【第1節vsFC東京U-23プレビュー】攻守のアグレッシブさに注目
- 2017/03/10
- 20:54
初戦はアウェイでFC東京U-23とぶつかる。今季は浮氣哲郎監督のもと攻守にアグレッシブなサッカーを目指しており、その一端を示して1勝目を手にしたい。
「選手たちが頑張っている想い、熱さが見ている人たちに伝わるような試合をしたい。結果を取ることを求められているが、そのためにもプロセスが大事だと考える。苦しい試合、負けている試合でもあきらめないとか、球際で体を張るところを見てほしい」(浮氣監督)。
新体制で1月17日に始動してから約8週が過ぎ、いよいよ本番を迎える。チームづくりの進み具合について浮氣監督は「守備から取り組み、ボールを奪うところの落とし込みをしてきたが、習慣づけが進み良いかたちで進行している。攻撃でもゴール前まで行く回数は増えており、あとは質を高めていきたい」と話す。一定の手ごたえを感じているようだ。
J2昇格を果たすためには得点力アップが不可欠とし、積極的に縦パスを入れてゴール前でのチャンスを増やしたい考え。チャンスになる局面を逃さずに縦方向へのプレーを選択できるよう意識づけを行ってきた。
一方で、勝負パスがつながらずにボールを失う可能性も上がるため、素早く守りに転じて高い位置でボールを回収するプレスディフェンスを磨いている。開幕までに筆者が観戦した練習試合では、この攻撃的な守備が印象的だった。敵陣でボールを奪い、ショートカウンターでゴールを陥れる場面は昨年よりも確実に増えるだろう。
浮氣監督は昨季まで所属した湘南から見習う点として「ボールホルダーを追い越してパスコースをつくる動き」を挙げている。ボールを縦に送るだけでなく選手自身が前へ前へと飛び出し、守りでもミス待ちではなく果敢に前からボールを奪いにいく。そんなアグレッシブさが今季のカラーになっていくのではないか。豊富な運動量が必要なため、フィジカルトレーニングもしっかり積んでいる。実戦でのパフォーマンスが楽しみだ。
FC東京U-18出身のMF佐々木陽次は「当時応援してくれたサポーターに成長した姿を見せたい。開幕戦はうまくいかないのが当然で、自分たちのやりたいことができるシーンは前後半でそれぞれ1つか2つだと思っている。それを生かせたら流れを持ってくることができる。良いスタートを切りたい」。FW柳下大樹は「チームの良い時間を増やせるように、攻撃と守備のスイッチを入れるのが役目。キャンプから積み重ねてきたものを出し切り、結果を出したい」と話している。
FC東京U-23は、U-20日本代表候補となっている15歳のFW久保建英の出場が濃厚だという。スポーツ報知が9日付けの記事で伝えていた。もしそうなれば注目度が高まり、多くの観客、マスコミが足を運ぶはずだ。
また、大型補強が話題を呼んでおり、誰がオーバーエイジ枠で起用されるかも興味深い。ちなみに開幕2連勝中のトップチームは前夜にアウェイでG大阪と対戦する。
今年のU-23は1994年(平6)以降に生まれた選手が該当する。昨季のJ3出場試合数が多かった選手が今季も中心になるなら、FWユ・インス、MF平岡翼、MF佐々木渉、MF内田宅哉、DF柳貴博、DF岡崎慎、DF小川諒也らの出場が考えられる。1月の全国高校選手権で優勝した青森山田のGK廣末陸も加入している。また、10日付けでU-18から久保ら10人を二種登録し、J3で経験を積ませるようだ。MF中島翔哉はJ1で大活躍しており今回のカターレ戦にまわることはないだろう。
■Jリーグ公式サイトにF東23×富山の見どころ/プレビュー動画がアップされました。
久保選手の出場が濃厚なようです。
■J’s GOALニューカマーレコメンドで佐々木一輝選手が紹介されています。

オフ明け7日の午後の練習は降雪に見舞われ、カラーボールを使いミニゲームで体を動かした。
「選手たちが頑張っている想い、熱さが見ている人たちに伝わるような試合をしたい。結果を取ることを求められているが、そのためにもプロセスが大事だと考える。苦しい試合、負けている試合でもあきらめないとか、球際で体を張るところを見てほしい」(浮氣監督)。
新体制で1月17日に始動してから約8週が過ぎ、いよいよ本番を迎える。チームづくりの進み具合について浮氣監督は「守備から取り組み、ボールを奪うところの落とし込みをしてきたが、習慣づけが進み良いかたちで進行している。攻撃でもゴール前まで行く回数は増えており、あとは質を高めていきたい」と話す。一定の手ごたえを感じているようだ。
J2昇格を果たすためには得点力アップが不可欠とし、積極的に縦パスを入れてゴール前でのチャンスを増やしたい考え。チャンスになる局面を逃さずに縦方向へのプレーを選択できるよう意識づけを行ってきた。
一方で、勝負パスがつながらずにボールを失う可能性も上がるため、素早く守りに転じて高い位置でボールを回収するプレスディフェンスを磨いている。開幕までに筆者が観戦した練習試合では、この攻撃的な守備が印象的だった。敵陣でボールを奪い、ショートカウンターでゴールを陥れる場面は昨年よりも確実に増えるだろう。
浮氣監督は昨季まで所属した湘南から見習う点として「ボールホルダーを追い越してパスコースをつくる動き」を挙げている。ボールを縦に送るだけでなく選手自身が前へ前へと飛び出し、守りでもミス待ちではなく果敢に前からボールを奪いにいく。そんなアグレッシブさが今季のカラーになっていくのではないか。豊富な運動量が必要なため、フィジカルトレーニングもしっかり積んでいる。実戦でのパフォーマンスが楽しみだ。
FC東京U-18出身のMF佐々木陽次は「当時応援してくれたサポーターに成長した姿を見せたい。開幕戦はうまくいかないのが当然で、自分たちのやりたいことができるシーンは前後半でそれぞれ1つか2つだと思っている。それを生かせたら流れを持ってくることができる。良いスタートを切りたい」。FW柳下大樹は「チームの良い時間を増やせるように、攻撃と守備のスイッチを入れるのが役目。キャンプから積み重ねてきたものを出し切り、結果を出したい」と話している。
FC東京U-23は、U-20日本代表候補となっている15歳のFW久保建英の出場が濃厚だという。スポーツ報知が9日付けの記事で伝えていた。もしそうなれば注目度が高まり、多くの観客、マスコミが足を運ぶはずだ。
また、大型補強が話題を呼んでおり、誰がオーバーエイジ枠で起用されるかも興味深い。ちなみに開幕2連勝中のトップチームは前夜にアウェイでG大阪と対戦する。
今年のU-23は1994年(平6)以降に生まれた選手が該当する。昨季のJ3出場試合数が多かった選手が今季も中心になるなら、FWユ・インス、MF平岡翼、MF佐々木渉、MF内田宅哉、DF柳貴博、DF岡崎慎、DF小川諒也らの出場が考えられる。1月の全国高校選手権で優勝した青森山田のGK廣末陸も加入している。また、10日付けでU-18から久保ら10人を二種登録し、J3で経験を積ませるようだ。MF中島翔哉はJ1で大活躍しており今回のカターレ戦にまわることはないだろう。
■Jリーグ公式サイトにF東23×富山の見どころ/プレビュー動画がアップされました。
久保選手の出場が濃厚なようです。
■J’s GOALニューカマーレコメンドで佐々木一輝選手が紹介されています。

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