【第24節vs北九州プレビュー】生き残りをかけて激突
- 2017/09/22
- 01:16
2014年に創設されたJ3は毎年、終盤に最も強かったチームが昇格を果たしている。昨季は大分が5連勝で逆転優勝を飾り、15年は9戦負けなし(7勝2分)で終えた町田が入れ替え戦でも勝利を収めた。14年は優勝した金沢が13戦負けなし(12勝1分)で走り切っている。
カターレは前節の沼津戦に敗れて5戦勝ちなし(2分3敗)。苦しい状況が続いているが、リーグ戦は残り10試合ある。今節をターニングポイントにしたい。
前節は今季ワーストに近い内容だった。台風の影響による強風や、開始直後のミス絡みの失点によってイレギュラーな展開となり、リズムをつかめないまま不完全燃焼に終わった。中断明け初戦の逆転負けから始まり、ゲーム内容に結果が伴わないうちに内容自体が次第に悪化する負のスパイラルにはまった感がある。
上位との勝点差も広がりつつある。しかし、「こういう状況になり、みんな開き直れたのではないか。きょう(21日)の紅白戦ではいつも以上に声が出ていたし、走れていた」とMF窪田良は言う。MF佐々木一輝も「下を向いていても何も始まらない。まだ昇格を狙えるのだから自分たちのサッカーをしっかりやりたい」と話した。
21日は選手、スタッフ全員で肩を組み、声を掛け合って練習がスタートした。浮氣哲郎監督は前半戦を2位で折り返した時点で「昇格のために必要なのはチームが一丸となる団結力」とし、「今でも良いものがあるが、もっと一体になれる」と話していた。これしきの苦戦でモチベーションが揺らぐ選手はカターレにはいない。逆に「自分が何とかしたい」という気持ちを高めているだろう。その思いを結集すれば突破口はきっと開ける。今が正念場と捉えて踏ん張りたい。
対する7位の北九州も上位を追撃するために今節は勝利がほしい。前節が台風の影響で順延となり1試合消化が少ないが、5位のカターレにも勝点4差をつけられ勝点3の必要性は彼らのほうが切実。ホームでもあり必死に向かってくるのは確実だ。カターレは心して臨まなければならないが、我慢強く戦えば焦りを誘える。したたかにゲームを運んで隙に付け込みたい。
北九州は直近の試合である第22節の福島戦を0-1で落とし3連勝を逃した。互いにチャンスがあった中で、福島のDF星広太にファインゴールを決められた。得意とするボールポゼッションがやや不安定で、出来の良かった福島に主導権を握られた時間が少なくなかった。今節に向けて修正を図ってくるだろう。
J1、J2で活躍した選手がそろう陣容はJ3随一で、いつエンジンがかかって快進撃が始まってもおかしくない。エースのFW池元友樹はリーグ得点ランキング3位の13点を挙げ好調を維持。金沢から夏に加入したボランチ山藤健太は第20節・琉球戦の後半39分、ミドルシュートで決勝点を挙げた。左足の精度が高く、セットプレーのキッカーとしても相手に脅威を与えている。
前回対戦した7月1日の第15節では終了間際にCKからDF柳下大樹が決めて2-1でカターレが勝った。
浮氣監督は「相手よりも、1回でも多く走る、1回でも多くボールを奪う、汗をかくという初心に帰って戦っていきたい」と話している。
※Jリーグ公式サイトに見どころが掲載されています
https://www.jleague.jp/match/j3/2017/092314/ticket/#preview
カターレは前節の沼津戦に敗れて5戦勝ちなし(2分3敗)。苦しい状況が続いているが、リーグ戦は残り10試合ある。今節をターニングポイントにしたい。
前節は今季ワーストに近い内容だった。台風の影響による強風や、開始直後のミス絡みの失点によってイレギュラーな展開となり、リズムをつかめないまま不完全燃焼に終わった。中断明け初戦の逆転負けから始まり、ゲーム内容に結果が伴わないうちに内容自体が次第に悪化する負のスパイラルにはまった感がある。
上位との勝点差も広がりつつある。しかし、「こういう状況になり、みんな開き直れたのではないか。きょう(21日)の紅白戦ではいつも以上に声が出ていたし、走れていた」とMF窪田良は言う。MF佐々木一輝も「下を向いていても何も始まらない。まだ昇格を狙えるのだから自分たちのサッカーをしっかりやりたい」と話した。
21日は選手、スタッフ全員で肩を組み、声を掛け合って練習がスタートした。浮氣哲郎監督は前半戦を2位で折り返した時点で「昇格のために必要なのはチームが一丸となる団結力」とし、「今でも良いものがあるが、もっと一体になれる」と話していた。これしきの苦戦でモチベーションが揺らぐ選手はカターレにはいない。逆に「自分が何とかしたい」という気持ちを高めているだろう。その思いを結集すれば突破口はきっと開ける。今が正念場と捉えて踏ん張りたい。
対する7位の北九州も上位を追撃するために今節は勝利がほしい。前節が台風の影響で順延となり1試合消化が少ないが、5位のカターレにも勝点4差をつけられ勝点3の必要性は彼らのほうが切実。ホームでもあり必死に向かってくるのは確実だ。カターレは心して臨まなければならないが、我慢強く戦えば焦りを誘える。したたかにゲームを運んで隙に付け込みたい。
北九州は直近の試合である第22節の福島戦を0-1で落とし3連勝を逃した。互いにチャンスがあった中で、福島のDF星広太にファインゴールを決められた。得意とするボールポゼッションがやや不安定で、出来の良かった福島に主導権を握られた時間が少なくなかった。今節に向けて修正を図ってくるだろう。
J1、J2で活躍した選手がそろう陣容はJ3随一で、いつエンジンがかかって快進撃が始まってもおかしくない。エースのFW池元友樹はリーグ得点ランキング3位の13点を挙げ好調を維持。金沢から夏に加入したボランチ山藤健太は第20節・琉球戦の後半39分、ミドルシュートで決勝点を挙げた。左足の精度が高く、セットプレーのキッカーとしても相手に脅威を与えている。
前回対戦した7月1日の第15節では終了間際にCKからDF柳下大樹が決めて2-1でカターレが勝った。
浮氣監督は「相手よりも、1回でも多く走る、1回でも多くボールを奪う、汗をかくという初心に帰って戦っていきたい」と話している。
※Jリーグ公式サイトに見どころが掲載されています
https://www.jleague.jp/match/j3/2017/092314/ticket/#preview
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