【第20節vs鹿児島プレビュー】敗北をバネに前進を
- 2017/08/24
- 17:16
アウェイの鴨池で3連勝中の5位・鹿児島と対戦する。手ごわい相手を叩き、前節に逆転負けした悔しさを晴らしたい。
勝利を目前にしながら逆転負けを喫したショックが懸念されたが、チームはゲーム内容を冷静に振り返ったうえで再スタートした。浮氣哲郎監督は「(敗戦から)学ばなければいけないが悲観することはない。ゲームを大枠で見た時に悪いところはない。確かにショッキングな負け方ではあったが、それに囚われないことが今回は重要だと考えている」。
今季はこれまで、負けを薬にして進歩してきた。第4節・沼津戦後は球際の強さが増し、第10節・長野戦後は前線からのプレスが強化された。前節の3度目の負けも今後に生かしたいところだ。MF脇本晃成は「(前節は)やってはいけない試合をしてしまった。二度とないようにしなければいけない。(あのような終盤も)コンパクトさを保つことや、危ない場所への意識をみんなで共有しながらプレーする必要がある」と話す。FW苔口卓也は「チャンスは数多くつくれていたので、それを決め切れるようにしなければいけない。得点した後の5分、10分の進め方は考えていきたい」と話した。
前指揮官である三浦泰年監督が率いる鹿児島との対戦は3月18日の第2節以来で約5カ月ぶり。前回はMF佐々木陽次のファインゴールによってカターレが1-0で制した。当時は互いの意地と意地がぶつかり合う緊迫感があったが今回はどうか。浮氣、三浦の両監督が選手たちを掌握し、ともにチーム状態も良い。内容の濃い熱いゲームになるのは必至。因縁をクローズアップするまでもないだろう。
DF山形辰徳は「最後まで集中し、球際のバトルで負けないことが大事。まだ自分たちには失うものはないのだからチャレンジャーとして向かっていく」と話した。
鹿児島は前節の長野戦で2-1の逆転勝ちを収めた。昨季から富山や長野、栃木といったJ2ライセンスを持つ上位クラブとの対戦で白星がなく、今季も苦戦が続いていたが、ついに一角崩しに成功。勢いに乗って打倒カターレを狙う。10勝1分7敗で引き分けが少なく勝ち負けがはっきり。ホームで7勝2敗と強さを示している。
FW藤本憲明の存在感は絶大だ。昨季は15点でJ3の得点王になったが、今季もすでに14点を挙げて得点ランキング首位に立っている。前節も後半21分に、自身でボールを奪い、スピードに乗ったドリブルでGKも交わして決勝点を奪った。ロングフィードを収めて好機をつくり、独力でシュートまで持ち込む場面もあった。
三浦監督仕込みのパスワークも向上が著しく、最近の試合ではボール支配率が6割前後に達している。長野や琉球、盛岡といったポゼッション志向のチームとの対戦でも支配率で上回っており、カターレも簡単にはボールを奪えないだろう。パスを回しながら相手を引き付けて裏を狙うのが得点パターンのひとつ。最終ラインからの1本のパスで藤本やFW川森有真が抜けて決定機をつくるケースがあり、カターレは注意が必要だ。
前節で鹿児島と対戦した長野は敵陣でボールを奪って何度か好機をつくっていた。カターレが持ち味を発揮して高い位置で奪うことができれば主導権を握れるだろう。苔口は「ボールを奪った後がポイントになる」と話す。鋭くゴールに迫って得点につなげたい。
勝利を目前にしながら逆転負けを喫したショックが懸念されたが、チームはゲーム内容を冷静に振り返ったうえで再スタートした。浮氣哲郎監督は「(敗戦から)学ばなければいけないが悲観することはない。ゲームを大枠で見た時に悪いところはない。確かにショッキングな負け方ではあったが、それに囚われないことが今回は重要だと考えている」。
今季はこれまで、負けを薬にして進歩してきた。第4節・沼津戦後は球際の強さが増し、第10節・長野戦後は前線からのプレスが強化された。前節の3度目の負けも今後に生かしたいところだ。MF脇本晃成は「(前節は)やってはいけない試合をしてしまった。二度とないようにしなければいけない。(あのような終盤も)コンパクトさを保つことや、危ない場所への意識をみんなで共有しながらプレーする必要がある」と話す。FW苔口卓也は「チャンスは数多くつくれていたので、それを決め切れるようにしなければいけない。得点した後の5分、10分の進め方は考えていきたい」と話した。
前指揮官である三浦泰年監督が率いる鹿児島との対戦は3月18日の第2節以来で約5カ月ぶり。前回はMF佐々木陽次のファインゴールによってカターレが1-0で制した。当時は互いの意地と意地がぶつかり合う緊迫感があったが今回はどうか。浮氣、三浦の両監督が選手たちを掌握し、ともにチーム状態も良い。内容の濃い熱いゲームになるのは必至。因縁をクローズアップするまでもないだろう。
DF山形辰徳は「最後まで集中し、球際のバトルで負けないことが大事。まだ自分たちには失うものはないのだからチャレンジャーとして向かっていく」と話した。
鹿児島は前節の長野戦で2-1の逆転勝ちを収めた。昨季から富山や長野、栃木といったJ2ライセンスを持つ上位クラブとの対戦で白星がなく、今季も苦戦が続いていたが、ついに一角崩しに成功。勢いに乗って打倒カターレを狙う。10勝1分7敗で引き分けが少なく勝ち負けがはっきり。ホームで7勝2敗と強さを示している。
FW藤本憲明の存在感は絶大だ。昨季は15点でJ3の得点王になったが、今季もすでに14点を挙げて得点ランキング首位に立っている。前節も後半21分に、自身でボールを奪い、スピードに乗ったドリブルでGKも交わして決勝点を奪った。ロングフィードを収めて好機をつくり、独力でシュートまで持ち込む場面もあった。
三浦監督仕込みのパスワークも向上が著しく、最近の試合ではボール支配率が6割前後に達している。長野や琉球、盛岡といったポゼッション志向のチームとの対戦でも支配率で上回っており、カターレも簡単にはボールを奪えないだろう。パスを回しながら相手を引き付けて裏を狙うのが得点パターンのひとつ。最終ラインからの1本のパスで藤本やFW川森有真が抜けて決定機をつくるケースがあり、カターレは注意が必要だ。
前節で鹿児島と対戦した長野は敵陣でボールを奪って何度か好機をつくっていた。カターレが持ち味を発揮して高い位置で奪うことができれば主導権を握れるだろう。苔口は「ボールを奪った後がポイントになる」と話す。鋭くゴールに迫って得点につなげたい。
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