第2節 富山×鹿児島 鹿児島・三浦泰年監督の会見コメント★質疑内容を追加しました
- 2017/03/18
- 18:01
★質疑内容を追加しました
●鹿児島・三浦泰年監督
遠い鹿児島からサポーターが足を運んでくれた。勝点を取りたい試合ではあった。そういったみなさんにどちらかと言えばあまり良いサッカーを見せられず非常に悔しい。
選手は非常に難しい試合で、メンタル的にもやりづらい環境でゴールをなんとかこじ開けようと工夫し試行錯誤していた。最後までハードワークしたことに感謝したい。
チームはまだまだ完成していない。まわりは過大評価している部分もあるが、ボールを動かす中で彼らのストロングポイントが全面にでるようなリズムとテンポを出せるようになるには時間も経験も必要。そういう面で乗り越えなければいけない時間だったと思う。
立ち上がりのプレースピードがつかめない中で失点し、それを返すために何度か決定的な場面もつくった。ポジティブに捉える部分、修正しなければいけない部分を持ち次の準備にかかりたい。
カターレ富山も昨年に自分とともに勝利を目指した選手がほとんどを占めていて、きょうは鹿児島の選手たちと勝利を目指した。これだけグラウンドに、ベンチに教え子がいて一緒にやるというのは複雑なものだなぁと。ぜひ良い手本を示したかったが、そうはいかず悔しい。
リーグの中でどこかで勝ちを経験し、どこかで負けを経験し、引き分けもある。そうやってシーズンは進んでいく。早い段階で勝ちと負けを経験でき、その中で選手たちが成長していって目標を達成するところに持っていければよいと思う。
非常に難しい試合をやったな、というのが一番の印象。
Q:対戦相手としてのカターレとどう見たか。
相手の心配はしていられないんでねぇ(苦笑)。
ワイドにスピードとしっかりしたテクニックを持った選手がいることはリサーチできていたが、分かっていてやられたのだから仕方がない。彼らのメンタリティーに良い空気が流れているのだと思うので、本来の持ち味がでているのではないか。
単純な攻めで崩せるツーセンターバックではない。代と平出は。それと永井を含めた真ん中の軸がしっかりしていて、ベテランの山形が加入しているわけだから。しかし工夫すれば破れない守備ラインではないから、何度かつくった決めるべき時に決めることが我々にとっては大事だった。1つ取られて、1つ取れなかったというところが試合を分けた。
Q:攻撃ではどんな狙いを持っていたのか。
キャンプから継続しているものを出していくこと。相手が富山だから何か特別なことはやっていない。集団的、戦術的に、アグレッシブに攻撃は仕掛けること。そして、しっかり奪ったボールを自分たちが攻める。具体的なことは何点か伝えたが、選手たちが自由に躍動することを望んだ。特に攻撃は。
良い守備をして攻撃につなげる、というところの守備で1つやられたわけだから、そこは課題であるのは確かかなと思う。
Q:相手のドリブルに苦労した?
