第9節 長野×富山 長野・美濃部直彦監督の会見コメント
- 2015/05/03
- 18:06
★質疑内容を追加しました
●長野・美濃部直彦監督
ゴールデンウイークで多くのサポーターが来場してくれた。きょう初めてスタジアムに来たという人もいただろう。わたしたちの仕事は勝って喜んでもらうこと、また来たいと思ってもらえるゲームをすることだったが、それができず申し訳ない。悔しいです。
試合を戦う前から、昨季J2の富山が序盤戦で成績もよくない中、ここで我々に勝ってきっかけをつくろうとしてくる、粘り強くやってくるよと伝えていた。最終的に1点が奪えず、相手のゴール前の守備が厚く感じた。きっかけは先制点を許したこと。セットプレーで失って、相手はあまりプレッシングにこなくなりゾーンで守られて崩せなかった。力が足りなかった。
なぜ崩せなかったのかといえば、ボールを持たされる中で急所にボールが入らなかったから。前半はかなり相手の背後をとり、相手のDFラインを下げたり広げたりして揺さぶりをかけることができていた。しかし後半になってそれが少なくなった。もっとサイドを破ってクロスにいけたら相手にストレスをかけられたと思う。そこでノッキングする場面が多く、相手に守りやすくしてしまった。
相手の攻撃に対してはリスク管理をしながら決定的な場面はほとんど与えなかった。だが、追い付き、逆転できなかった自分たちの力のなさは考えなければいけない。5連勝はしていたが内容はすべて良かったわけではなく、それを懸念はしていた。土井が出場できなかったため、これまで得点してきた形をつくれなかった影響はある。しかし、このメンバーで勝点3を取れるような攻撃をつくれるようにしなければいけない。
Q:ビハインドでハーフタイムを迎えたのは今季初めてだったが、どんな指示をしたのか。
メンタル面では、この試合を追い付き、逆転するまでの力がなければ優勝はできないよと伝えた。選手は一生懸命にやったが攻撃の糸口というところで、ボールは持たせてもらえていても相手の中盤は厚い、サイドをどう破るかというところだった。前半に何度かあったサイドをやってクロス、後半も1本あったが、もっと回数を増やすべきだったと思う。相手が4-4-2なので、ウイングバックをうまく使えたはずだがボールの配り方が遅かった。センターバックかボランチが気を効かせてやってほしかった。
Q:セットプレーから失点した。
連戦なのでコンディション重視でセットプレーの練習はあまりできていなかった。だが、失点の場面は、得点した15番の中西選手が後ろにポジションをとっていて変な位置にいるねという話はベンチでしていた。中に入ってこられて合わされたが、マーカーがつき切れなかったのが問題。しかし、年間に数多くのセットプレーがあり、すべてを抑えられるわけではない。きょうの試合についてはそれよりも攻撃のところが問題だった。
Q:富山がかなり人数をかけて守ってきた。
長い付き合いなので、岸野さんのサッカーは理解しているつもり。前から奪いにくるのと、ブロックをつくって守るのを使い分ける。もう少し前からくると思っていたが、早くに失点したのがポイントで、相手が前に出てこなくなった。先制点を与えて相手にゆとりを持たせてしまった。
Q:前半できていたことが後半にできなくなった理由は。
セットプレーを得る、サイドをえぐるなどの役割で、勝又と高橋はよかったと思う。メンバーを代えながら後半15分、20分、30分たってもゲームが動かなかった。交代で入ったメンバーがいまひとつ仕事ができなかった。入れる前の指示と本人のやってくれたプレーに少しの違いがあったのは僕自身も反省しなければいけない。
Q:次節まで中2日だがどう調整する。
山口の独走は予想できなかった。しかし、当初から混戦になると考えており、今回で2敗目となったがメンタリティーをしっかりもち持ち直さなければいけない。この1敗がショックでもうできない、となってはいけない。次はホームでもう1試合できるので、勝たなければならない。
●長野・美濃部直彦監督
