【第9節vs長野プレビュー】起死回生へ隣県ライバルを倒せ
- 2015/05/01
- 16:14
隣県のライバルとの第1ラウンドだ。カターレが2勝1分4敗と苦しんでいるのに対し、AC長野パルセイロは1分1敗後の5連勝で2位につけている。アウェイゲームではあるが追う側として勝利がほしい一戦になる。
5連戦の3試合目。最初の2戦は同じスタメンで臨んだカターレだが、今回は若干の入れ替えがある模様だ。長野とは開幕前に非公開の練習試合を行っている。当時は [3-4-2-1]のフォーメーションを採用する長野に対し、カターレは[4-4-2]と[3-4-2-1]を前後半で使い分けたという。どちらを選ぶかはゲームプランや開始後の展開次第だろう。
カターレは1日の練習で長野対策をシミュレーションした。長野は身長190㎝のFW土井良太にロングボールを入れ、そのセカンドボールを拾ってツーシャドーの勝又慶典や佐藤悠希が決めるのが得点パターン。仮想・土井としてGK飯田健巳が練習台となり、対応法を意識づけした。町田などでもプレーした勝又は3試合連続得点中で、「勝負強いゴールゲッタータイプ」と岸野靖之監督も警戒している。
カターレは前節、相模原の得点パターンを防ぎ切れずに失点した。頭で分かっていても対処が難しいのが相手のストロングポイントだ。しかし、それを封じなければ勝利は望めない。フィードの出し手に対するプレス、受け手に対するチャレンジ&カバーを根気強く続けなければならない。
「長野はゴール前にしっかりブロックをつくって守ってくる。どう攻めるかも考えなければならない」とDF吉川拓也は話す。苔口卓也、北井佑季らアタッカー陣の調子はけっして悪くはない。積極的に仕掛けて相手の守りを揺さぶりたい。岸野監督は「長野は競り勝ちながら5連勝しており戦い方を知っているなという印象をもった。しかし、自分たちがしっかりやれば差はない。無失点で進め、数多くチャンスをつくって得点を狙う」と話した。
長野は先月26日の第7節で全勝の山口を2-1で下し、前節・福島戦も2-1で勝利を収めた。いずれも先制後に一旦追いつかれたが突き放している。前節は2011-12年にカターレに在籍したDF松原優吉のロングスローを起点に勝又がヒールで流し込んで先制し、富山第一高校OBのFW高橋駿太が決勝点を挙げた。勝又がスカパーJ3ダイジェストのインタビューに対し、「昨季なら負けたり引き分けたりしたであろうゲームを勝てている」と話したようにチーム状態が良いのは間違いない。
1990年代から北信越リーグで戦った長野エルザが前身で、2007年に長野パルセイロに改称。2011年にJFLへ昇格し、2013年に同優勝を果たし昨季J3に参入した。松本山雅との「信州ダービー」は北信越リーグ時代に盛り上がりをみせ全国的にも知られるようになった。ホームスタジアムの南長野運動公園総合球技場が全面改装され今年3月にオープンしたことでも注目を集めている。
5連戦の3試合目。最初の2戦は同じスタメンで臨んだカターレだが、今回は若干の入れ替えがある模様だ。長野とは開幕前に非公開の練習試合を行っている。当時は [3-4-2-1]のフォーメーションを採用する長野に対し、カターレは[4-4-2]と[3-4-2-1]を前後半で使い分けたという。どちらを選ぶかはゲームプランや開始後の展開次第だろう。
カターレは1日の練習で長野対策をシミュレーションした。長野は身長190㎝のFW土井良太にロングボールを入れ、そのセカンドボールを拾ってツーシャドーの勝又慶典や佐藤悠希が決めるのが得点パターン。仮想・土井としてGK飯田健巳が練習台となり、対応法を意識づけした。町田などでもプレーした勝又は3試合連続得点中で、「勝負強いゴールゲッタータイプ」と岸野靖之監督も警戒している。
カターレは前節、相模原の得点パターンを防ぎ切れずに失点した。頭で分かっていても対処が難しいのが相手のストロングポイントだ。しかし、それを封じなければ勝利は望めない。フィードの出し手に対するプレス、受け手に対するチャレンジ&カバーを根気強く続けなければならない。
「長野はゴール前にしっかりブロックをつくって守ってくる。どう攻めるかも考えなければならない」とDF吉川拓也は話す。苔口卓也、北井佑季らアタッカー陣の調子はけっして悪くはない。積極的に仕掛けて相手の守りを揺さぶりたい。岸野監督は「長野は競り勝ちながら5連勝しており戦い方を知っているなという印象をもった。しかし、自分たちがしっかりやれば差はない。無失点で進め、数多くチャンスをつくって得点を狙う」と話した。
長野は先月26日の第7節で全勝の山口を2-1で下し、前節・福島戦も2-1で勝利を収めた。いずれも先制後に一旦追いつかれたが突き放している。前節は2011-12年にカターレに在籍したDF松原優吉のロングスローを起点に勝又がヒールで流し込んで先制し、富山第一高校OBのFW高橋駿太が決勝点を挙げた。勝又がスカパーJ3ダイジェストのインタビューに対し、「昨季なら負けたり引き分けたりしたであろうゲームを勝てている」と話したようにチーム状態が良いのは間違いない。
1990年代から北信越リーグで戦った長野エルザが前身で、2007年に長野パルセイロに改称。2011年にJFLへ昇格し、2013年に同優勝を果たし昨季J3に参入した。松本山雅との「信州ダービー」は北信越リーグ時代に盛り上がりをみせ全国的にも知られるようになった。ホームスタジアムの南長野運動公園総合球技場が全面改装され今年3月にオープンしたことでも注目を集めている。
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- テーマ:Jリーグ
- ジャンル:スポーツ
- カテゴリ:第9節○1-0長野