【第19節vsF東京U-23プレビュー】昇格へ。ホームから進撃再開
- 2017/08/17
- 19:17
4週間の中断明け初戦を地元で迎える。ホームゲームではクラブ史上初の5連勝中。前回の試合はもう1カ月半以上も前のことになったが、DF柳下大樹が終了間際に決勝点を挙げた7月1日の第15節・北九州戦だ。あの時の興奮と勢いをスタジアムに再現して勝利を引き寄せたい。
勝点2差の首位・秋田が今節は試合がなく、勝てば暫定ながら首位に立つ。
中断期間も練習試合を挟みながらハードなトレーニングを消化。リーグ戦の最中と同じように攻撃練習に重点が置かれた。浮氣哲郎監督は「先制点を奪い、さらに追加点を挙げられるようになるのがチームとしてのテーマ。対戦相手にとって嫌な場所に入っていく回数を増やすために、ボールを止める・蹴るといった基本的なところからやってきた」と話した。
今季はシュート練習に多くの時間を割いている。この方針について新加入のFW平繁龍一は「自主練習ではなく全体練習の中で行うことによって選手の緊張感も違うし、1本1本に集中して取り組める。自分は攻撃の選手なのでありがたい」と話した。
浮氣監督には「個人任せにするのではなく、シュートのこぼれに詰めるといったことも含めて得点する確率を上げるためにグループとしてどうプレーするのか、できるだけ共有したい」との考えがある。積み重ねてきた日々の成果が表れるのがこれからの後半戦だ。負けなしを継続している最近7試合(5勝2分)のうち4試合で2点目を奪っている。さらに上昇曲線を描くことを期待しよう。
平繁の加入によって攻撃陣はさらに選手層が厚くなった。スタメンだけでなくベンチ入りを巡る競争も激しい。浮氣監督は「試合途中から入る選手にはギアを一段上げるパワーを求めている」と話し、切り札的な存在の台頭を期待している。今季はまだ途中出場した選手が得点を挙げていない。チーム内での切磋琢磨が終盤の得点力アップにもつながるか。
F東京U-23とは3月12日の開幕戦以来約5カ月ぶりの対戦になる。当時は2-0で快勝したが、相手はチームづくりが遅れている感が否めなかった。試合を重ねて成熟度を上げているであろう今回は侮れない。昨季(全30試合)のF東京U-23は、前半戦が3勝5分7敗だったが後半戦は6勝4分5敗で10位まで浮上した。カターレも前半戦は勝ったが、後半戦の第25節で0-0の引き分けに持ち込まれ、これにより昇格争いで苦しい状況に追い込まれた。
F東京U-23は現在12位で、最近5試合が1勝2分2敗。第15節で首位の秋田と1-1で引き分け、第17節で鳥取を6-0で撃破している。前節の北九州戦は、DF小川諒也、DF山田将之、DF岡崎慎、MF鈴木喜丈、FWユ・インスがトップチームのドイツ遠征に帯同したため、ボランチにオーバーエイジの梶山陽平と米本拓司を起用するなどイレギュラーなメンバー構成だった。
今節のスタメンも想定しづらいが、8月4日まで行われたU-18日本クラブユース選手権で2連覇を果たした選手たちも複数人出場するだろう。
16歳のMF久保建英と17歳のMF平川怜はU-17日本代表のチェコ遠征に参加しており不在。久保が7試合連続で先発していたツートップには、クラブユース選手権で得点王になった原大智やチームトップの4得点を挙げているユ、パルメイラスなどブラジルの名門クラブに所属してきた新加入の20歳FWリッピ・ヴェローゾが起用される可能性がある。開幕戦でも活躍した17歳の岡庭愁人と小川の両サイドバックは突破力と高精度のクロスに注意が必要だ。
勝点2差の首位・秋田が今節は試合がなく、勝てば暫定ながら首位に立つ。
中断期間も練習試合を挟みながらハードなトレーニングを消化。リーグ戦の最中と同じように攻撃練習に重点が置かれた。浮氣哲郎監督は「先制点を奪い、さらに追加点を挙げられるようになるのがチームとしてのテーマ。対戦相手にとって嫌な場所に入っていく回数を増やすために、ボールを止める・蹴るといった基本的なところからやってきた」と話した。
今季はシュート練習に多くの時間を割いている。この方針について新加入のFW平繁龍一は「自主練習ではなく全体練習の中で行うことによって選手の緊張感も違うし、1本1本に集中して取り組める。自分は攻撃の選手なのでありがたい」と話した。
浮氣監督には「個人任せにするのではなく、シュートのこぼれに詰めるといったことも含めて得点する確率を上げるためにグループとしてどうプレーするのか、できるだけ共有したい」との考えがある。積み重ねてきた日々の成果が表れるのがこれからの後半戦だ。負けなしを継続している最近7試合(5勝2分)のうち4試合で2点目を奪っている。さらに上昇曲線を描くことを期待しよう。
平繁の加入によって攻撃陣はさらに選手層が厚くなった。スタメンだけでなくベンチ入りを巡る競争も激しい。浮氣監督は「試合途中から入る選手にはギアを一段上げるパワーを求めている」と話し、切り札的な存在の台頭を期待している。今季はまだ途中出場した選手が得点を挙げていない。チーム内での切磋琢磨が終盤の得点力アップにもつながるか。
F東京U-23とは3月12日の開幕戦以来約5カ月ぶりの対戦になる。当時は2-0で快勝したが、相手はチームづくりが遅れている感が否めなかった。試合を重ねて成熟度を上げているであろう今回は侮れない。昨季(全30試合)のF東京U-23は、前半戦が3勝5分7敗だったが後半戦は6勝4分5敗で10位まで浮上した。カターレも前半戦は勝ったが、後半戦の第25節で0-0の引き分けに持ち込まれ、これにより昇格争いで苦しい状況に追い込まれた。
F東京U-23は現在12位で、最近5試合が1勝2分2敗。第15節で首位の秋田と1-1で引き分け、第17節で鳥取を6-0で撃破している。前節の北九州戦は、DF小川諒也、DF山田将之、DF岡崎慎、MF鈴木喜丈、FWユ・インスがトップチームのドイツ遠征に帯同したため、ボランチにオーバーエイジの梶山陽平と米本拓司を起用するなどイレギュラーなメンバー構成だった。
今節のスタメンも想定しづらいが、8月4日まで行われたU-18日本クラブユース選手権で2連覇を果たした選手たちも複数人出場するだろう。
16歳のMF久保建英と17歳のMF平川怜はU-17日本代表のチェコ遠征に参加しており不在。久保が7試合連続で先発していたツートップには、クラブユース選手権で得点王になった原大智やチームトップの4得点を挙げているユ、パルメイラスなどブラジルの名門クラブに所属してきた新加入の20歳FWリッピ・ヴェローゾが起用される可能性がある。開幕戦でも活躍した17歳の岡庭愁人と小川の両サイドバックは突破力と高精度のクロスに注意が必要だ。
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