【第8節vs相模原プレビュー】連勝へ鍛錬の成果を披露せよ
- 2015/04/28
- 15:53
5試合ぶりの勝利から中2日で今節のSC相模原戦を迎える。今季初の連勝を果たして浮上への足掛かりとしたい。
試合前日28日の練習ではセットプレーの確認を入念に実施。その後、DF平出涼ら数人が芝田貴臣フィジカルコーチに指名されショートダッシュを行った。「あすは試合だぞ」と体と頭にスイッチを入れる狙いがあるという。連戦だがただ休息するのではなく、体を動かしながらコンディションを整えて臨む。
ゴールデンウイークの連戦は毎年のことだが、中2日、中3日、中2日、中3日での5連戦は芝田コーチも「初めての経験」という過密さ。「疲労には頭の疲れと体の疲れがある。体の疲れは(温冷)交代浴などをしっかりやることで軽減できる。問題は頭のほう。『自分は疲れている』と思った時点で体も動かなくなる。実際には疲れていても『思った以上に動けるぞ』と感じてくれたら」と話す。1月から行ってきたハードなトレーニングの成果を結果につなげたい。
カターレは2013年の第38、39節以来連勝から遠ざかっている。J2復帰を果たすには負け癖を払拭するとともに早期に勝ち癖をつけなければならず、ここで連勝の味を知りたいところ。GK江角浩司は「勝つことが自信になり次へのエネルギーにもなる。上位に行くにはそれを繰り返していくしかない」と話す。勝ち方を覚えるには勝つしかない。前節のように、目前の勝利を目指し果敢にゴールを狙うのが第一条件になるだろう。
相模原は現在4位。元日本代表のFW高原直泰がキャプテンを務める。岐阜や佐川印刷を指揮した辛島啓珠監督を今季から迎え、東京Vなどで活躍したFW井上平とDF森勇介、昨季の湘南在籍時にカターレ戦で得点を決めているMF樋口寛規ら実力者を獲得。元ブラジル代表のMFトロも在籍する強力な布陣で優勝を目標に掲げている。井上がチームトップの3得点を挙げるなど新戦力が機能しており、全7試合のうち4試合で複数得点をマークしている。前節はアウェイで秋田に0-3で敗れ、今回も遠征を強いられる点が気がかりだが、カターレにとって手ごわい相手であるのは間違いない。岸野靖之監督は「相模原は球際が激しい。ホーム連戦のうちには移動がない有利さがあるので走りで上回れたらよい」と話した。
相模原は元日本代表の望月重良氏が社長となり2008年に発足し、神奈川県リーグ3部からスタート。1シーズンごとにノンストップで昇格を重ねて昨季からJ3で戦う。9部から3部(J3)まで一気に駆け上がったかたちだ。クラブエンブレムが六角形なのは、工業の盛んな地域性にちなみボルトをモチーフにしたからだという。
■草島の練習グラウンドに向かう神通川堤防が白い花で覆われています。
対岸や橋の上流も。アブラナ科のようで、ネット調べでは「ダイコン」との説が有力。

試合前日28日の練習ではセットプレーの確認を入念に実施。その後、DF平出涼ら数人が芝田貴臣フィジカルコーチに指名されショートダッシュを行った。「あすは試合だぞ」と体と頭にスイッチを入れる狙いがあるという。連戦だがただ休息するのではなく、体を動かしながらコンディションを整えて臨む。
ゴールデンウイークの連戦は毎年のことだが、中2日、中3日、中2日、中3日での5連戦は芝田コーチも「初めての経験」という過密さ。「疲労には頭の疲れと体の疲れがある。体の疲れは(温冷)交代浴などをしっかりやることで軽減できる。問題は頭のほう。『自分は疲れている』と思った時点で体も動かなくなる。実際には疲れていても『思った以上に動けるぞ』と感じてくれたら」と話す。1月から行ってきたハードなトレーニングの成果を結果につなげたい。
カターレは2013年の第38、39節以来連勝から遠ざかっている。J2復帰を果たすには負け癖を払拭するとともに早期に勝ち癖をつけなければならず、ここで連勝の味を知りたいところ。GK江角浩司は「勝つことが自信になり次へのエネルギーにもなる。上位に行くにはそれを繰り返していくしかない」と話す。勝ち方を覚えるには勝つしかない。前節のように、目前の勝利を目指し果敢にゴールを狙うのが第一条件になるだろう。
相模原は現在4位。元日本代表のFW高原直泰がキャプテンを務める。岐阜や佐川印刷を指揮した辛島啓珠監督を今季から迎え、東京Vなどで活躍したFW井上平とDF森勇介、昨季の湘南在籍時にカターレ戦で得点を決めているMF樋口寛規ら実力者を獲得。元ブラジル代表のMFトロも在籍する強力な布陣で優勝を目標に掲げている。井上がチームトップの3得点を挙げるなど新戦力が機能しており、全7試合のうち4試合で複数得点をマークしている。前節はアウェイで秋田に0-3で敗れ、今回も遠征を強いられる点が気がかりだが、カターレにとって手ごわい相手であるのは間違いない。岸野靖之監督は「相模原は球際が激しい。ホーム連戦のうちには移動がない有利さがあるので走りで上回れたらよい」と話した。
相模原は元日本代表の望月重良氏が社長となり2008年に発足し、神奈川県リーグ3部からスタート。1シーズンごとにノンストップで昇格を重ねて昨季からJ3で戦う。9部から3部(J3)まで一気に駆け上がったかたちだ。クラブエンブレムが六角形なのは、工業の盛んな地域性にちなみボルトをモチーフにしたからだという。
■草島の練習グラウンドに向かう神通川堤防が白い花で覆われています。
対岸や橋の上流も。アブラナ科のようで、ネット調べでは「ダイコン」との説が有力。

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