【第8節vsC大阪U-23プレビュー】挑戦者として立ち向かう
- 2017/05/11
- 16:29
2連勝を目指してアウェイでC大阪U-23と対戦する。浮氣哲郎監督が前節終了直後の会見からC大阪U-23の手ごわさを強調していたように勝負は予断を許さない。
C大阪U-23は前節に今季勝利を収めたばかりだが、倒した相手は上位の鹿児島。前半から互角以上に渡り合い、後半34分にFW岸本武流がカウンターアタックからゴールを奪って1-0で破った。シュート数も9本に対し鹿児島が8本。せめぎ合った末につかみ取った堂々の白星だった。
浮氣監督は、対戦相手について「『止める』『蹴る』『見る』がいずれも高いレベルの選手がそろっている。攻撃、守備ともに組織的で、特にコンパクトにしてボールを奪う守りは非常に良い」とみる。
今季J1に昇格したユン・ジョンファン新監督が率いるトップチームは守備からチームづくりを進め、失点は現在リーグ最少。1試合平均のタックル数とインターセプト数がいずれもリーグ2位というデータもある(フットボールラボ参照)。その方向性に沿ってU-23も守備意識が高まっているのかもしれない。
カターレは昨季、C大阪U-23に2戦2勝だったが、いずれも序盤にリードを許して苦しんだ。2失点後に3点を取って逆転勝ちしたのが第29節。当時のC大阪U-23のスタメンを見返すと、そのうち5人が前節の鹿児島戦に先発していた。今季すでに4得点を挙げている岸本、左足から鋭いキックを繰り出すDF温井駿斗、ボランチの西本雅崇と斧澤隼輝、センターバックの森下怜哉がそうだ。監督も昨季に引き続き大熊裕司氏が務めている。前年の経験や蓄積がチームに受け継がれているとみてよい。
前節はオーバーエイジでMF酒本憲幸やDF椋原健太らも加わっていた。C大阪在籍時に酒本と仲が良かったFW苔口卓也は「彼が出場するなら相当に厄介。良いキックを持っており、フリーで気持ちよくプレーさせないようにしなければいけない」と話す。前節、前線の岸本や酒本、早稲田大卒のルーキーFW山内寛史らはボールを受けると早いタイミングから果敢にシュートを狙っていた。個々の能力が高いだけに、カターレは最後の一瞬まで体を張って相手のフィニッシュワークに抵抗しなければならないだろう。
カターレはC大阪U-23の守りを速攻と遅攻を交えて崩したい。今週はサイドチェンジを入れながら守備ブロックを揺さぶる攻め方もチェックしていた。しかし一方で浮氣監督は「(負けた)沼津戦の時のように頭でっかちになって(ゴール方向への)積極性を失ってはいけない」と話す。相手をリスペクトしながらも、今季のスタイルで正面からぶつかる構えだ。
※Jリーグ公式サイトに見どころが掲載されました。
https://www.jleague.jp/match/j3/2017/051314/ticket/#preview

「トレーニングロープ」が新たに導入され選手たちが自主トレに励んでいます。
重みのある綱の端を握って波打たせることによって全身に負荷がかかり、筋力や体幹、心肺機能などの向上が見込めるそうです。
浮氣監督は「湘南でも使用していて効果があった。綱が切れてしまうぐらいに使い込んでほしい」と話していました。

草島グラウンドではツツジがきれいに咲いています。
C大阪U-23は前節に今季勝利を収めたばかりだが、倒した相手は上位の鹿児島。前半から互角以上に渡り合い、後半34分にFW岸本武流がカウンターアタックからゴールを奪って1-0で破った。シュート数も9本に対し鹿児島が8本。せめぎ合った末につかみ取った堂々の白星だった。
浮氣監督は、対戦相手について「『止める』『蹴る』『見る』がいずれも高いレベルの選手がそろっている。攻撃、守備ともに組織的で、特にコンパクトにしてボールを奪う守りは非常に良い」とみる。
今季J1に昇格したユン・ジョンファン新監督が率いるトップチームは守備からチームづくりを進め、失点は現在リーグ最少。1試合平均のタックル数とインターセプト数がいずれもリーグ2位というデータもある(フットボールラボ参照)。その方向性に沿ってU-23も守備意識が高まっているのかもしれない。
カターレは昨季、C大阪U-23に2戦2勝だったが、いずれも序盤にリードを許して苦しんだ。2失点後に3点を取って逆転勝ちしたのが第29節。当時のC大阪U-23のスタメンを見返すと、そのうち5人が前節の鹿児島戦に先発していた。今季すでに4得点を挙げている岸本、左足から鋭いキックを繰り出すDF温井駿斗、ボランチの西本雅崇と斧澤隼輝、センターバックの森下怜哉がそうだ。監督も昨季に引き続き大熊裕司氏が務めている。前年の経験や蓄積がチームに受け継がれているとみてよい。
前節はオーバーエイジでMF酒本憲幸やDF椋原健太らも加わっていた。C大阪在籍時に酒本と仲が良かったFW苔口卓也は「彼が出場するなら相当に厄介。良いキックを持っており、フリーで気持ちよくプレーさせないようにしなければいけない」と話す。前節、前線の岸本や酒本、早稲田大卒のルーキーFW山内寛史らはボールを受けると早いタイミングから果敢にシュートを狙っていた。個々の能力が高いだけに、カターレは最後の一瞬まで体を張って相手のフィニッシュワークに抵抗しなければならないだろう。
カターレはC大阪U-23の守りを速攻と遅攻を交えて崩したい。今週はサイドチェンジを入れながら守備ブロックを揺さぶる攻め方もチェックしていた。しかし一方で浮氣監督は「(負けた)沼津戦の時のように頭でっかちになって(ゴール方向への)積極性を失ってはいけない」と話す。相手をリスペクトしながらも、今季のスタイルで正面からぶつかる構えだ。
※Jリーグ公式サイトに見どころが掲載されました。
https://www.jleague.jp/match/j3/2017/051314/ticket/#preview

「トレーニングロープ」が新たに導入され選手たちが自主トレに励んでいます。
重みのある綱の端を握って波打たせることによって全身に負荷がかかり、筋力や体幹、心肺機能などの向上が見込めるそうです。
浮氣監督は「湘南でも使用していて効果があった。綱が切れてしまうぐらいに使い込んでほしい」と話していました。

草島グラウンドではツツジがきれいに咲いています。
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