第7節 富山×藤枝 富山・岸野靖之監督の会見コメント
- 2015/04/26
- 16:41
●富山・岸野靖之監督
選手にへたくそと言っていて遅くなりました。勝ったからよかったもののお粗末な試合だった。本当に力がないなと思った。J3の中でも現在位置は本当に一番下のほうだと思う。
Q:「力がない」とは、持っているのに発揮できていないという意味か。
みなさんには富山がJ3の中で力のあるチームだと勘違いしないでほしい。J3ならと思うかもしれないが、昨季の入れ替え戦でJ2の21位とJ3の2位が互角のレベル。富山は昨季J2で離された最下位で、そこで出場できていなかった選手が中心になろうとしている。本気で一生懸命に練習するしかない。大事なところを厳しく指摘しあう雰囲気がまだ足りない。変わってはきているが、そのスピードをもっと上げていかなければならない。試合をするのは僕らスタッフではなく選手たちなのだから。
2点目が入っていたら更に何点か入っていたかもしれない内容だったが、実際には追加点が取れなかった。勝ち方を知らない。この状態で連勝すると言ったらほかのチームから『なめるなよ』と言われるだろう。
Q:守備の評価はどうか。
ある程度は集中していた。しかし、はね返す時のボール、奪ってから出すボールの質が低い。相手に助けてもらっていてはいけない。勝っていないので余裕がなく、試合の緊張感もある。チームとして勝ってきた経験がない。いくつも乗り越えていかなければならない。
Q:今季初先発だった平出選手の存在が光っていた。
平出はかなり効いていた。誰がみても一番落ち着いていた。ほとんどノーミスだった。チームを助けるプレーができていた。彼が相手に対応している時にはベンチからも安心して見ていられた。去年のプレー映像をみるとミスが多かったようだが、今日のようなプレーを続けていってほしい。
Q:森選手を途中交代させた理由は。
展開できていなかった。戻る力も弱かった。
Q:北井選手のパスカットから得点が生まれた。
北井は疲れていたので途中で代えた。彼は点を取りたがっている。チャンスがあるのに決められないのはまだ力が足りないから。誰よりも練習している。自分で点を取って解決するしかない。1回で決められないならもっと数多くチャンスをつくるべき。強気でやるしかない。
Q:山本選手は3年目にしてホーム初出場だった。起用した狙いと今後への期待を聞かせてほしい。
あの髪型、大阪のおばちゃんヘアは気になりますね(笑い)。それは冗談として、山本は今季けがで出遅れたが、走れて頑張れる選手で前に出る力と戻る力がある。競争があってこれまで出場機会がなかったが、普段のトレーニングや練習試合を見てきて、最終的には昨日になりベンチに入れようと決めた。ホームゲームでもありより攻撃的にいこうと、そのオプションとして彼を考えた。
試合では自分で奪って攻めた場面が一度あったが、あの時は中で味方がフリーだった。見えていなかったのだと思う。(練習で見えていたものが見えなくなる)本番の試合とはそういうものだ。スアレスなら中も見えていたうえでシュートを狙っただろう。彼はシュートを選んだ。選ぶのは構わないがそれなら決めなければいけない。チームとして点を取ろうとしているわけで責任は重い。それを理解したうえで練習してほしい。
彼は前向きで素直。チームのために役に立ちたい、頑張りたいという気持ちを練習でも感じる。アディショナルタイムを含めて今日の約10分は彼にとって大きいと思う。これで何をどう考えるか次第で僕が起用してみんなが期待した意味がでてくる。若いかどうかに関係なく選手がトライすることを応援したいといつも思っている。しかし結果が大事な世界であるのは間違いない。あそこで点を決めていれば、山本は切り札になると思ってもらえる。それは自分で勝ち取るものだ。
Q:苔口選手が今季初得点を決めた。
素直にうれしい。FWの選手はチームのために頑張っていても自分が点を取っていないとすっきりしないし乗ってこない。彼が点を取って勝ったという事実がつくれた。まだまだチームを助けてほしい。年齢的にも、カターレにおける存在感を考えても、重い責任を背負った中で結果を残す選手になってほしい。もっと体が締まるともっと良くなる。苔口だけじゃなく、すべての選手に期待している、すべての選手の力を合わせなければカターレ富山は強くならない。連戦になるが、誰が入ってもチームの総合点が下がらないように。今日は暑かったが夏はこれより気温が10度も高い中で試合をやらなければいけない。みんなが平均以上の選手になってほしい。
