県選手権決勝 カターレ×新庄 カターレ・浮氣哲郎監督の会見コメント★質疑内容を追加しました
- 2017/04/09
- 16:49
【カターレ5―0新庄 ▽得点者:後半3分・代(カ)、同9分、11分、21分・パブロ(カ)、同45分・OG(カ)】
★質疑内容を追加しました
●富山・浮氣哲郎監督
結果的に複数得点できたのはよかったが、対戦相手が熱い思いをもって戦ってくるのは分かっていて、予想通り難しいゲームになった。
前半から、自分たちはどんなことがあってもシンプルにゴールを目指そうとし、選手たちもそれをやってくれていた。しかし得点できなかったことで歯がゆい思いをして選手も戻ってきたので、ハーフタイムには「何も問題ない」「次の45分でどうゲームを動かすかが大事」と伝えた。きちんと整理整頓して後半に入り、早い時間に得点も取れたのがゲームを決める方向に働いた。難しいゲームだったが選手たちはよく焦れずに戦ってくれた。
Q:きょうの収穫を挙げてほしい。
先週のリーグ戦ではサッカーの本質的なところでやられてしまった。きょうの試合できちんと修正したかった。選手たちは球際をはじめとする、戦うところに関して引くことなく挑めていた。(反省点を)受け止めて成長したいという気持ちが表れていた。
また、リーグ戦では勝ったり、点が取れたりしていたが、なかなか流れの中で得点する機会が少なかった。1本でも多くそういう流れの中でのゴールを取りたいと思っていたので、そういう得点も生まれたのはよかった。
Q:パブロ選手が移籍後初得点を挙げ、ハットトリックまで達成した。これまで苦労していたのだろうか。
パブロに前線でターゲットになってほしい、という気持ちがチームとしてもパブロ自身にも強過ぎて、少し待ってしまうようなプレーになっていたが、きょうは後ろでボールを動かしているあいだに引き出すような動きも増えてきて彼自身も修正してきているなと感じる。クロスなど横からのボールに対する得点感覚もきょうは出してくれたので非常によかった。
Q:パブロ選手は前節にベンチ外だった。またカベッサ選手との同時起用も今後あり得るのか。
うちはチーム内できちんと競争していこうという方針でやっている。日々成長するために100%出力していく、競争していく、そうやって毎日どうやってサッカーと向き合っていくのかが大事だと思ってやっている。沼津戦では彼を上回るメンバーがいたからベンチ外になった。彼もかなり悔しい思いをしていただろう。きょうはやってやろうと思っていたのではないか。あのようにパフォーマンスで表してくれたのはチームにとっても大きい。
(カベッサとの同時起用は)もちろんあり得る。しっかりと競争したうえで2人がメンバーに入ってくれることが前提で、対戦相手とゲームの流れの中でそれが効果的であると判断すればカードを切っていく。
Q:きょうの試合をどう位置付けていたのか。
大会は違えども大切な公式戦の1試合である。沼津戦は本質的なところで学びにしなければいけない敗戦だった。それを修正したかったのでメンバーは大きく変えなかった。県の代表権を勝ち取り、本戦で勝ち抜いていけばJ1の今1位を走っている神戸と対戦できる。J1チームと公式戦で対戦できる貴重な機会が天皇杯であると思う。そこはリーグ戦と何ら変わることなく結果を求めていきたい。
Q:どんな点を修正したかったのか。
沼津戦で自分たちが学ばなければいけないと思ったのは、相手のゴールに向かってくる姿勢と、それをはね返す戦いを挑む部分で受けにまわってしまったこと。ファーストボールで五分五分か、六四、七三で押されてしまいセカンドボールを支配できず、チーム全体が後ろに重きを置いてしまった。
きょうの試合に向けてそこを見つめ直し、コンパクトなサッカーで縦に狙っていこうとした。勝っていることによって、ボールを失うのがよくないとか、少し丁寧にやってやろうとかいう意識が働き過ぎていたと思う。もう一度シンプルにゴールを目指そうとした。前半は得点が入らなかったがゴール前のシーンはかなり多くあったし、後半も続けたことであのようなかたちで得点もできた。彼らは非常によくやってくれた。回数はもっと増やせるし、あとは決めなきゃいけないところでもっと精度を上げていかなければいけない。レベルが高くなる本戦やリーグ戦で先手が取れるように日々取り組んでいきたい。