つかむところだと思う。1列目はつかめるけど、2列目はつかめたのか。あの失点シーンだけだと思うが…。
ビハインドになれば取返しにいくので、シンプルに攻めた時のルーズボールが相手にこぼれてドリブルで進入されるのは仕方がない。やられたシーンに関してはしっかりブロックできなければいけなかったと思う。次に向けて、ファーストディフェンダーの設定と、ファーストアプローチの厳しさをチェックして戦う必要はある。
Q:後半は押し気味だったが無得点に終わった。
「あの辺」というパスの精度、フニッシュにつながるクロスの精度ではなく、「誰のどこ」という精度を目指し、出し手と受け手が完ぺきに分かり合う必要はある。ただ、分かり合えていないわけではなく、きょうはその日ではなかったという気はする。そこが合った時には点になっている。きょうは合いながらも取れなかったシーンもあった。
やることが相手に分からないようなバリエーションは欲しいかなと思う。少し多彩さに欠けているところはあるので、彼らのポテンシャルを引き出せるようにアプローチしていきたい。
Q:浮き球が多かった印象だがどう感じた。
鹿児島とは異なる、重くて軟らかいピッチだったため、止めて蹴るのプレースピードの時間がかかったのはある。それも言い訳にはならない、と彼らには伝えてある。止めて蹴るの動作のスピードを上げるのは彼らが成長しなければいけないところ。浮いたボールを早くグラウンダーにして速いパスを通すとか、ボールが浮きがちになる芝でそれをしっかり叩いて抑えるとか、一人ひとりのスキルアップが求められる。
こういうピッチでやってみて分かる。アウェイでは自分たちのやりやすいピッチばかりではない。メンタルだけでなく、スキルを上げていかなければいけない。
Q:昨年はルーキーだった富山の西室選手がボランチで先発出場し、彼のパスが得点につながった。彼の励みにもなると思うので、プレーに対する感想を話してほしい。
非常にいいプレーをしていたと思う。メンタル的にも強く、強い気持ちをもって戦っていた。残り30試合も同じ気持ちで戦うべきではないかなと思う。彼自身が「成長したい」「もっともっと上を目指したい」という気持ちをもってやれば良い選手に成長していけるんじゃないかなと思う。
Q:冒頭で「複雑」と述べていたが、富山で試合をしてどんな気持ちだったか。
(富山を契約満了になり)契約の1年でミッションが果たせなかったから去るのが当たり前ではあるが、みなさんにあいさつができなかったのは少し寂しかった。こうやって同じJ3のチームを指揮するかたちで、戻ってきて、お互いがベストを尽くしたという時間が共有できたのは非常によかった。
当然、複雑な思いというのは終わってみてのもの。「たいしたことない」と思って乗り込んではきた。(鹿児島の)選手たちにもあまり意識させたくなかった。まあプレーの硬さや、終わったあとの表情を見ていると、彼ら自身にとってもへんな試合だったのではないかな。次の試合からは普通の試合なので気持ちを切り替えてほしい。選手はよくやってくれたと思っている。頭を下げないで次の試合の準備をしたいなと思っている。
●鹿児島・三浦泰年監督
遠い鹿児島からサポーターが足を運んでくれた。勝点を取りたい試合ではあった。そういったみなさんにどちらかと言えばあまり良いサッカーを見せられず非常に悔しい。
選手は非常に難しい試合で、メンタル的にもやりづらい環境でゴールをなんとかこじ開けようと工夫し試行錯誤していた。最後までハードワークしたことに感謝したい。
チームはまだまだ完成していない。まわりは過大評価している部分もあるが、ボールを動かす中で彼らのストロングポイントが全面にでるようなリズムとテンポを出せるようになるには時間も経験も必要。そういう面で乗り越えなければいけない時間だったと思う。
立ち上がりのプレースピードがつかめない中で失点し、それを返すために何度か決定的な場面もつくった。ポジティブに捉える部分、修正しなければいけない部分を持ち次の準備にかかりたい。
カターレ富山も昨年に自分とともに勝利を目指した選手がほとんどを占めていて、きょうは鹿児島の選手たちと勝利を目指した。これだけグラウンドに、ベンチに教え子がいて一緒にやるというのは複雑なものだなぁと。ぜひ良い手本を示したかったが、そうはいかず悔しい。
リーグの中でどこかで勝ちを経験し、どこかで負けを経験し、引き分けもある。そうやってシーズンは進んでいく。早い段階で勝ちと負けを経験でき、その中で選手たちが成長していって目標を達成するところに持っていければよいと思う。
非常に難しい試合をやったな、というのが一番の印象。
Q:対戦相手としてのカターレとどう見たか。
相手の心配はしていられないんでねぇ(苦笑)。
ワイドにスピードとしっかりしたテクニックを持った選手がいることはリサーチできていたが、分かっていてやられたのだから仕方がない。彼らのメンタリティーに良い空気が流れているのだと思うので、本来の持ち味がでているのではないか。
単純な攻めで崩せるツーセンターバックではない。代と平出は。それと永井を含めた真ん中の軸がしっかりしていて、ベテランの山形が加入しているわけだから。しかし工夫すれば破れない守備ラインではないから、何度かつくった決めるべき時に決めることが我々にとっては大事だった。1つ取られて、1つ取れなかったというところが試合を分けた。
Q:攻撃ではどんな狙いを持っていたのか。
キャンプから継続しているものを出していくこと。相手が富山だから何か特別なことはやっていない。集団的、戦術的に、アグレッシブに攻撃は仕掛けること。そして、しっかり奪ったボールを自分たちが攻める。具体的なことは何点か伝えたが、選手たちが自由に躍動することを望んだ。特に攻撃は。
良い守備をして攻撃につなげる、というところの守備で1つやられたわけだから、そこは課題であるのは確かかなと思う。
Q:相手のドリブルに苦労した?
