第22節 富山×C大阪U-23 マッチレポート■今季2度目のスコアレスドロー
- 2017/09/10
- 18:49
【第22節 富山0―0C大阪U-23 ▽得点者:なし】
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
第5節の琉球戦以来となる今季2度目のスコアレスドローで4戦勝ちなしとなった。3人が出場停止になったため先発が前節から5人も入れ替わったが攻守は機能し、チャンスを多くつくり、4試合ぶりに無失点で守った。これを再浮上への手がかりにしたい。次節から沼津、北九州、栃木とぶつかる勝負の3連戦が始まる。
C大阪U-23も前回の試合から先発を8人入れ替えてきた。オーバーエイジ枠の4(うちGK1)をフルに使い、J3初出場の元日本代表DF茂庭照幸とFWリカルド・サントスのほか、酒本憲幸が右サイドバックに入った。前々節の長野戦に出場したU-18のメンバーは同日開催のU-18プレミアリーグの試合にまわった。
今季前例のないメンバー構成であり、カターレは意表を突かれた。サントスへの対応を含めてよく守り、被シュートは4本だったが、攻撃面では数多く入れたクロスや13本のCKからゴールを割ることができず連続試合得点のクラブ記録が10で止まった。浮氣監督は「DFラインのところでは(茂庭と酒本が)横にいる若い選手をしっかりコントロールしながら、素晴らしいカバーリングもあった。(ベテランの存在によって、きょうのゲームが)すごく厄介になってしまったなとは思う」と振り返っている。
「U-23の選手だけなら前からプレスをかけてはめにいくが、ベテラン選手が入るとコンパクトにしてやっていく」(DF森下怜哉)というC大阪U-23はボールを保持しながら攻めようとする。対するカターレはボールを奪って縦に素早く攻め、立ち上がりからチャンスをつくった。開始5分にMF椎名伸志からの縦パスを受けたMF佐々木陽次が左足でシュートし左のポストにぶつける。前半はややカターレペースで進んだ。移籍後初先発したDF近藤徹志が負傷で退き、開幕戦以来出場機会のなかったルーキーのDF登崎雅貴が入ったがスムーズにチームに溶け込んだ。
C大阪U-23は攻撃にかかってからの連動がもうひとつで後半も立ち上がりからチャンスをつくったのはカターレだった。同9分までにFK、CKを5本得て、そのこぼれ球をDF平出涼や椎名がミドルシュートするなどしてゴールを脅かした。20分過ぎからは相手にセカンドボールを拾われるようになり、じわじわと押し込まれる時間が続いたが我慢した。
残り15分を切るとオープンな展開になり、カターレはセットプレーなどで得点を狙い、C大阪U-23はカウンター気味にゴールに迫る。C大阪U-23は同41分に左サイド深くからのマイナスのクロスでMF阪本将基が決定機を迎えたがシュートは枠外に。終了直前には右からのクロスに合わせてサントスがこの日唯一となるシュートを頭で飛ばしたが外れてタイムアップとなった。
この試合でカターレはU-23の3チームとの今季の対戦が終了して3勝2分1敗だった(昨季4勝1分1敗)。残り11試合。やや足踏みはしているが、いよいよ次節からはライバルとの対戦が続く。戦いはこれからだ。
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
第5節の琉球戦以来となる今季2度目のスコアレスドローで4戦勝ちなしとなった。3人が出場停止になったため先発が前節から5人も入れ替わったが攻守は機能し、チャンスを多くつくり、4試合ぶりに無失点で守った。これを再浮上への手がかりにしたい。次節から沼津、北九州、栃木とぶつかる勝負の3連戦が始まる。
C大阪U-23も前回の試合から先発を8人入れ替えてきた。オーバーエイジ枠の4(うちGK1)をフルに使い、J3初出場の元日本代表DF茂庭照幸とFWリカルド・サントスのほか、酒本憲幸が右サイドバックに入った。前々節の長野戦に出場したU-18のメンバーは同日開催のU-18プレミアリーグの試合にまわった。
今季前例のないメンバー構成であり、カターレは意表を突かれた。サントスへの対応を含めてよく守り、被シュートは4本だったが、攻撃面では数多く入れたクロスや13本のCKからゴールを割ることができず連続試合得点のクラブ記録が10で止まった。浮氣監督は「DFラインのところでは(茂庭と酒本が)横にいる若い選手をしっかりコントロールしながら、素晴らしいカバーリングもあった。(ベテランの存在によって、きょうのゲームが)すごく厄介になってしまったなとは思う」と振り返っている。
「U-23の選手だけなら前からプレスをかけてはめにいくが、ベテラン選手が入るとコンパクトにしてやっていく」(DF森下怜哉)というC大阪U-23はボールを保持しながら攻めようとする。対するカターレはボールを奪って縦に素早く攻め、立ち上がりからチャンスをつくった。開始5分にMF椎名伸志からの縦パスを受けたMF佐々木陽次が左足でシュートし左のポストにぶつける。前半はややカターレペースで進んだ。移籍後初先発したDF近藤徹志が負傷で退き、開幕戦以来出場機会のなかったルーキーのDF登崎雅貴が入ったがスムーズにチームに溶け込んだ。
C大阪U-23は攻撃にかかってからの連動がもうひとつで後半も立ち上がりからチャンスをつくったのはカターレだった。同9分までにFK、CKを5本得て、そのこぼれ球をDF平出涼や椎名がミドルシュートするなどしてゴールを脅かした。20分過ぎからは相手にセカンドボールを拾われるようになり、じわじわと押し込まれる時間が続いたが我慢した。
残り15分を切るとオープンな展開になり、カターレはセットプレーなどで得点を狙い、C大阪U-23はカウンター気味にゴールに迫る。C大阪U-23は同41分に左サイド深くからのマイナスのクロスでMF阪本将基が決定機を迎えたがシュートは枠外に。終了直前には右からのクロスに合わせてサントスがこの日唯一となるシュートを頭で飛ばしたが外れてタイムアップとなった。
この試合でカターレはU-23の3チームとの今季の対戦が終了して3勝2分1敗だった(昨季4勝1分1敗)。残り11試合。やや足踏みはしているが、いよいよ次節からはライバルとの対戦が続く。戦いはこれからだ。
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