第26節 福島×富山 マッチレポート■CKからの1点を死守
- 2017/10/09
- 10:04
【第26節 福島0―1富山 ▽得点者:後半4分・平出(富)】
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
後半4分にCKからDF平出涼がヘディングシュートで決めた1点で2試合ぶりの勝利を収めた。終盤はずっと自陣でのプレーを強いられる苦しい展開だったが、全員で体を張り、身を削ってつかんだ勝点3だ。暫定4位をキープして2位・沼津、3位・秋田との勝点差がそれぞれ4、2に縮まった。
序盤は福島がパスをつないで攻めた。開始40秒、パス交換でMF鴨志田誉が左サイド深くに入り込み、クロスに2人が詰めてカターレをヒヤリとさせた。
福島ペースで進むかにみえたが、カターレは相手DFラインの裏を狙う攻めで流れを引き寄せた。前半10分、MF窪田良の浮き球のパスでFW苔口卓也が中央から抜け、こぼれ球をMF椎名伸志がループシュートで狙う。同25分には9月の移籍後初めて先発に起用された左サイドバック佐藤和樹がアーリークロス、苔口が飛び出してゴールを脅かした。
同31分には窪田からのボールで苔口がGKと1対1に。しかしシュートは福島・内藤友康の好セーブに阻まれた。
福島はあえてラインを高く設定し、カターレの裏へのボールを誘いながら守る作戦だったという。田坂和昭監督は「前半に少しピンチになった場面はあったが、それは相手の力量や受けるタイミングがうまかっただけで、(想定内であり)それほど脅威には感じなかった」と振り返る。ピンチはあったが0-0で折り返し、狙い通りに進んでいると考えていたようだ。
一方のカターレは窪田が「ボールを動かしている中でもコケさんや椎名がよい動き出しをしてくれていた。僕は相手のプレッシャーを感じずに前を向けていた」と話す。裏を狙う攻めで勢いがつき、敵陣でボールを奪い返したり、DFラインを下げたスペースでMF佐々木陽次らがパスを受けてリズムをつくったりと、前節の栃木戦では影を潜めていたカターレらしいプレーが随所にみられた。得点は生まれなかったが、復調途上のチームにとっては悪くない出だしだった。
この流れで後半立ち上がりに先制点を奪えたのが大きかった。3分に佐藤が裏に走って窪田からパスを受けクロスを供給。これで右CKを獲得してキッカーを務めたのも佐藤。ファーから平出が頭で合わせ、ゴール右のサイドネットに決まった。
しかし、その後は福島が攻勢にでる。同13分、前節・長野戦の先制点の場面を再現するかのようにMF志知孝明がFW小牟田洋佑との連係で右から進入し、ペナルティーエリア右でこぼれ球を拾ったFW樋口寛規が決定機を迎えたが決め切れない。同26分には志知の右からのクロスが小牟田の頭をかすめてファーに抜けて樋口へ。カターレはこの絶体絶命のピンチでGK永井堅梧が体を張り、至近距離からのシュートを左足で弾いてチームを救った。
試合終了までの約20分、福島が押し込んでハーフコートでの攻防が続き、カターレは同33分、同34分にもピンチがあったが得点を許さない。3分のアディショナルタイムに入り、福島のCKをMF國吉貴博がヘディングでクリアして終了の笛が鳴った。
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
後半4分にCKからDF平出涼がヘディングシュートで決めた1点で2試合ぶりの勝利を収めた。終盤はずっと自陣でのプレーを強いられる苦しい展開だったが、全員で体を張り、身を削ってつかんだ勝点3だ。暫定4位をキープして2位・沼津、3位・秋田との勝点差がそれぞれ4、2に縮まった。
序盤は福島がパスをつないで攻めた。開始40秒、パス交換でMF鴨志田誉が左サイド深くに入り込み、クロスに2人が詰めてカターレをヒヤリとさせた。
福島ペースで進むかにみえたが、カターレは相手DFラインの裏を狙う攻めで流れを引き寄せた。前半10分、MF窪田良の浮き球のパスでFW苔口卓也が中央から抜け、こぼれ球をMF椎名伸志がループシュートで狙う。同25分には9月の移籍後初めて先発に起用された左サイドバック佐藤和樹がアーリークロス、苔口が飛び出してゴールを脅かした。
同31分には窪田からのボールで苔口がGKと1対1に。しかしシュートは福島・内藤友康の好セーブに阻まれた。
福島はあえてラインを高く設定し、カターレの裏へのボールを誘いながら守る作戦だったという。田坂和昭監督は「前半に少しピンチになった場面はあったが、それは相手の力量や受けるタイミングがうまかっただけで、(想定内であり)それほど脅威には感じなかった」と振り返る。ピンチはあったが0-0で折り返し、狙い通りに進んでいると考えていたようだ。
一方のカターレは窪田が「ボールを動かしている中でもコケさんや椎名がよい動き出しをしてくれていた。僕は相手のプレッシャーを感じずに前を向けていた」と話す。裏を狙う攻めで勢いがつき、敵陣でボールを奪い返したり、DFラインを下げたスペースでMF佐々木陽次らがパスを受けてリズムをつくったりと、前節の栃木戦では影を潜めていたカターレらしいプレーが随所にみられた。得点は生まれなかったが、復調途上のチームにとっては悪くない出だしだった。
この流れで後半立ち上がりに先制点を奪えたのが大きかった。3分に佐藤が裏に走って窪田からパスを受けクロスを供給。これで右CKを獲得してキッカーを務めたのも佐藤。ファーから平出が頭で合わせ、ゴール右のサイドネットに決まった。
しかし、その後は福島が攻勢にでる。同13分、前節・長野戦の先制点の場面を再現するかのようにMF志知孝明がFW小牟田洋佑との連係で右から進入し、ペナルティーエリア右でこぼれ球を拾ったFW樋口寛規が決定機を迎えたが決め切れない。同26分には志知の右からのクロスが小牟田の頭をかすめてファーに抜けて樋口へ。カターレはこの絶体絶命のピンチでGK永井堅梧が体を張り、至近距離からのシュートを左足で弾いてチームを救った。
試合終了までの約20分、福島が押し込んでハーフコートでの攻防が続き、カターレは同33分、同34分にもピンチがあったが得点を許さない。3分のアディショナルタイムに入り、福島のCKをMF國吉貴博がヘディングでクリアして終了の笛が鳴った。
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