【第5節vs琉球プレビュー】アグレッシブに立ち向かえ
- 2017/04/14
- 15:07
リーグ戦が再開されホームで琉球と対戦する。過去2年で4分1敗と苦戦している難敵から初勝利を挙げられるかどうか。今後の戦いを展望するうえで試金石となる一戦だ。
沼津戦での今季初黒星から立て直し、先週の県選手権決勝では新庄の挑戦を5-0で退けた。今節に向け、引き続き球際への意識やゴールへ向かう積極性などを重視しながらトレーニングしている。
試合2日前の14日は先週と同様に2分の1コートでの9対9のミニゲームで調整。浮氣哲郎監督は「縦を狙えばボールを失うリスクは高まるが、うまくいかないからといってほったらかしにせず合わせていく努力をしてほしい。お互いにコミュニケーションをとり、どうやったらうまくいくようになるのか。ただ待つのではなく、つかみ取りにいってほしい」との言葉を選手に掛けたそうだ。
敗れた前節は戦う姿勢やアグレッシブさをやや欠いた。同じ過ちを繰り返さないためにも、チャレンジ精神やどん欲な向上心の大切さを強調したのだろう。
DF山形辰徳は「これまで納得いく試合はひとつもない。もっと追求していかなければいけないと思う。1つ負けて教訓を得たあとの今回の試合が大事。昇格するチームは連敗しない」と話す。先週の勝利は通過点とし、改めて強い気持ちで立ち向かわなければならない。
琉球は就任2年目の金鐘成監督のもと「3点取るサッカー」を目指して攻撃に磨きをかけている。その印象を浮氣監督は「選手一人ひとりにきちんとした技術があり、ゴールに向かって丁寧にかつ素早く攻めてくる」と表現した。今季初勝利まで4試合かかっているが「いずれも決定機をつくっており、入っていなかっただけ」と警戒している。
勝った前節ではG大阪U-23を3-0で下した。ルーキーで初出場・初先発だった18歳のMF名倉巧が1、3点目を挙げており、チーム全体が活気づいていることだろう。
昨季はリーグ3位の46得点(1試合平均1.53点)を記録した。チーム最多13得点を挙げたFW田中恵太は水戸に移籍したが、主力選手が多く残留して組織の骨格を維持。2列目の富樫佑太、富所悠、司令塔のボランチ田辺圭佑らが柱となり、名倉や阪南大3年時にインカレで得点王になったFW前田央樹、同じく阪南大卒のDF新井幹人ら活きのいい新人が加わった。昨季以上のチームに成長する可能性を秘めている。
昨季から鍛錬の一端を示していたショートパスによる崩しに加え、大きな展開も交えるようになり戦い方の幅も広げているようだ。
「守ろうと受けにまわっては厳しくなるだろう」と浮氣監督。やはり攻守にわたるアグレッシブさが不可欠と考える。山形は「相手はパスを回してくるだろうがしっかり守る。勝つためには得点が必要であり、攻撃でアグレッシブさを出していかなければ」と話した。
沼津戦での今季初黒星から立て直し、先週の県選手権決勝では新庄の挑戦を5-0で退けた。今節に向け、引き続き球際への意識やゴールへ向かう積極性などを重視しながらトレーニングしている。
試合2日前の14日は先週と同様に2分の1コートでの9対9のミニゲームで調整。浮氣哲郎監督は「縦を狙えばボールを失うリスクは高まるが、うまくいかないからといってほったらかしにせず合わせていく努力をしてほしい。お互いにコミュニケーションをとり、どうやったらうまくいくようになるのか。ただ待つのではなく、つかみ取りにいってほしい」との言葉を選手に掛けたそうだ。
敗れた前節は戦う姿勢やアグレッシブさをやや欠いた。同じ過ちを繰り返さないためにも、チャレンジ精神やどん欲な向上心の大切さを強調したのだろう。
DF山形辰徳は「これまで納得いく試合はひとつもない。もっと追求していかなければいけないと思う。1つ負けて教訓を得たあとの今回の試合が大事。昇格するチームは連敗しない」と話す。先週の勝利は通過点とし、改めて強い気持ちで立ち向かわなければならない。
琉球は就任2年目の金鐘成監督のもと「3点取るサッカー」を目指して攻撃に磨きをかけている。その印象を浮氣監督は「選手一人ひとりにきちんとした技術があり、ゴールに向かって丁寧にかつ素早く攻めてくる」と表現した。今季初勝利まで4試合かかっているが「いずれも決定機をつくっており、入っていなかっただけ」と警戒している。
勝った前節ではG大阪U-23を3-0で下した。ルーキーで初出場・初先発だった18歳のMF名倉巧が1、3点目を挙げており、チーム全体が活気づいていることだろう。
昨季はリーグ3位の46得点(1試合平均1.53点)を記録した。チーム最多13得点を挙げたFW田中恵太は水戸に移籍したが、主力選手が多く残留して組織の骨格を維持。2列目の富樫佑太、富所悠、司令塔のボランチ田辺圭佑らが柱となり、名倉や阪南大3年時にインカレで得点王になったFW前田央樹、同じく阪南大卒のDF新井幹人ら活きのいい新人が加わった。昨季以上のチームに成長する可能性を秘めている。
昨季から鍛錬の一端を示していたショートパスによる崩しに加え、大きな展開も交えるようになり戦い方の幅も広げているようだ。
「守ろうと受けにまわっては厳しくなるだろう」と浮氣監督。やはり攻守にわたるアグレッシブさが不可欠と考える。山形は「相手はパスを回してくるだろうがしっかり守る。勝つためには得点が必要であり、攻撃でアグレッシブさを出していかなければ」と話した。
- 関連記事