選手にへたくそと言っていて遅くなりました。勝ったからよかったもののお粗末な試合だった。本当に力がないなと思った。J3の中でも現在位置は本当に一番下のほうだと思う。
Q:「力がない」とは、持っているのに発揮できていないという意味か。
みなさんには富山がJ3の中で力のあるチームだと勘違いしないでほしい。J3ならと思うかもしれないが、昨季の入れ替え戦でJ2の21位とJ3の2位が互角のレベル。富山は昨季J2で離された最下位で、そこで出場できていなかった選手が中心になろうとしている。本気で一生懸命に練習するしかない。大事なところを厳しく指摘しあう雰囲気がまだ足りない。変わってはきているが、そのスピードをもっと上げていかなければならない。試合をするのは僕らスタッフではなく選手たちなのだから。
2点目が入っていたら更に何点か入っていたかもしれない内容だったが、実際には追加点が取れなかった。勝ち方を知らない。この状態で連勝すると言ったらほかのチームから『なめるなよ』と言われるだろう。
Q:守備の評価はどうか。
ある程度は集中していた。しかし、はね返す時のボール、奪ってから出すボールの質が低い。相手に助けてもらっていてはいけない。勝っていないので余裕がなく、試合の緊張感もある。チームとして勝ってきた経験がない。いくつも乗り越えていかなければならない。
Q:今季初先発だった平出選手の存在が光っていた。
平出はかなり効いていた。誰がみても一番落ち着いていた。ほとんどノーミスだった。チームを助けるプレーができていた。彼が相手に対応している時にはベンチからも安心して見ていられた。去年のプレー映像をみるとミスが多かったようだが、今日のようなプレーを続けていってほしい。
Q:森選手を途中交代させた理由は。
展開できていなかった。戻る力も弱かった。
Q:北井選手のパスカットから得点が生まれた。
北井は疲れていたので途中で代えた。彼は点を取りたがっている。チャンスがあるのに決められないのはまだ力が足りないから。誰よりも練習している。自分で点を取って解決するしかない。1回で決められないならもっと数多くチャンスをつくるべき。強気でやるしかない。
Q:山本選手は3年目にしてホーム初出場だった。起用した狙いと今後への期待を聞かせてほしい。
あの髪型、大阪のおばちゃんヘアは気になりますね(笑い)。それは冗談として、山本は今季けがで出遅れたが、走れて頑張れる選手で前に出る力と戻る力がある。競争があってこれまで出場機会がなかったが、普段のトレーニングや練習試合を見てきて、最終的には昨日になりベンチに入れようと決めた。ホームゲームでもありより攻撃的にいこうと、そのオプションとして彼を考えた。
試合では自分で奪って攻めた場面が一度あったが、あの時は中で味方がフリーだった。見えていなかったのだと思う。(練習で見えていたものが見えなくなる)本番の試合とはそういうものだ。スアレスなら中も見えていたうえでシュートを狙っただろう。彼はシュートを選んだ。選ぶのは構わないがそれなら決めなければいけない。チームとして点を取ろうとしているわけで責任は重い。それを理解したうえで練習してほしい。
彼は前向きで素直。チームのために役に立ちたい、頑張りたいという気持ちを練習でも感じる。アディショナルタイムを含めて今日の約10分は彼にとって大きいと思う。これで何をどう考えるか次第で僕が起用してみんなが期待した意味がでてくる。若いかどうかに関係なく選手がトライすることを応援したいといつも思っている。しかし結果が大事な世界であるのは間違いない。あそこで点を決めていれば、山本は切り札になると思ってもらえる。それは自分で勝ち取るものだ。
Q:苔口選手が今季初得点を決めた。
素直にうれしい。FWの選手はチームのために頑張っていても自分が点を取っていないとすっきりしないし乗ってこない。彼が点を取って勝ったという事実がつくれた。まだまだチームを助けてほしい。年齢的にも、カターレにおける存在感を考えても、重い責任を背負った中で結果を残す選手になってほしい。もっと体が締まるともっと良くなる。苔口だけじゃなく、すべての選手に期待している、すべての選手の力を合わせなければカターレ富山は強くならない。連戦になるが、誰が入ってもチームの総合点が下がらないように。今日は暑かったが夏はこれより気温が10度も高い中で試合をやらなければいけない。みんなが平均以上の選手になってほしい。
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