第10節 長野×富山 長野・浅野哲也監督の会見コメント★質疑内容を追加
- 2017/05/28
- 19:18
★質疑内容を追加しました
●長野・浅野哲也監督
まいどのことですが素晴らしい雰囲気をつくってくれたサポーターの方に感謝します。またホームゲームを運営してくださったみなさまに感謝申し上げます。
やはり対戦相手が力のある富山なのでホームだが厳しいゲームだった。勝敗を分けたのは我々のストロングなところ2つがでたこと。セットプレーと守備。我々の最も得意とするかたちが90分でたと思う。
後半はシュートも0本で、かなり厳しい45分になった。もう少しわたしの持っていき方のところで、もう少し攻撃のところでボールロストしないような選手起用も含めての指示ができたらよかった。宿題と受け止めている。
選手たちはスタジアムと一体となって最後まで足を止めずに戦ってくれた。そういうところが我々のチームの良さであるのだが、きょうもしっかり発揮してくれた。本当に選手はよく戦ってくれた。この勝点3は我々にとって自信になるし、今後にとっても大きいと思う。
Q:きょうのセットプレーからの得点は練習の成果がでたものではないか。
セットプレーは我々のストロングポイントだから、キッカーの東にしても中に入る選手も意識して普段からトレーニングしているおかげ。
スーパーなボールが入った。蹴った瞬間に入る予感がするような良いボールだった。中で合わせる選手もしっかり自分のポイントを決めて、どのボールに対してもいける準備ではなく、ここに来たら絶対に仕留めるという雰囲気で入っていくという練習をしているがしっかり実践してくれた。まさに狙い通りだった。
Q:試合前に伝えたことは?
我々のスタイルを出す。なにかといえば攻守にハードワークすること。点を取れていないから攻撃に意識がいくのではなく、良い守備から攻撃にいくというスタイルを絶対に忘れないということ。体を投げ出したり、切り替えを素早くしたりというスタイルを。毎試合言っていることではあるが、そのへんを強調してゲームに入った。
Q:10試合で7試合目の完封だ。その要因は?
球際の執念、ゴールを割らせないというメンタル的な強さが、わたしが言う以前に持ってくれている。ずっと言ってきたからもしかするとそれが浸透してきているのかもしれないが。相手ボールに対する圧力はリーグの中でトップクラスだと思う。どれだけ体を張ってシュートブロックするか、中に入って来たボールに対してどれだけ集中してはじき返すか。そういったところは本当に選手がよくやってくれている。
しかし、きょうの後半のようにあれだけ多くゴール前にボールを入れられると、どこかで隙ができたり、相手の質が高かったりして失点につながる。ストロングではあっても(攻められる)数は減らしていかないとレベルの高いカテゴリーにいけばおそらくやられる。今度はボールロストせずに攻撃の時間を増やすところもやっていかなければ。
Q:富山の監督が前半途中の三上選手のミドルシュートあたりで流れが変わったと話していた。DFの大島選手もロングシュートを狙ったようにシュートを積極的に狙っていたように思うが指示があったのか。
まさにきょうゲーム前のミーティングで伝えた。日本だけでなくいろんなリーグを見た時に、ミドルシュート・ロングシュートの意識は高く、ボックスの外から入れるぐらいの力が要求されるようになっている。パスを選択するのも悪くないが、最初からパスではなく、最初はゴールを目指すことが大事。アタッキングサードではシュートと仕掛けることを意識せよと伝えていた。残念ながら仕掛ける選手はいなかったが、シュートは三上から、センターバックの大島までみんなが持っていた。あとは質のところ。
我々は得点が少ないと言われているが、アタッキングサードでの仕掛けが少なく、今季PKが1本も取れていない。これも得点を取るには重要な要素かと思う。シュートの意識にプラスして相手の嫌なエリアで仕掛けていく勇気が今後のポイントで、積極的にやっていくことがそこにつながっていくと思う。
Q:後半に苦しくなった理由は。
ボールをロストするのが多い。奪って前線でためをつくらなければいけないのにロストが多い。だから全体が押し上がらない。ボールを保持する率を上げていけばもう少し相手陣でボールが展開できるようになる。個々のところと全体でのボールの運び方、動かし方(の工夫)、マイボールになった時にもうひとつ相手を外すパスをするなどできれば後半の戦いはもっと楽になっていただろう。
きょうもCKが90分で1本しか取れていない。我々のストロングを生かすためにも相手の深いところにいかにボールを運んでいくかも大事になる。
Q:後半に苦しくなったのは風下も理由ではないか。
関係ないと思う。ロストが多かったから。特に前線の選手のところだと思う。もう少しマイボールの時間をつくらないと全体を押し上げられないし、奪われた時に相手陣でプレスをかけることもできない。前線の選手にはもっと頑張ってほしかったが、よく走ってくれており責められない。
Q:遠藤選手が初先発だった。出来をどうみているか。
非常によかった。彼の良さはアグレッシブに、パワーをもってやれるところ。緊張していたと思うが試合の入りもよかった。まるっきり初めてではないので心配はしていなかった。しかしリーグ戦のスタメンだ。90分通して冷静にプレーし、強さ、前への推進力を出していた。若干、守備のところではポジショニングがずれることがあり、あそこにボールが入ったら…と危ないシーンはあったが、課題として直していってくれたら十分にこれからも結果を残せると思う。
Q:次節は試合がない。次までの2週間をどう使うか。
やることは変わらない。(きょうのような)苦しい時間帯のところを検証して攻撃のクオリティーを上げていくことが押し込まれる時間を減らすことにつながる。シチュエーションも考えながら練習していくことも必要なのかもしれない。
あとは選手の見極めと、もう一度、競争意識を植え付けたい。次の琉球戦では誰が出てもしっかり勝点3を取って帰ってこられるような、そういう2週間にしたい。
●長野・浅野哲也監督
まいどのことですが素晴らしい雰囲気をつくってくれたサポーターの方に感謝します。またホームゲームを運営してくださったみなさまに感謝申し上げます。
やはり対戦相手が力のある富山なのでホームだが厳しいゲームだった。勝敗を分けたのは我々のストロングなところ2つがでたこと。セットプレーと守備。我々の最も得意とするかたちが90分でたと思う。
後半はシュートも0本で、かなり厳しい45分になった。もう少しわたしの持っていき方のところで、もう少し攻撃のところでボールロストしないような選手起用も含めての指示ができたらよかった。宿題と受け止めている。
選手たちはスタジアムと一体となって最後まで足を止めずに戦ってくれた。そういうところが我々のチームの良さであるのだが、きょうもしっかり発揮してくれた。本当に選手はよく戦ってくれた。この勝点3は我々にとって自信になるし、今後にとっても大きいと思う。
Q:きょうのセットプレーからの得点は練習の成果がでたものではないか。
セットプレーは我々のストロングポイントだから、キッカーの東にしても中に入る選手も意識して普段からトレーニングしているおかげ。
スーパーなボールが入った。蹴った瞬間に入る予感がするような良いボールだった。中で合わせる選手もしっかり自分のポイントを決めて、どのボールに対してもいける準備ではなく、ここに来たら絶対に仕留めるという雰囲気で入っていくという練習をしているがしっかり実践してくれた。まさに狙い通りだった。
Q:試合前に伝えたことは?
