【第14節vsG大阪U-23プレビュー】ホームに帰り総力戦
- 2017/06/23
- 23:59
天皇杯を挟んでの3連戦の最後はホームに戻り17位のG大阪U-23と対戦する。天皇杯の神戸戦は好内容だった。浮氣哲郎監督は試合後に「きょうこれだけ良いゲームができて、リーグ戦で気の抜けたようなゲームはできない。今しがた選手とも確認してきた。次の一戦が大事。さらに気を引き締めていきたい」と話した。地元での好ゲームに期待がかかる。
移動も伴う中2日、中3日での連戦だ。3試合目になるとスタッフ陣にも疲労度の見極めは難しく、「試合が始まってみないと分からないところがある」と以前に聞いたことがある。精神は充実していても体がついてこないというケースがあるからだろう。先発した選手たちは回復に努めているが、遠征に帯同した選手、富山に残って練習を積んだ選手を含めて総力戦で挑まなければならない。浮氣監督はこれまで、スタメンを積極的に入れ替えて戦ってきた。今回、メンバー選考でどんな決断を下すのか興味深い。
G大阪U-23は今季から日本代表のキャプテンを長年務めた宮本恒靖氏が監督を務めている。開幕から無得点で5連敗を喫するなど苦しいスタートになったが、前節の盛岡戦を1-0で制して今季2勝目を挙げている。
前々節の北九州戦(●1-2)から[3-5-2]のフォーメーションを採用。監督が求める守りでの厳しさやしつこさが身に付き始めてチーム状態が上向いているようだ。前節の盛岡戦でも後半に押し込まれたが粘って無失点で守り切った。
前節の先発11人の平均年齢は19.45歳。MF妹尾直哉、DF嫁阪翔太、DF平尾壮(今節は出場停止)は昨季からJ3で経験を積んできた。札幌から新加入の23歳で、中盤が本職の中原彰吾が3バックの中心に入ってビルドアップの要となっている。ワンアンカーの高宇洋は市立船橋高、前節の得点をアシストしたMF髙江麗央は東福岡高から加わったルーキー。2試合連続得点中の郡大夢と一美和成のツートップはともに高さがある。
総得点4はリーグ最少だが、潜在能力の高い選手がそろっており一発の怖さを秘める(総失点18はリーグ13位タイ)。ボールをつなぎながら、ロングパスも効果的に交えて攻める。前節の盛岡戦では序盤に先制点を奪って伸び伸びとプレーしていた。カターレは相手を勢いづけないためにも先制点がほしい。そのうえで課題となっている追加点奪取を目指す。
G大阪U-23は昨季の後半に完成度を高め、上位を次々に倒して昇格争いをかき回した。カターレも10月2日の第24節で0-3の完敗を喫している。当時の主力だったMF堂安律やDF初瀬亮らが今季はJ1で活躍し、堂安はオランダのFCフローニンゲンへの期限付き移籍が決まった
G大阪U-23とは約1カ月後の来月22日、リーグ後半初戦の第18節でもぶつかる。第1ラウンドでしっかり叩いておきたい。
移動も伴う中2日、中3日での連戦だ。3試合目になるとスタッフ陣にも疲労度の見極めは難しく、「試合が始まってみないと分からないところがある」と以前に聞いたことがある。精神は充実していても体がついてこないというケースがあるからだろう。先発した選手たちは回復に努めているが、遠征に帯同した選手、富山に残って練習を積んだ選手を含めて総力戦で挑まなければならない。浮氣監督はこれまで、スタメンを積極的に入れ替えて戦ってきた。今回、メンバー選考でどんな決断を下すのか興味深い。
G大阪U-23は今季から日本代表のキャプテンを長年務めた宮本恒靖氏が監督を務めている。開幕から無得点で5連敗を喫するなど苦しいスタートになったが、前節の盛岡戦を1-0で制して今季2勝目を挙げている。
前々節の北九州戦(●1-2)から[3-5-2]のフォーメーションを採用。監督が求める守りでの厳しさやしつこさが身に付き始めてチーム状態が上向いているようだ。前節の盛岡戦でも後半に押し込まれたが粘って無失点で守り切った。
前節の先発11人の平均年齢は19.45歳。MF妹尾直哉、DF嫁阪翔太、DF平尾壮(今節は出場停止)は昨季からJ3で経験を積んできた。札幌から新加入の23歳で、中盤が本職の中原彰吾が3バックの中心に入ってビルドアップの要となっている。ワンアンカーの高宇洋は市立船橋高、前節の得点をアシストしたMF髙江麗央は東福岡高から加わったルーキー。2試合連続得点中の郡大夢と一美和成のツートップはともに高さがある。
総得点4はリーグ最少だが、潜在能力の高い選手がそろっており一発の怖さを秘める(総失点18はリーグ13位タイ)。ボールをつなぎながら、ロングパスも効果的に交えて攻める。前節の盛岡戦では序盤に先制点を奪って伸び伸びとプレーしていた。カターレは相手を勢いづけないためにも先制点がほしい。そのうえで課題となっている追加点奪取を目指す。
G大阪U-23は昨季の後半に完成度を高め、上位を次々に倒して昇格争いをかき回した。カターレも10月2日の第24節で0-3の完敗を喫している。当時の主力だったMF堂安律やDF初瀬亮らが今季はJ1で活躍し、堂安はオランダのFCフローニンゲンへの期限付き移籍が決まった
G大阪U-23とは約1カ月後の来月22日、リーグ後半初戦の第18節でもぶつかる。第1ラウンドでしっかり叩いておきたい。
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