第11節 富山×相模原 マッチレポート■勝ち切って今後に弾み
- 2017/06/04
- 09:06
【第11節 富山2―0相模原 ▽得点者:後半20分・苔口(富)、同32分・平出(富)】
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
後半に2得点を挙げて相模原を突き放した。前節の悔しい負けからV字回復を果たし、次節はアウェイで首位の秋田に挑戦する。
前節からスタメンを変更し、MF北井佑季が開幕戦以来、MF椎名伸志が第7節以来となる先発に起用された。2人は持ち味を存分に発揮して勝利に貢献し、チームに新風を吹き込んだ感がある。リーグ中盤戦に向けて大きな1勝となった。
立ち上がりからリズムよく攻め込んだ。シンプルな縦パスと、つなぎながらの横への揺さぶりを交えて押し込む。前半13分、ロングパスを椎名が落とし北井からパスを受けたFW苔口卓也がワンタッチでミドルシュートを放ちクロスバーにぶつける。直後にも左からのアーリークロスを椎名が頭で合わせて観客を沸かせた。
相模原は「バイタルエリアを使われ過ぎている」と安永聡太郎監督が判断し、フォーメーションを中盤ダイヤモンドの4-4-2から4-1-4-1に変えて持ち直す。同22分に左のMF普光院誠がアーリークロスを入れFWジョン・ガブリエルが飛び込む。同26分にはFKから素早くスタートしてMF徳永裕大が右から入れたクロスがゴール前を横切った。
30分過ぎからは相模原が押し込んでMF菊岡拓朗を起点に攻め、カターレはボールを奪ってもすぐに相手に渡してしまう苦しい時間が続いた。同37分、菊岡がボール奪取からミドルシュートを放って枠を捉えたがGK永井堅梧が右に飛んでセーブした。
「前半はすっきりしないゲームだった」と浮氣哲郎監督。内容は悪くはなかったものの、攻めに掛かってからの精度や連係が今ひとつ。後半もしばらくは相手と互角の状況が続いたが、10分過ぎから徐々に流れを引き寄せた。MF脇本晃成の縦パスから苔口が裏に抜け、直後にも椎名のランニングにDF平出涼がロングパスを合わせて好機をつくる。引き気味になった相手を北井や途中出場のMF佐々木一輝がドリブルでつつくなど一気に攻撃が活性化した。
先制点は後半20分。北井がドリブルで仕掛けながら左サイド裏のスペースへパスを送る。苔口がオフサイドラインをみながら外に流れてタイミングよく抜け出し、ゴールライン際で追い付くと中に切り返してそのままニア上を打ち抜いた。
これで手を緩めず、逆にもう一段ギアを上げて前線からのプレッシングを強める。同32分にCKから追加点を奪った。ロングボールに対応した相手の長身DFに椎名が競りかけ、こぼれ球を北井が拾って持ち込みCKを獲得。ショートコーナーからリターンをもらったDF山形辰徳のクロスを脇本がファーから折り返し、平出が押し込んだ。「先制後も受け身にならずに自分たちからボールを奪いにいき、その中で2点目が生まれた。成長だと思うし、自信をもってよい。これからの試合でも続けていきたい」と平出は話した。
その後の相模原の反撃をしのいで今季7試合目の完封を達成。加入2年目のMF石坂元気のリーグ戦デビューも勝利に花を添えた。
※ハイライト映像あり(J公式サイト)
後半に2得点を挙げて相模原を突き放した。前節の悔しい負けからV字回復を果たし、次節はアウェイで首位の秋田に挑戦する。
前節からスタメンを変更し、MF北井佑季が開幕戦以来、MF椎名伸志が第7節以来となる先発に起用された。2人は持ち味を存分に発揮して勝利に貢献し、チームに新風を吹き込んだ感がある。リーグ中盤戦に向けて大きな1勝となった。
立ち上がりからリズムよく攻め込んだ。シンプルな縦パスと、つなぎながらの横への揺さぶりを交えて押し込む。前半13分、ロングパスを椎名が落とし北井からパスを受けたFW苔口卓也がワンタッチでミドルシュートを放ちクロスバーにぶつける。直後にも左からのアーリークロスを椎名が頭で合わせて観客を沸かせた。
相模原は「バイタルエリアを使われ過ぎている」と安永聡太郎監督が判断し、フォーメーションを中盤ダイヤモンドの4-4-2から4-1-4-1に変えて持ち直す。同22分に左のMF普光院誠がアーリークロスを入れFWジョン・ガブリエルが飛び込む。同26分にはFKから素早くスタートしてMF徳永裕大が右から入れたクロスがゴール前を横切った。
30分過ぎからは相模原が押し込んでMF菊岡拓朗を起点に攻め、カターレはボールを奪ってもすぐに相手に渡してしまう苦しい時間が続いた。同37分、菊岡がボール奪取からミドルシュートを放って枠を捉えたがGK永井堅梧が右に飛んでセーブした。
「前半はすっきりしないゲームだった」と浮氣哲郎監督。内容は悪くはなかったものの、攻めに掛かってからの精度や連係が今ひとつ。後半もしばらくは相手と互角の状況が続いたが、10分過ぎから徐々に流れを引き寄せた。MF脇本晃成の縦パスから苔口が裏に抜け、直後にも椎名のランニングにDF平出涼がロングパスを合わせて好機をつくる。引き気味になった相手を北井や途中出場のMF佐々木一輝がドリブルでつつくなど一気に攻撃が活性化した。
先制点は後半20分。北井がドリブルで仕掛けながら左サイド裏のスペースへパスを送る。苔口がオフサイドラインをみながら外に流れてタイミングよく抜け出し、ゴールライン際で追い付くと中に切り返してそのままニア上を打ち抜いた。
これで手を緩めず、逆にもう一段ギアを上げて前線からのプレッシングを強める。同32分にCKから追加点を奪った。ロングボールに対応した相手の長身DFに椎名が競りかけ、こぼれ球を北井が拾って持ち込みCKを獲得。ショートコーナーからリターンをもらったDF山形辰徳のクロスを脇本がファーから折り返し、平出が押し込んだ。「先制後も受け身にならずに自分たちからボールを奪いにいき、その中で2点目が生まれた。成長だと思うし、自信をもってよい。これからの試合でも続けていきたい」と平出は話した。
その後の相模原の反撃をしのいで今季7試合目の完封を達成。加入2年目のMF石坂元気のリーグ戦デビューも勝利に花を添えた。
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