第11節 富山×相模原 富山・浮氣哲郎監督の会見コメント★質疑内容を追加
- 2017/06/03
- 17:42
【第11節 富山2―0相模原 ▽得点者:後半20分・苔口(富)、同32分・平出(富)】
★質疑内容を追加しました
●富山・浮氣哲郎監督
天候があやしいにもかかわらず来場していただいたファンとサポーターにきちんと勝点3を贈ることができてほっとしている。前節は勝点3を狙いにいき少なくとも1は持ち帰らなければいけなかったのにできなかった。選手だけでなく、サポーターも悔しい思いをしたと思う。勝点3を届けられてよかった。
前半、相手のロングボールにも選手がよく集中して対応してくれた。自分たちのボールにして動かしていこうとした時に精度が低かったり、タイミングが合わなかったりしてチャンスがつくれなかった。その間にゲームの流れが相手にいってしまい、すっきりしない前半だった。
後半、ボールを動かしてゴール前までどうやって行くかを整理したところ選手たちがスムーズに入ってくれて、苔口が先制点を挙げてくれた。そして追加点をセットプレーから、みんなでチャンスをつくって平出が押し込んでくれた。先制して追加点まで挙げられて成長したのかなと思う。ここで満足せずに、ダメ押しのさらなる追加点を取れるぐらいのチームにならなければいけない。
相手の最後の猛攻や、高さを生かしたセットプレーを無失点で抑えられたのを自信にして、さらなる強さを身につけていきたい。
Q:普段よりロングボールが少なかったのではないか?
シンプルに縦に入れていくのはチームのかたちとして意識していたが、きょうの対戦相手の特長を踏まえるとボールをしっかり動かすことでチャンスが生まれると考えていた。選手がピッチの中でどちらが高い位置で起点がつくれるか考えてやっていたと思う。よく判断しながらやっていたと感じる。
Q:前線の各選手の距離感がよく、ボールが収まったのでは。
相手に大きい選手がいるので、しっかりファーストボールに競り、近くに落ちるであろうセカンドボールを収めるためにも距離感を意識してやっていこうとは話していた。ピッチに立った選手たちが声を掛けながらやったのが前線での収まりにつながった。課題はそこからどう崩すかだ。ボックスに精度の高いボールを入れ、相手にとって怖いアクションでゴールをこじ開けていくといったところはまだ課題だなと感じている。
Q:久しぶりの先発だった北井選手と椎名選手が良い働きをした。
北井は開幕戦にスタメン出場してからは試合途中から出たり出なかったりでモチベーションの維持が難しい立場だったと思うが、彼は何も変わることなく常に準備してくれていた。特に前節の長野戦は彼が途中から出場し、ボールを収めて前を向き出ていくというところで、周囲を使ったり自分で仕掛けたりと非常に良いパフォーマンスを示してくれた。それで今回はスタートから起用した。その思いによく応えてくれた。
椎名は昨季にけがから復帰して試合に絡むようになったが、今季はなかなか試合に起用してあげられなかった。たぶん納得いかない部分は少なくなかったと思うが、彼が素晴らしいのは、それを理解したうえで自分にできることは何かと、与えられたものだけではなく自分で考えながらトレーニングを積むところ。よくやってきてくれていて、きょうは彼のもつ足もとの落ち着き、ゲームの流れを読む力を前線で発揮してくれた。攻撃に落ち着きや、まわりが前進するため時間をつくってくれて非常によいパフォーマンスをみせてくれた。
Q:守りで良かった点は。
ボールは相手が握っていて、動かされていた。奪う位置は低くなったかもしれないがボールホルダーにプレッシャーをかけて2人目、3人目を狙っていこうとした。
相模原のストロングポイントである、サイドに展開してからのクロスに対しては、GKを中心に後ろの選手、特に逆サイドの選手が高い意識をもっていたからはね返すことができた。
Q:石坂選手がリーグ戦初出場を果たした。
彼のストロングポイントはスピードや攻撃参加、そして実はヘディングが強い。しかし、けがの繰り返しで出遅れ、良い流れに乗れずに本人も悶々とした時間を過ごしていたように思う。ここ最近、その空気感から自分で必死になって抜け出そうというところが随所にでていた。スタッフたちもそれを見ていてメンバーに入ってきた。今回のチャンスをよいきっかけにして前向きにいろんなことに取り組んでほしい。
(出場時間は短かったが)スペースに出ていく、ボールを収めて味方につけてゴール前に出ていく、しっかりヘディングではね返す、といったこちらが期待していた部分が出ていた。選択肢を増やしてくれる選手としてプレーしてくれた。