つかむところだと思う。1列目はつかめるけど、2列目はつかめたのか。あの失点シーンだけだと思うが…。
ビハインドになれば取返しにいくので、シンプルに攻めた時のルーズボールが相手にこぼれてドリブルで進入されるのは仕方がない。やられたシーンに関してはしっかりブロックできなければいけなかったと思う。次に向けて、ファーストディフェンダーの設定と、ファーストアプローチの厳しさをチェックして戦う必要はある。
Q:後半は押し気味だったが無得点に終わった。
「あの辺」というパスの精度、フニッシュにつながるクロスの精度ではなく、「誰のどこ」という精度を目指し、出し手と受け手が完ぺきに分かり合う必要はある。ただ、分かり合えていないわけではなく、きょうはその日ではなかったという気はする。そこが合った時には点になっている。きょうは合いながらも取れなかったシーンもあった。
やることが相手に分からないようなバリエーションは欲しいかなと思う。少し多彩さに欠けているところはあるので、彼らのポテンシャルを引き出せるようにアプローチしていきたい。
Q:浮き球が多かった印象だがどう感じた。
鹿児島とは異なる、重くて軟らかいピッチだったため、止めて蹴るのプレースピードの時間がかかったのはある。それも言い訳にはならない、と彼らには伝えてある。止めて蹴るの動作のスピードを上げるのは彼らが成長しなければいけないところ。浮いたボールを早くグラウンダーにして速いパスを通すとか、ボールが浮きがちになる芝でそれをしっかり叩いて抑えるとか、一人ひとりのスキルアップが求められる。
こういうピッチでやってみて分かる。アウェイでは自分たちのやりやすいピッチばかりではない。メンタルだけでなく、スキルを上げていかなければいけない。
Q:昨年はルーキーだった富山の西室選手がボランチで先発出場し、彼のパスが得点につながった。彼の励みにもなると思うので、プレーに対する感想を話してほしい。
非常にいいプレーをしていたと思う。メンタル的にも強く、強い気持ちをもって戦っていた。残り30試合も同じ気持ちで戦うべきではないかなと思う。彼自身が「成長したい」「もっともっと上を目指したい」という気持ちをもってやれば良い選手に成長していけるんじゃないかなと思う。
Q:冒頭で「複雑」と述べていたが、富山で試合をしてどんな気持ちだったか。
(富山を契約満了になり)契約の1年でミッションが果たせなかったから去るのが当たり前ではあるが、みなさんにあいさつができなかったのは少し寂しかった。こうやって同じJ3のチームを指揮するかたちで、戻ってきて、お互いがベストを尽くしたという時間が共有できたのは非常によかった。
当然、複雑な思いというのは終わってみてのもの。「たいしたことない」と思って乗り込んではきた。(鹿児島の)選手たちにもあまり意識させたくなかった。まあプレーの硬さや、終わったあとの表情を見ていると、彼ら自身にとってもへんな試合だったのではないかな。次の試合からは普通の試合なので気持ちを切り替えてほしい。選手はよくやってくれたと思っている。頭を下げないで次の試合の準備をしたいなと思っている。
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