【第4節vs沼津プレビュー】超戦。今度こそ4連勝
- 2017/03/31
- 21:33
J3新顔の沼津とぶつかる。開幕3連勝で首位に立った勢いで、Jリーグ入会後初の4連勝を今度こそ達成したい。
前節の盛岡戦は攻守がかみ合って3-0。昨季1勝もできなかった東北勢との初戦をアウェイで制した。開幕戦から3試合連続となる先制点を前半22分に挙げ、前半のうちに追加点を奪い、守りも3試合連続の無失点で終えた。
今季狙っている、素早くゴールに迫る攻撃から得点が生まれたのもチームが軌道に乗りつつある証しだ。DF國吉貴博のアーリークロスでMF佐々木一輝がDF裏に抜けて先制点を押し込み、MF衛藤裕が決めた3点目はMF脇本晃成の裏を突くロングスプリントとそれを見逃さなかったMF萱沼優聖のスルーパスが起点になった。
「前節はゴールに向かって飛び出していくプレーが得点に結びついた。今節はその回数をさらに増やし、精度を高めていきたい」と浮氣哲郎監督は話す。今回も、アグレッシブに攻めて先に点を取ることで勝利を引き寄せたい。
J3で首位に立つのは初めてのこと。快進撃の予感に胸が高鳴る。しかし、選手たちは冷静だ。國吉は「(ほかにも力のあるクラブがあり)ずっと首位を走れるとは思っていない。もっとゲーム内容を良くしていかなければ。個人技やカウンターだけでなく、コンビネーションで崩す場面も増やしていきたい」と話す。
衛藤も「相手を圧倒できるようにしていきたい。全員攻撃・全員守備のハードワークを継続したうえで、もっと相手を揺さぶる、走らせるようなパス回しができたらよい」と語った。ここまで1試合ごとにパフォーマンスが上がってきたように、今回もさらなる前進を示せるか。
沼津はアテネ五輪代表監督・山本昌邦氏の弟である山本浩義氏が中心となって1990年に設立した総合型地域スポーツクラブ。クラブ名の「アスルクラロ」はスペイン語の「Azul」(青)と「Claro」(明るい)に由来する。サッカーのトップチームは2006年に他クラブを統合するかたちで発足した。2014年からJFLで戦い、昨季年間3位でJ3昇格を達成。「県東部初」を掲げ静岡4つ目のJクラブとなった。
元日本代表の中山雅史、伊東輝悦が在籍していることでも注目を集めている。
※参考・静岡新聞の記事
2戦目だった前節の“静岡ダービー”藤枝戦で早くも初勝利を挙げた。先制されたが4点を奪い返す快勝だった。前節のスタメンをみると、20代前半の選手が大半を占め、30歳以上は鳥取などでプレーしたキャプテンDF尾崎瑛一郎だけだった。初戦の第2節・福島戦でゴールを決めた長身FW渡辺亮太がベンチに控える。
運動量の豊富さ、球際での頑張りに昇格1年目らしい士気の高さがうかがえる。藤枝戦では相手陣で果敢にボールを奪いにいって2得点につなげた。サイドバックの尾崎と突破力のあるMF中村亮太が連係する右サイドが攻撃の中心。
2月のキックオフカンファレンスで取材した吉田謙監督は「昨季はJ3昇格が義務付けられていたが、プレッシャーもかかった苦しい戦いをみんなで乗り切った。今年は思い切りやりたい」と話していた。首位と対戦する今節、選手のモチベーションはさらに高まっているだろう。カターレがもたつくようだと彼らは最後の最後まであきらめずに食らいついてくるはずだ。
J3では一昨年に山口、昨年は鹿児島が昇格初年にもかかわらず上位を争った。同じような可能性が沼津にあるのか。一方のカターレは挑戦を退けるだけの地力があるのか。今後を占う一戦だ。
前節の盛岡戦は攻守がかみ合って3-0。昨季1勝もできなかった東北勢との初戦をアウェイで制した。開幕戦から3試合連続となる先制点を前半22分に挙げ、前半のうちに追加点を奪い、守りも3試合連続の無失点で終えた。
今季狙っている、素早くゴールに迫る攻撃から得点が生まれたのもチームが軌道に乗りつつある証しだ。DF國吉貴博のアーリークロスでMF佐々木一輝がDF裏に抜けて先制点を押し込み、MF衛藤裕が決めた3点目はMF脇本晃成の裏を突くロングスプリントとそれを見逃さなかったMF萱沼優聖のスルーパスが起点になった。
「前節はゴールに向かって飛び出していくプレーが得点に結びついた。今節はその回数をさらに増やし、精度を高めていきたい」と浮氣哲郎監督は話す。今回も、アグレッシブに攻めて先に点を取ることで勝利を引き寄せたい。
J3で首位に立つのは初めてのこと。快進撃の予感に胸が高鳴る。しかし、選手たちは冷静だ。國吉は「(ほかにも力のあるクラブがあり)ずっと首位を走れるとは思っていない。もっとゲーム内容を良くしていかなければ。個人技やカウンターだけでなく、コンビネーションで崩す場面も増やしていきたい」と話す。
衛藤も「相手を圧倒できるようにしていきたい。全員攻撃・全員守備のハードワークを継続したうえで、もっと相手を揺さぶる、走らせるようなパス回しができたらよい」と語った。ここまで1試合ごとにパフォーマンスが上がってきたように、今回もさらなる前進を示せるか。
沼津はアテネ五輪代表監督・山本昌邦氏の弟である山本浩義氏が中心となって1990年に設立した総合型地域スポーツクラブ。クラブ名の「アスルクラロ」はスペイン語の「Azul」(青)と「Claro」(明るい)に由来する。サッカーのトップチームは2006年に他クラブを統合するかたちで発足した。2014年からJFLで戦い、昨季年間3位でJ3昇格を達成。「県東部初」を掲げ静岡4つ目のJクラブとなった。
元日本代表の中山雅史、伊東輝悦が在籍していることでも注目を集めている。
※参考・静岡新聞の記事
2戦目だった前節の“静岡ダービー”藤枝戦で早くも初勝利を挙げた。先制されたが4点を奪い返す快勝だった。前節のスタメンをみると、20代前半の選手が大半を占め、30歳以上は鳥取などでプレーしたキャプテンDF尾崎瑛一郎だけだった。初戦の第2節・福島戦でゴールを決めた長身FW渡辺亮太がベンチに控える。
運動量の豊富さ、球際での頑張りに昇格1年目らしい士気の高さがうかがえる。藤枝戦では相手陣で果敢にボールを奪いにいって2得点につなげた。サイドバックの尾崎と突破力のあるMF中村亮太が連係する右サイドが攻撃の中心。
2月のキックオフカンファレンスで取材した吉田謙監督は「昨季はJ3昇格が義務付けられていたが、プレッシャーもかかった苦しい戦いをみんなで乗り切った。今年は思い切りやりたい」と話していた。首位と対戦する今節、選手のモチベーションはさらに高まっているだろう。カターレがもたつくようだと彼らは最後の最後まであきらめずに食らいついてくるはずだ。
J3では一昨年に山口、昨年は鹿児島が昇格初年にもかかわらず上位を争った。同じような可能性が沼津にあるのか。一方のカターレは挑戦を退けるだけの地力があるのか。今後を占う一戦だ。
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