうちらしさが出せなかった。ゴールに向かう姿勢、人のために走る姿勢を示して謙虚に戦いたい」と浮氣監督。27日の練習ではミドルシュートのこぼれ球にしっかり詰めようとする意識にゴールに向かう意欲が感じられた。無得点に終わった前節の反省を生かして相手ゴールをこじ開けたい。
対する相模原は現在12位。第26節で琉球を4-2で下し連敗を3でストップすると、第27節で秋田と1-1、前節の第28節で藤枝と1-1で引き分けている。
[4-4-2]のフォーメーションで縦横にコンパクトな守備ブロックをつくり、そこからカウンターを繰り出す。前節は9月に加入した20歳のMF新井瑞希が左サイドハーフに入り、キレのあるドリブルやクロスで攻撃に力を与えていた。本田圭佑が経営に参画しているオーストリアのSVホルンからの移籍。浦和ユースの出身で、国内トライアウトに合格して渡欧している。
ほかにも前金沢の右サイドバック辻尾真二のクロス、プレースキックが得点源。身長193㎝のFWジョン・ガブリエル、丸岡高校OBで同194㎝のDF梅井大輝ら長身のプレイヤーが多く、カターレはセットプレーにも注意が必要。
6月3日の第11節ではカターレが2-0で勝ったが、相模原は当時よりも堅守速攻のスタイルを固めている。MF千明聖典やDF保﨑淳、MF菊岡拓朗をはじめテクニックのあるベテランも多いにもかかわらず、ボール保持率、パス本数はともにリーグ16位(フットボールラボより)。リスクを抑えて勝負に徹しているようだ。アグレッシブな姿勢で臨むであろうカターレは攻め切って先に得点を奪いたい。
カターレは次の勝利がJリーグ入会後100勝目(現在J2で59勝/J3で40勝)。節目の白星をJ2復帰への弾みにする。
※
現地では13時半のキックオフに先立ち、11時から「相模原ドリームマッチ」が行われる。元日本代表によるJドリームスとスキマスイッチ常田真太郎さん率いるチームが対戦する。
詳細は以下のページへ(相模原公式サイト)
http://www.scsagamihara.com/etc/dream2017/
今節は前節の盛岡戦で先発したセンターバックの平出涼と登崎雅貴がともに出場停止。緊急事態ともいえる状況で、メンバーの大幅な入れ替えが考えられる。今週のトレーニングでは選手たちの調子や組み合わせの見極め、戦術の確認に時間が割かれた模様だ。浮氣哲郎監督は「ピンチはチャンス。(メンバー変更の)デメリットよりもメリットに目を向けて前向きにやっていきたい。お互いにカバーし合うことが最も大事になる」と話した。
今季はベテランのMF衛藤裕やDF山形辰徳、キャプテンのMF窪田良をはじめゲームの流れを的確に把握しながらチームを引っ張っていける選手が多くいるのが強みだ。メンバーが変わっても、声を掛け合い、助け合って、臨機応変に対応していけるだろう。山形は「チームの本当の力が試される。やるべきことをしっかりやるだけ」と話した。
「前節はうちらしさが出せなかった。ゴールに向かう姿勢、人のために走る姿勢を示して謙虚に戦いたい」と浮氣監督。27日の練習ではミドルシュートのこぼれ球にしっかり詰めようとする意識にゴールに向かう意欲が感じられた。無得点に終わった前節の反省を生かして相手ゴールをこじ開けたい。
対する相模原は現在12位。第26節で琉球を4-2で下し連敗を3でストップすると、第27節で秋田と1-1、前節の第28節で藤枝と1-1で引き分けている。
[4-4-2]のフォーメーションで縦横にコンパクトな守備ブロックをつくり、そこからカウンターを繰り出す。前節は9月に加入した20歳のMF新井瑞希が左サイドハーフに入り、キレのあるドリブルやクロスで攻撃に力を与えていた。本田圭佑が経営に参画しているオーストリアのSVホルンからの移籍。浦和ユースの出身で、国内トライアウトに合格して渡欧している。
ほかにも前金沢の右サイドバック辻尾真二のクロス、プレースキックが得点源。身長193㎝のFWジョン・ガブリエル、丸岡高校OBで同194㎝のDF梅井大輝ら長身のプレイヤーが多く、カターレはセットプレーにも注意が必要。
6月3日の第11節ではカターレが2-0で勝ったが、相模原は当時よりも堅守速攻のスタイルを固めている。MF千明聖典やDF保﨑淳、MF菊岡拓朗をはじめテクニックのあるベテランも多いにもかかわらず、ボール保持率、パス本数はともにリーグ16位(フットボールラボより)。リスクを抑えて勝負に徹しているようだ。アグレッシブな姿勢で臨むであろうカターレは攻め切って先に得点を奪いたい。
カターレは次の勝利がJリーグ入会後100勝目(現在J2で59勝/J3で40勝)。節目の白星をJ2復帰への弾みにする。
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現地では13時半のキックオフに先立ち、11時から「相模原ドリームマッチ」が行われる。元日本代表によるJドリームスとスキマスイッチ常田真太郎さん率いるチームが対戦する。
詳細は以下のページへ(相模原公式サイト)
http://www.scsagamihara.com/etc/dream2017/
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