【第21節vsYS横浜プレビュー】3試合ぶり勝利へ全力
- 2017/08/31
- 18:26
連敗ストップと3試合ぶりの勝利を目指しアウェイでYSCC(横浜スポーツ&カルチャークラブ、以下YS横浜)と対戦する。前節の鹿児島戦を1-2で落とし今季初の連敗で4位に後退したが、得点の連続試合記録をJリーグ入会後初の「9」まで伸ばした(これまでの記録は2016年第11-18節の8試合連続。JFL時代は9が最高)。今回は先制したうえで2点目も奪って勝ち切りたい。
今週はゲーム形式の練習を多く行い、その中で攻守をチェックしたという。今節はMF脇本晃成が警告の累積で出場停止のためスタメン変更も伴う。脇本が入っていたボランチでは西室隆規や椎名伸志、佐々木陽次、衛藤裕がプレーしたほか、前節は右サイドハーフで移籍後初先発した平繁龍一がトップに入るなどし、さまざまな組み合わせが試されていた。
前節は平繁が入ってフリックやスルーなどを交えた思い切った崩しが何度か見られた。31日のゲーム形式でもテンポよくパスがつながり、最後は攻撃参加したMF窪田良が得点を決めるシーンがあった。攻撃面はこれまで通りの期待を抱いてよいだろう。
第4節の沼津戦(●0-3)以来の複数失点が2試合続き、守りの修正はポイントになる。カターレのハイライン・ハイプレスを逆手にとり裏を狙おうとするチームは多い。これまでは前線から最終ラインまでチーム全体でよく対応しつつ、高い位置でボールを奪い攻撃につなげてきた。窪田は「前からプレスをかけるにしてもバラバラにいっては奪えない。気持ちを合わせて対応できるように、そして連続失点しないように、自分らボランチのところから統率していきたい」と話す。DF代健司は「細かい所になるが、立ち返って見直した。今後さらに上を目指すためにも必要なことだ。練習の時から、厳しく指摘し合う声も出ている。(連敗したことで)早めに課題を修正できる。残り13試合あり(今後どうなるかは)自分たち次第」と語った。
浮氣哲郎監督は前節後半の連続失点について、「先制点を許した後に『すぐに取り返してやろう』という気持ちが強過ぎて少し前掛かりになった」とみる。「FC東京U-23戦であのような負け方をしたことも影響したかもしれない」と選手の心理を慮った。「この2戦は結果が出ていないが何かを大きく変える必要はない。気持ちの面での切り替えがより重要だと考えている」と話した。
対するYS横浜は前節、カターレが敗れたFC東京U-23を3-0で下し、8試合ぶりとなる今季3勝目を挙げた。FC東京U-23の出来が良くなかったのは確かで、Jリーグ公式サイトによると中村忠監督は会見で「今季一番悪いゲームに近い」と口にしている。しかし、YS横浜も最下位の17位に沈んでいるとは思えないプレーを展開していた。ボールを丁寧につないで攻め、前からしっかりプレスをかける。ゴール前の狭いところをこじ開けようとする大胆さもみせていた。樋口靖洋監督のもと志高く取り組んでいることがうかがえる。前節、中心選手のFW辻正男とMF吉田明生が得点を挙げたことも彼らにとっては好材料だ。
前回5月20日の第9節で対戦した際にはカターレが後半6分、DF山形辰徳のクロスを衛藤が頭で決めた1点で勝利を収めた。J3での対戦成績はカターレの5勝1分だが、4-3で逆転勝ちした昨季のアウェイゲーム(第22節・9月17日)も含め最近3試合は1点差。打倒上位に燃えるYS横浜のモチベーションは高いだけに心して臨まなければならないだろう。
今週はゲーム形式の練習を多く行い、その中で攻守をチェックしたという。今節はMF脇本晃成が警告の累積で出場停止のためスタメン変更も伴う。脇本が入っていたボランチでは西室隆規や椎名伸志、佐々木陽次、衛藤裕がプレーしたほか、前節は右サイドハーフで移籍後初先発した平繁龍一がトップに入るなどし、さまざまな組み合わせが試されていた。
前節は平繁が入ってフリックやスルーなどを交えた思い切った崩しが何度か見られた。31日のゲーム形式でもテンポよくパスがつながり、最後は攻撃参加したMF窪田良が得点を決めるシーンがあった。攻撃面はこれまで通りの期待を抱いてよいだろう。
第4節の沼津戦(●0-3)以来の複数失点が2試合続き、守りの修正はポイントになる。カターレのハイライン・ハイプレスを逆手にとり裏を狙おうとするチームは多い。これまでは前線から最終ラインまでチーム全体でよく対応しつつ、高い位置でボールを奪い攻撃につなげてきた。窪田は「前からプレスをかけるにしてもバラバラにいっては奪えない。気持ちを合わせて対応できるように、そして連続失点しないように、自分らボランチのところから統率していきたい」と話す。DF代健司は「細かい所になるが、立ち返って見直した。今後さらに上を目指すためにも必要なことだ。練習の時から、厳しく指摘し合う声も出ている。(連敗したことで)早めに課題を修正できる。残り13試合あり(今後どうなるかは)自分たち次第」と語った。
浮氣哲郎監督は前節後半の連続失点について、「先制点を許した後に『すぐに取り返してやろう』という気持ちが強過ぎて少し前掛かりになった」とみる。「FC東京U-23戦であのような負け方をしたことも影響したかもしれない」と選手の心理を慮った。「この2戦は結果が出ていないが何かを大きく変える必要はない。気持ちの面での切り替えがより重要だと考えている」と話した。
対するYS横浜は前節、カターレが敗れたFC東京U-23を3-0で下し、8試合ぶりとなる今季3勝目を挙げた。FC東京U-23の出来が良くなかったのは確かで、Jリーグ公式サイトによると中村忠監督は会見で「今季一番悪いゲームに近い」と口にしている。しかし、YS横浜も最下位の17位に沈んでいるとは思えないプレーを展開していた。ボールを丁寧につないで攻め、前からしっかりプレスをかける。ゴール前の狭いところをこじ開けようとする大胆さもみせていた。樋口靖洋監督のもと志高く取り組んでいることがうかがえる。前節、中心選手のFW辻正男とMF吉田明生が得点を挙げたことも彼らにとっては好材料だ。
前回5月20日の第9節で対戦した際にはカターレが後半6分、DF山形辰徳のクロスを衛藤が頭で決めた1点で勝利を収めた。J3での対戦成績はカターレの5勝1分だが、4-3で逆転勝ちした昨季のアウェイゲーム(第22節・9月17日)も含め最近3試合は1点差。打倒上位に燃えるYS横浜のモチベーションは高いだけに心して臨まなければならないだろう。
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