【第25節vs栃木プレビュー】勝利への執念ぶつける
- 2017/09/29
- 17:24
勝点6差で追う首位の栃木をホームに迎える大一番。優勝への望みをつなぐために勝利がほしい。
前節の北九州戦を2-0でものにして6試合ぶりに勝利を手にした。10試合ぶりに先発して貢献したMF西室隆規は「みんなの『勝ちたい』という強い意欲が、最後まで体を張る守りや、(2点目の)佐々木一輝選手のシュートのような思い切りのよいプレーに表れていた」と振り返る。
試合前に浮氣哲郎監督は「(ミスはでるものだから)みんなでお互いをカバーし合って思い切ったプレーをしていこう」と伝えていたという。ヒヤリとするピンチは多かったが、あきらめずに体を寄せて無失点で終えた。未勝利の苦しい状況でも歯を食いしばり、みなで協力してつかんだ白星には1勝以上の価値がある。栃木との決戦に弾みがついた。
今週は28日から試合前日まで3日間の練習を非公開とした。カターレとしては異例のことだ。この一戦にかける浮氣監督ら現場スタッフの意気込みが伝わってくる。監督は「勝ったほうが昇格へ向かって加速し、負けたほうは取り戻すためにアクセルを踏み直さなければならなくなる。増してや栃木は昨季、入れ替え戦で敗れるという悔しさを味わったチーム。自分たちは北九州戦以上の集中力をもって戦わなければいけない」と話した。
栃木は前節のF東京U-23戦を4-1で制し今季2度目の3連勝を飾って首位に浮上した。前回カターレと対戦して1-1で引き分けた7月8日の第16節以降9戦負けなし(6勝3分)。特に大宮から元スロベニア代表のFWネイツ・ペチュニクが加わった中断期間明けの6試合は17得点をたたき出して5勝1分と勢いに乗っている。
身長189㎝のペチュニクにボールを集め、そこにスピードのあるFW西谷和希らが絡むシンプルな攻撃が軸になっている。セットプレーからの得点も多い。ペチュニク以外にも金沢から加入のDFメンデスや、前節が第7節以来の先発出場だったDF服部康平といった190㎝前後の大型選手を擁し、DF菅和範のロングスローもある。最近の得点数が示すように、それらの威力は分かっていてもやられるレベルに達しつつあるようだ。
「栃木はセカンドボール、サードボールを嫌な場所に流し込んでくるし、それに対する反応が鋭い」と浮氣監督。前回の対戦と同様に、こぼれ球を巡る球際の強さや予測力、運動量がカギになるとみている。今季のカターレが重視してきたところだ。しかし前回は序盤から相手に上回られて苦戦した。栃木は前回の終了直前に同点ゴールを許した悔しさ、富山県総合運動公園陸上競技場であった昨季の入れ替え戦で敗れた悔しさを思い起こし、今回も気合が入っている。前回のように受け身にまわっては危うい。加えてJ3降格後の栃木戦は3試合とも前半でリードを許している。今回は相手よりも先にアグレッシブさを出して先制点を狙いつつ、我慢比べに持ち込みたい。

29日の朝刊にホームゲームをPRするチラシが折り込まれていました。
前節の北九州戦を2-0でものにして6試合ぶりに勝利を手にした。10試合ぶりに先発して貢献したMF西室隆規は「みんなの『勝ちたい』という強い意欲が、最後まで体を張る守りや、(2点目の)佐々木一輝選手のシュートのような思い切りのよいプレーに表れていた」と振り返る。
試合前に浮氣哲郎監督は「(ミスはでるものだから)みんなでお互いをカバーし合って思い切ったプレーをしていこう」と伝えていたという。ヒヤリとするピンチは多かったが、あきらめずに体を寄せて無失点で終えた。未勝利の苦しい状況でも歯を食いしばり、みなで協力してつかんだ白星には1勝以上の価値がある。栃木との決戦に弾みがついた。
今週は28日から試合前日まで3日間の練習を非公開とした。カターレとしては異例のことだ。この一戦にかける浮氣監督ら現場スタッフの意気込みが伝わってくる。監督は「勝ったほうが昇格へ向かって加速し、負けたほうは取り戻すためにアクセルを踏み直さなければならなくなる。増してや栃木は昨季、入れ替え戦で敗れるという悔しさを味わったチーム。自分たちは北九州戦以上の集中力をもって戦わなければいけない」と話した。
栃木は前節のF東京U-23戦を4-1で制し今季2度目の3連勝を飾って首位に浮上した。前回カターレと対戦して1-1で引き分けた7月8日の第16節以降9戦負けなし(6勝3分)。特に大宮から元スロベニア代表のFWネイツ・ペチュニクが加わった中断期間明けの6試合は17得点をたたき出して5勝1分と勢いに乗っている。
身長189㎝のペチュニクにボールを集め、そこにスピードのあるFW西谷和希らが絡むシンプルな攻撃が軸になっている。セットプレーからの得点も多い。ペチュニク以外にも金沢から加入のDFメンデスや、前節が第7節以来の先発出場だったDF服部康平といった190㎝前後の大型選手を擁し、DF菅和範のロングスローもある。最近の得点数が示すように、それらの威力は分かっていてもやられるレベルに達しつつあるようだ。
「栃木はセカンドボール、サードボールを嫌な場所に流し込んでくるし、それに対する反応が鋭い」と浮氣監督。前回の対戦と同様に、こぼれ球を巡る球際の強さや予測力、運動量がカギになるとみている。今季のカターレが重視してきたところだ。しかし前回は序盤から相手に上回られて苦戦した。栃木は前回の終了直前に同点ゴールを許した悔しさ、富山県総合運動公園陸上競技場であった昨季の入れ替え戦で敗れた悔しさを思い起こし、今回も気合が入っている。前回のように受け身にまわっては危うい。加えてJ3降格後の栃木戦は3試合とも前半でリードを許している。今回は相手よりも先にアグレッシブさを出して先制点を狙いつつ、我慢比べに持ち込みたい。

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