【第12節vs秋田プレビュー】首位を叩け
- 2017/06/10
- 01:09
無敗の8勝2分で首位を走る秋田にアウェイで挑戦する。2位のカターレは1試合多く消化している中で勝点5差をつけられている。勝って差を詰めたい。
浮氣哲郎監督は秋田について「すべてのプレーが『得点を取る』『失点しない』というところから逆算されている。各選手が自己犠牲を厭わずハードワークして、迷いなくプレーしている。隙のないチームだ」と話す。総得点はリーグ2位の21(カターレ13)、総失点も同2位の4(同6)。成績が示す通りの力強さ、組織力を感じているようだ。
秋田は昨季まで2年指揮した間瀬秀一氏が愛媛の監督になり、代わって新潟シンガポールなどを率いた杉山弘一監督が就任。前体制からの強みを受け継ぎながらチームづくりを進める。
フォーメーションは昨年までと同じ[3-4-2-1]。前線の3人が攻守にわたり運動量を発揮するのが最大の特長だ。シンプルに縦へボールを送る攻めが中心で、競り合いに強いFW田中智大が起点となり、そこにツーシャドーの前山恭平と久富賢が絡んで好機をつくる。守りも堅く、前節の栃木戦(〇1-0)まで5試合連続して無失点。
先発メンバーをほぼ固定している。10試合で先発を経験しているのは13人。連係や意思疎通にはプラスに働いているとみられ、好調の要因のひとつだろう。そのうち元群馬のDF有薗真吾、金沢から期限付き移籍のMF古田寛幸ら5人が新加入。彼らがプレークオリティーの向上に寄与している。
カターレは今週、秋田のハイプレスを想定しながらビルドアップの方法を確認したほか、コートを狭めプレッシャーを高めた状態でゲーム形式の練習を行うなどした。これまでの戦いと同様に、前線に素早く入れるシンプルな攻めとボールを動かす横の揺さぶりの使い分けがポイントになりそうだ。
浮氣監督は「秋田のゴールをこじ開けるには、『(うまく立ち回るというよりも)壊してやる』ぐらいの気持ちで覚悟をもって戦う必要がある。『ゴールまでボールを運んでやる』『マイボールにしてやる』という思いの強いほうが優位にゲームを運べるのではないか」と話した。
秋田には現在3連敗中で通算1勝1分3敗。今回の決戦は、首位攻防戦だった昨季のアウェイゲームと状況が似ている。昨年は5月15日の第9節でぶつかり、やはり秋田は無敗だった(4勝4分)。カターレも4勝3分で勝てばJ3降格後初の首位に立つはずだったが、後半19分にPKで得点を許し0-1で敗れた。首位に立つチャンスはいずれまたくると当時は思ったが、結局その好機は訪れず、初の奪首は今季第3節まで待たなければいけなかった。
選手たちは「シーズンの肝となる大事な一戦だと考えている」(MF脇本晃成)。昇格への道を切り開くこの好機をものにしたい。好ゲームと勝利に期待がかかる。
※Jリーグ公式サイトに秋田×富山の見どころが掲載されました。
https://www.jleague.jp/match/j3/2017/061109/ticket/#preview
※「フットボールラボ」にJ3についてのコラムが掲載されています。
データスタジアム社がJリーグの試合データなどを公開しているサイトです。
http://www.football-lab.jp/column/entry/683/
浮氣哲郎監督は秋田について「すべてのプレーが『得点を取る』『失点しない』というところから逆算されている。各選手が自己犠牲を厭わずハードワークして、迷いなくプレーしている。隙のないチームだ」と話す。総得点はリーグ2位の21(カターレ13)、総失点も同2位の4(同6)。成績が示す通りの力強さ、組織力を感じているようだ。
秋田は昨季まで2年指揮した間瀬秀一氏が愛媛の監督になり、代わって新潟シンガポールなどを率いた杉山弘一監督が就任。前体制からの強みを受け継ぎながらチームづくりを進める。
フォーメーションは昨年までと同じ[3-4-2-1]。前線の3人が攻守にわたり運動量を発揮するのが最大の特長だ。シンプルに縦へボールを送る攻めが中心で、競り合いに強いFW田中智大が起点となり、そこにツーシャドーの前山恭平と久富賢が絡んで好機をつくる。守りも堅く、前節の栃木戦(〇1-0)まで5試合連続して無失点。
先発メンバーをほぼ固定している。10試合で先発を経験しているのは13人。連係や意思疎通にはプラスに働いているとみられ、好調の要因のひとつだろう。そのうち元群馬のDF有薗真吾、金沢から期限付き移籍のMF古田寛幸ら5人が新加入。彼らがプレークオリティーの向上に寄与している。
カターレは今週、秋田のハイプレスを想定しながらビルドアップの方法を確認したほか、コートを狭めプレッシャーを高めた状態でゲーム形式の練習を行うなどした。これまでの戦いと同様に、前線に素早く入れるシンプルな攻めとボールを動かす横の揺さぶりの使い分けがポイントになりそうだ。
浮氣監督は「秋田のゴールをこじ開けるには、『(うまく立ち回るというよりも)壊してやる』ぐらいの気持ちで覚悟をもって戦う必要がある。『ゴールまでボールを運んでやる』『マイボールにしてやる』という思いの強いほうが優位にゲームを運べるのではないか」と話した。
秋田には現在3連敗中で通算1勝1分3敗。今回の決戦は、首位攻防戦だった昨季のアウェイゲームと状況が似ている。昨年は5月15日の第9節でぶつかり、やはり秋田は無敗だった(4勝4分)。カターレも4勝3分で勝てばJ3降格後初の首位に立つはずだったが、後半19分にPKで得点を許し0-1で敗れた。首位に立つチャンスはいずれまたくると当時は思ったが、結局その好機は訪れず、初の奪首は今季第3節まで待たなければいけなかった。
選手たちは「シーズンの肝となる大事な一戦だと考えている」(MF脇本晃成)。昇格への道を切り開くこの好機をものにしたい。好ゲームと勝利に期待がかかる。
※Jリーグ公式サイトに秋田×富山の見どころが掲載されました。
https://www.jleague.jp/match/j3/2017/061109/ticket/#preview
※「フットボールラボ」にJ3についてのコラムが掲載されています。
データスタジアム社がJリーグの試合データなどを公開しているサイトです。
http://www.football-lab.jp/column/entry/683/
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