★質疑内容を追加しました
●富山・浮氣哲郎監督
天候があやしいにもかかわらず来場していただいたファンとサポーターにきちんと勝点3を贈ることができてほっとしている。前節は勝点3を狙いにいき少なくとも1は持ち帰らなければいけなかったのにできなかった。選手だけでなく、サポーターも悔しい思いをしたと思う。勝点3を届けられてよかった。
前半、相手のロングボールにも選手がよく集中して対応してくれた。自分たちのボールにして動かしていこうとした時に精度が低かったり、タイミングが合わなかったりしてチャンスがつくれなかった。その間にゲームの流れが相手にいってしまい、すっきりしない前半だった。
後半、ボールを動かしてゴール前までどうやって行くかを整理したところ選手たちがスムーズに入ってくれて、苔口が先制点を挙げてくれた。そして追加点をセットプレーから、みんなでチャンスをつくって平出が押し込んでくれた。先制して追加点まで挙げられて成長したのかなと思う。ここで満足せずに、ダメ押しのさらなる追加点を取れるぐらいのチームにならなければいけない。
相手の最後の猛攻や、高さを生かしたセットプレーを無失点で抑えられたのを自信にして、さらなる強さを身につけていきたい。
Q:普段よりロングボールが少なかったのではないか?
シンプルに縦に入れていくのはチームのかたちとして意識していたが、きょうの対戦相手の特長を踏まえるとボールをしっかり動かすことでチャンスが生まれると考えていた。選手がピッチの中でどちらが高い位置で起点がつくれるか考えてやっていたと思う。よく判断しながらやっていたと感じる。
Q:前線の各選手の距離感がよく、ボールが収まったのでは。
相手に大きい選手がいるので、しっかりファーストボールに競り、近くに落ちるであろうセカンドボールを収めるためにも距離感を意識してやっていこうとは話していた。ピッチに立った選手たちが声を掛けながらやったのが前線での収まりにつながった。課題はそこからどう崩すかだ。ボックスに精度の高いボールを入れ、相手にとって怖いアクションでゴールをこじ開けていくといったところはまだ課題だなと感じている。
Q:久しぶりの先発だった北井選手と椎名選手が良い働きをした。
北井は開幕戦にスタメン出場してからは試合途中から出たり出なかったりでモチベーションの維持が難しい立場だったと思うが、彼は何も変わることなく常に準備してくれていた。特に前節の長野戦は彼が途中から出場し、ボールを収めて前を向き出ていくというところで、周囲を使ったり自分で仕掛けたりと非常に良いパフォーマンスを示してくれた。それで今回はスタートから起用した。その思いによく応えてくれた。
椎名は昨季にけがから復帰して試合に絡むようになったが、今季はなかなか試合に起用してあげられなかった。たぶん納得いかない部分は少なくなかったと思うが、彼が素晴らしいのは、それを理解したうえで自分にできることは何かと、与えられたものだけではなく自分で考えながらトレーニングを積むところ。よくやってきてくれていて、きょうは彼のもつ足もとの落ち着き、ゲームの流れを読む力を前線で発揮してくれた。攻撃に落ち着きや、まわりが前進するため時間をつくってくれて非常によいパフォーマンスをみせてくれた。
Q:守りで良かった点は。
ボールは相手が握っていて、動かされていた。奪う位置は低くなったかもしれないがボールホルダーにプレッシャーをかけて2人目、3人目を狙っていこうとした。
相模原のストロングポイントである、サイドに展開してからのクロスに対しては、GKを中心に後ろの選手、特に逆サイドの選手が高い意識をもっていたからはね返すことができた。
Q:石坂選手がリーグ戦初出場を果たした。
彼のストロングポイントはスピードや攻撃参加、そして実はヘディングが強い。しかし、けがの繰り返しで出遅れ、良い流れに乗れずに本人も悶々とした時間を過ごしていたように思う。ここ最近、その空気感から自分で必死になって抜け出そうというところが随所にでていた。スタッフたちもそれを見ていてメンバーに入ってきた。今回のチャンスをよいきっかけにして前向きにいろんなことに取り組んでほしい。
(出場時間は短かったが)スペースに出ていく、ボールを収めて味方につけてゴール前に出ていく、しっかりヘディングではね返す、といったこちらが期待していた部分が出ていた。選択肢を増やしてくれる選手としてプレーしてくれた。
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