我々のスタイルを出す。なにかといえば攻守にハードワークすること。点を取れていないから攻撃に意識がいくのではなく、良い守備から攻撃にいくというスタイルを絶対に忘れないということ。体を投げ出したり、切り替えを素早くしたりというスタイルを。毎試合言っていることではあるが、そのへんを強調してゲームに入った。
Q:10試合で7試合目の完封だ。その要因は?
球際の執念、ゴールを割らせないというメンタル的な強さが、わたしが言う以前に持ってくれている。ずっと言ってきたからもしかするとそれが浸透してきているのかもしれないが。相手ボールに対する圧力はリーグの中でトップクラスだと思う。どれだけ体を張ってシュートブロックするか、中に入って来たボールに対してどれだけ集中してはじき返すか。そういったところは本当に選手がよくやってくれている。
しかし、きょうの後半のようにあれだけ多くゴール前にボールを入れられると、どこかで隙ができたり、相手の質が高かったりして失点につながる。ストロングではあっても(攻められる)数は減らしていかないとレベルの高いカテゴリーにいけばおそらくやられる。今度はボールロストせずに攻撃の時間を増やすところもやっていかなければ。
Q:富山の監督が前半途中の三上選手のミドルシュートあたりで流れが変わったと話していた。DFの大島選手もロングシュートを狙ったようにシュートを積極的に狙っていたように思うが指示があったのか。
まさにきょうゲーム前のミーティングで伝えた。日本だけでなくいろんなリーグを見た時に、ミドルシュート・ロングシュートの意識は高く、ボックスの外から入れるぐらいの力が要求されるようになっている。パスを選択するのも悪くないが、最初からパスではなく、最初はゴールを目指すことが大事。アタッキングサードではシュートと仕掛けることを意識せよと伝えていた。残念ながら仕掛ける選手はいなかったが、シュートは三上から、センターバックの大島までみんなが持っていた。あとは質のところ。
我々は得点が少ないと言われているが、アタッキングサードでの仕掛けが少なく、今季PKが1本も取れていない。これも得点を取るには重要な要素かと思う。シュートの意識にプラスして相手の嫌なエリアで仕掛けていく勇気が今後のポイントで、積極的にやっていくことがそこにつながっていくと思う。
Q:後半に苦しくなった理由は。
ボールをロストするのが多い。奪って前線でためをつくらなければいけないのにロストが多い。だから全体が押し上がらない。ボールを保持する率を上げていけばもう少し相手陣でボールが展開できるようになる。個々のところと全体でのボールの運び方、動かし方(の工夫)、マイボールになった時にもうひとつ相手を外すパスをするなどできれば後半の戦いはもっと楽になっていただろう。
きょうもCKが90分で1本しか取れていない。我々のストロングを生かすためにも相手の深いところにいかにボールを運んでいくかも大事になる。
Q:後半に苦しくなったのは風下も理由ではないか。
関係ないと思う。ロストが多かったから。特に前線の選手のところだと思う。もう少しマイボールの時間をつくらないと全体を押し上げられないし、奪われた時に相手陣でプレスをかけることもできない。前線の選手にはもっと頑張ってほしかったが、よく走ってくれており責められない。
Q:遠藤選手が初先発だった。出来をどうみているか。
非常によかった。彼の良さはアグレッシブに、パワーをもってやれるところ。緊張していたと思うが試合の入りもよかった。まるっきり初めてではないので心配はしていなかった。しかしリーグ戦のスタメンだ。90分通して冷静にプレーし、強さ、前への推進力を出していた。若干、守備のところではポジショニングがずれることがあり、あそこにボールが入ったら…と危ないシーンはあったが、課題として直していってくれたら十分にこれからも結果を残せると思う。
Q:次節は試合がない。次までの2週間をどう使うか。
やることは変わらない。(きょうのような)苦しい時間帯のところを検証して攻撃のクオリティーを上げていくことが押し込まれる時間を減らすことにつながる。シチュエーションも考えながら練習していくことも必要なのかもしれない。
あとは選手の見極めと、もう一度、競争意識を植え付けたい。次の琉球戦では誰が出てもしっかり勝点3を取って帰ってこられるような、そういう2週間にしたい。
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