★質疑内容を追加しました
●富山・浮氣哲郎監督
結果的に複数得点できたのはよかったが、対戦相手が熱い思いをもって戦ってくるのは分かっていて、予想通り難しいゲームになった。
前半から、自分たちはどんなことがあってもシンプルにゴールを目指そうとし、選手たちもそれをやってくれていた。しかし得点できなかったことで歯がゆい思いをして選手も戻ってきたので、ハーフタイムには「何も問題ない」「次の45分でどうゲームを動かすかが大事」と伝えた。きちんと整理整頓して後半に入り、早い時間に得点も取れたのがゲームを決める方向に働いた。難しいゲームだったが選手たちはよく焦れずに戦ってくれた。
Q:きょうの収穫を挙げてほしい。
先週のリーグ戦ではサッカーの本質的なところでやられてしまった。きょうの試合できちんと修正したかった。選手たちは球際をはじめとする、戦うところに関して引くことなく挑めていた。(反省点を)受け止めて成長したいという気持ちが表れていた。
また、リーグ戦では勝ったり、点が取れたりしていたが、なかなか流れの中で得点する機会が少なかった。1本でも多くそういう流れの中でのゴールを取りたいと思っていたので、そういう得点も生まれたのはよかった。
Q:パブロ選手が移籍後初得点を挙げ、ハットトリックまで達成した。これまで苦労していたのだろうか。
パブロに前線でターゲットになってほしい、という気持ちがチームとしてもパブロ自身にも強過ぎて、少し待ってしまうようなプレーになっていたが、きょうは後ろでボールを動かしているあいだに引き出すような動きも増えてきて彼自身も修正してきているなと感じる。クロスなど横からのボールに対する得点感覚もきょうは出してくれたので非常によかった。
Q:パブロ選手は前節にベンチ外だった。またカベッサ選手との同時起用も今後あり得るのか。
うちはチーム内できちんと競争していこうという方針でやっている。日々成長するために100%出力していく、競争していく、そうやって毎日どうやってサッカーと向き合っていくのかが大事だと思ってやっている。沼津戦では彼を上回るメンバーがいたからベンチ外になった。彼もかなり悔しい思いをしていただろう。きょうはやってやろうと思っていたのではないか。あのようにパフォーマンスで表してくれたのはチームにとっても大きい。
(カベッサとの同時起用は)もちろんあり得る。しっかりと競争したうえで2人がメンバーに入ってくれることが前提で、対戦相手とゲームの流れの中でそれが効果的であると判断すればカードを切っていく。
Q:きょうの試合をどう位置付けていたのか。
大会は違えども大切な公式戦の1試合である。沼津戦は本質的なところで学びにしなければいけない敗戦だった。それを修正したかったのでメンバーは大きく変えなかった。県の代表権を勝ち取り、本戦で勝ち抜いていけばJ1の今1位を走っている神戸と対戦できる。J1チームと公式戦で対戦できる貴重な機会が天皇杯であると思う。そこはリーグ戦と何ら変わることなく結果を求めていきたい。
Q:どんな点を修正したかったのか。
沼津戦で自分たちが学ばなければいけないと思ったのは、相手のゴールに向かってくる姿勢と、それをはね返す戦いを挑む部分で受けにまわってしまったこと。ファーストボールで五分五分か、六四、七三で押されてしまいセカンドボールを支配できず、チーム全体が後ろに重きを置いてしまった。
きょうの試合に向けてそこを見つめ直し、コンパクトなサッカーで縦に狙っていこうとした。勝っていることによって、ボールを失うのがよくないとか、少し丁寧にやってやろうとかいう意識が働き過ぎていたと思う。もう一度シンプルにゴールを目指そうとした。前半は得点が入らなかったがゴール前のシーンはかなり多くあったし、後半も続けたことであのようなかたちで得点もできた。彼らは非常によくやってくれた。回数はもっと増やせるし、あとは決めなきゃいけないところでもっと精度を上げていかなければいけない。レベルが高くなる本戦やリーグ戦で先手が取れるように日々取り組んでいきたい。
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