ゴールデンウイークで多くのサポーターが来場してくれた。きょう初めてスタジアムに来たという人もいただろう。わたしたちの仕事は勝って喜んでもらうこと、また来たいと思ってもらえるゲームをすることだったが、それができず申し訳ない。悔しいです。
試合を戦う前から、昨季J2の富山が序盤戦で成績もよくない中、ここで我々に勝ってきっかけをつくろうとしてくる、粘り強くやってくるよと伝えていた。最終的に1点が奪えず、相手のゴール前の守備が厚く感じた。きっかけは先制点を許したこと。セットプレーで失って、相手はあまりプレッシングにこなくなりゾーンで守られて崩せなかった。力が足りなかった。
なぜ崩せなかったのかといえば、ボールを持たされる中で急所にボールが入らなかったから。前半はかなり相手の背後をとり、相手のDFラインを下げたり広げたりして揺さぶりをかけることができていた。しかし後半になってそれが少なくなった。もっとサイドを破ってクロスにいけたら相手にストレスをかけられたと思う。そこでノッキングする場面が多く、相手に守りやすくしてしまった。
相手の攻撃に対してはリスク管理をしながら決定的な場面はほとんど与えなかった。だが、追い付き、逆転できなかった自分たちの力のなさは考えなければいけない。5連勝はしていたが内容はすべて良かったわけではなく、それを懸念はしていた。土井が出場できなかったため、これまで得点してきた形をつくれなかった影響はある。しかし、このメンバーで勝点3を取れるような攻撃をつくれるようにしなければいけない。
Q:ビハインドでハーフタイムを迎えたのは今季初めてだったが、どんな指示をしたのか。
メンタル面では、この試合を追い付き、逆転するまでの力がなければ優勝はできないよと伝えた。選手は一生懸命にやったが攻撃の糸口というところで、ボールは持たせてもらえていても相手の中盤は厚い、サイドをどう破るかというところだった。前半に何度かあったサイドをやってクロス、後半も1本あったが、もっと回数を増やすべきだったと思う。相手が4-4-2なので、ウイングバックをうまく使えたはずだがボールの配り方が遅かった。センターバックかボランチが気を効かせてやってほしかった。
Q:セットプレーから失点した。
連戦なのでコンディション重視でセットプレーの練習はあまりできていなかった。だが、失点の場面は、得点した15番の中西選手が後ろにポジションをとっていて変な位置にいるねという話はベンチでしていた。中に入ってこられて合わされたが、マーカーがつき切れなかったのが問題。しかし、年間に数多くのセットプレーがあり、すべてを抑えられるわけではない。きょうの試合についてはそれよりも攻撃のところが問題だった。
Q:富山がかなり人数をかけて守ってきた。
長い付き合いなので、岸野さんのサッカーは理解しているつもり。前から奪いにくるのと、ブロックをつくって守るのを使い分ける。もう少し前からくると思っていたが、早くに失点したのがポイントで、相手が前に出てこなくなった。先制点を与えて相手にゆとりを持たせてしまった。
Q:前半できていたことが後半にできなくなった理由は。
セットプレーを得る、サイドをえぐるなどの役割で、勝又と高橋はよかったと思う。メンバーを代えながら後半15分、20分、30分たってもゲームが動かなかった。交代で入ったメンバーがいまひとつ仕事ができなかった。入れる前の指示と本人のやってくれたプレーに少しの違いがあったのは僕自身も反省しなければいけない。
Q:次節まで中2日だがどう調整する。
山口の独走は予想できなかった。しかし、当初から混戦になると考えており、今回で2敗目となったがメンタリティーをしっかりもち持ち直さなければいけない。この1敗がショックでもうできない、となってはいけない。次はホームでもう1試合できるので、勝たなければならない。
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- ジャンル:スポーツ
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