【第26節vs福島プレビュー】平塚からロングスパート
- 2017/10/06
- 15:58
10位の福島とのアウェイゲームだ。福島は2013年から湘南と提携しており、今節は年に1度の湘南のホーム・BMWスタジアム平塚での開催になる。湘南にゆかりのある浮氣哲郎監督、福島の田坂和昭監督が率いる両チームであり、ベルマーレサポーターも注目しているだろう。
カターレは現在4位で残り8試合、首位の栃木戦を勝点9差、2位の沼津を同6差で追う。昨季は残り8試合の第22節終了時で4位につけ、首位の栃木と勝点8差、2位の大分と同3差だった(ちなみに第22節は大逆転したYS横浜戦)。
現在の状況は昨季とほぼ同じといえる。追い掛ける立場ではあるが、白星を重ねていけば昇格に十分に手が届く。さらに今季は上位から8位の北九州、9位の藤枝まで勝点差が接近している。初めてJ2クラブライセンスを得た5位の鹿児島と6位の琉球も逆転を狙い、昇格を争うチーム同士のつぶし合いが予想される。これからが本当の勝負だ。
福島は中断期間が明けてから調子を上げており、最近5試合を3勝2敗で勝ち越している。第22節で北九州を、第23節で鳥取を下し、開幕から4連勝して以来となる連勝を飾った。前節の第25節は2-0で長野を破っている。「密集をつくりながらボールをつなぐ、あるいはそこから展開するという田坂監督のやりたいサッカーをより表現できるようになっている」と浮氣監督はみる。
加えて新戦力3人の存在が大きい。2014年に東京Vでプレーしたブラジル人MFニウドは第22節からボランチで先発し積極的な攻撃参加で前節は得点も挙げている。松本から加入のMF志知孝明は左利きながら右サイドハーフに入ってカットインから果敢にシュートを狙う。187㎝の長身で足もとの技術もあるFW小牟田洋佑は群馬からの移籍で、前節は志知との連係で開始6分に決定機を創出しMF鴨志田誉の先制点につなげている。
栃木在籍時からカターレ戦でいつも活躍する鴨志田、チームトップの5得点を挙げている左サイドバック星広太、得点感覚が光るFW樋口寛規らほかにも厄介な選手が多い印象。カターレは前回対戦した5月7日の第7節でFW苔口卓也とMF佐々木陽次がゴールを挙げ2-0で勝ったが、当時と前節では福島のスタメンは5人異なる。前回の勝利は忘れ、集中してゲームに入らなければならないだろう。
福島が普段通りにボールを回して前進を図ってきた場合、カターレは持ち味を発揮して密集戦における寄せの速さや球際の激しさで上回りたい。前節の栃木戦と同様に守備ブロックをつくって我慢しなければならない時間帯もあるだろう。ボールを奪いにいくタイミングと連動性、奪ってからのつなぎの精度などもカギになる。前々節からFWのスタメンに復帰している椎名伸志は「(守りから)攻撃につなげられるように前でしっかりボールを収めたい。今回のゲームを自分たちのサッカーを取り戻すきっかけにする」と話す。
浮氣監督は「ミスがでても全員でカバーすればよい。結果を恐れずに、目前の敵である福島に『負けたくない』『勝ちたい』という前向きな気持ちを強く出していきたい。平塚の整ったピッチの上で思い切りのよいプレーをみせてほしい」と期待した。
カターレは現在4位で残り8試合、首位の栃木戦を勝点9差、2位の沼津を同6差で追う。昨季は残り8試合の第22節終了時で4位につけ、首位の栃木と勝点8差、2位の大分と同3差だった(ちなみに第22節は大逆転したYS横浜戦)。
現在の状況は昨季とほぼ同じといえる。追い掛ける立場ではあるが、白星を重ねていけば昇格に十分に手が届く。さらに今季は上位から8位の北九州、9位の藤枝まで勝点差が接近している。初めてJ2クラブライセンスを得た5位の鹿児島と6位の琉球も逆転を狙い、昇格を争うチーム同士のつぶし合いが予想される。これからが本当の勝負だ。
福島は中断期間が明けてから調子を上げており、最近5試合を3勝2敗で勝ち越している。第22節で北九州を、第23節で鳥取を下し、開幕から4連勝して以来となる連勝を飾った。前節の第25節は2-0で長野を破っている。「密集をつくりながらボールをつなぐ、あるいはそこから展開するという田坂監督のやりたいサッカーをより表現できるようになっている」と浮氣監督はみる。
加えて新戦力3人の存在が大きい。2014年に東京Vでプレーしたブラジル人MFニウドは第22節からボランチで先発し積極的な攻撃参加で前節は得点も挙げている。松本から加入のMF志知孝明は左利きながら右サイドハーフに入ってカットインから果敢にシュートを狙う。187㎝の長身で足もとの技術もあるFW小牟田洋佑は群馬からの移籍で、前節は志知との連係で開始6分に決定機を創出しMF鴨志田誉の先制点につなげている。
栃木在籍時からカターレ戦でいつも活躍する鴨志田、チームトップの5得点を挙げている左サイドバック星広太、得点感覚が光るFW樋口寛規らほかにも厄介な選手が多い印象。カターレは前回対戦した5月7日の第7節でFW苔口卓也とMF佐々木陽次がゴールを挙げ2-0で勝ったが、当時と前節では福島のスタメンは5人異なる。前回の勝利は忘れ、集中してゲームに入らなければならないだろう。
福島が普段通りにボールを回して前進を図ってきた場合、カターレは持ち味を発揮して密集戦における寄せの速さや球際の激しさで上回りたい。前節の栃木戦と同様に守備ブロックをつくって我慢しなければならない時間帯もあるだろう。ボールを奪いにいくタイミングと連動性、奪ってからのつなぎの精度などもカギになる。前々節からFWのスタメンに復帰している椎名伸志は「(守りから)攻撃につなげられるように前でしっかりボールを収めたい。今回のゲームを自分たちのサッカーを取り戻すきっかけにする」と話す。
浮氣監督は「ミスがでても全員でカバーすればよい。結果を恐れずに、目前の敵である福島に『負けたくない』『勝ちたい』という前向きな気持ちを強く出していきたい。平塚の整ったピッチの上で思い切りのよいプレーをみせてほしい」と期待した。
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