第30節 富山×相模原 相模原・安永聡太郎監督の会見コメント
- 2016/11/20
- 21:10
●相模原・安永聡太郎監督
最終戦ということで、選手は気持ちをもってしっかり戦ってくれた。[5-3-2]のフォーメーションで前半は非常によく我慢しながら、相手がサイドに出たところのプレスバックから奪えて、同サイドで(前に)出ていくという攻撃の形も出ながら進んだ。前半の早い段階でセットプレーから1点取れたというのが、自分たちの守備の部分をより一層しっかりとするうえで大きな要素にはなった。
しかし、苦しくなり過ぎるとFWが下がってきて、最終ラインも少し深くなってしまって、相手のパスの出どころが5m、10m高い位置になってしまい、押し込まれたところを前半のアディショナルタイムでセットプレーからやられてしまった。しのげればというところだった。それで今回、勝ち切れなかったというところになるのかなと思う。
後半、苦しくなった時間帯からダブルボランチに変え、そこからは(相手の)下りてきた選手をどう見るかというのもはっきりしたと思う。そこからは良い形でチャンスもつくれていたが、決め切ることができなかった。これだけ頑張って良い形でできたのであれば、勝たせてあげたかったなと思う。最後のカードの切り方や時間帯を含めて、まだ僕の勉強不足のところがあるのかなと思う。選手は非常によく頑張ってくれた。
Q:前半の守備が良かった。監督に就任してから10試合の守りをどう振り返るか。
10試合で考えると、最初の6試合は僕がなにもセットせず、個人戦術、グループ戦術でチームの軸の中でやるとしか言っていなかった。(7試合目の)第27節・FC東京U-18戦はセットしてからグループでの追い方だけを指示し、(次の)秋田戦からはセットして全体でどう追うのかという絵を練習でもそろえるようにした。相手がこう下りてきたらこうと指定もした。そこからはセットプレーやミスでの失点はあったが、(対応法が)はっきりしてできるようになった。
今回、ワンボランチからダブルボランチへの変更も監督が指示したが、本来は個人とグループの判断でチームの軸の中で全員が考え、声を出してやっていくというスタンスをわたしは基本的にはとりたい。この局面ならこうだと全部を決めて、だから選手は1本の道で走れたのかもしれないが、対戦相手がよりいろんな変化をつけてきた時に、その都度僕が指示するというのはいかがか。それはそれでひとつのかたちとしてありかもしれないが…。トレーニングをし、選手が修正していけるようなチームになれるように指導ではアプローチしていきたい。(今後も)自分がやっていくのであれば。
選手の判断と軸の部分の割合は、きょうなら9対1か8対2でわたしが決めてプレーさせている。うーん。楽しくないんじゃないかなぁ。選手個人が上にいけるようにも自分で考えながら判断できるようにアプローチし続けたい
学んだのはその割合。今回は攻撃も同サイドしかいかないようにやり切らせたが、あれだけ同サイドしかいかないと疲れますよね。そこで判断し、ボールを動かして自分たちの時間をつくる割合をどこまで入れるかとか。すごく勉強になった10試合だった。しかし、ファンとサポーター、スポンサーのみなさんにはこの10試合で1回しか勝ちを届けられなかった。そこはすごく反省している。
最終戦ということで、選手は気持ちをもってしっかり戦ってくれた。[5-3-2]のフォーメーションで前半は非常によく我慢しながら、相手がサイドに出たところのプレスバックから奪えて、同サイドで(前に)出ていくという攻撃の形も出ながら進んだ。前半の早い段階でセットプレーから1点取れたというのが、自分たちの守備の部分をより一層しっかりとするうえで大きな要素にはなった。
しかし、苦しくなり過ぎるとFWが下がってきて、最終ラインも少し深くなってしまって、相手のパスの出どころが5m、10m高い位置になってしまい、押し込まれたところを前半のアディショナルタイムでセットプレーからやられてしまった。しのげればというところだった。それで今回、勝ち切れなかったというところになるのかなと思う。
後半、苦しくなった時間帯からダブルボランチに変え、そこからは(相手の)下りてきた選手をどう見るかというのもはっきりしたと思う。そこからは良い形でチャンスもつくれていたが、決め切ることができなかった。これだけ頑張って良い形でできたのであれば、勝たせてあげたかったなと思う。最後のカードの切り方や時間帯を含めて、まだ僕の勉強不足のところがあるのかなと思う。選手は非常によく頑張ってくれた。
Q:前半の守備が良かった。監督に就任してから10試合の守りをどう振り返るか。
10試合で考えると、最初の6試合は僕がなにもセットせず、個人戦術、グループ戦術でチームの軸の中でやるとしか言っていなかった。(7試合目の)第27節・FC東京U-18戦はセットしてからグループでの追い方だけを指示し、(次の)秋田戦からはセットして全体でどう追うのかという絵を練習でもそろえるようにした。相手がこう下りてきたらこうと指定もした。そこからはセットプレーやミスでの失点はあったが、(対応法が)はっきりしてできるようになった。
今回、ワンボランチからダブルボランチへの変更も監督が指示したが、本来は個人とグループの判断でチームの軸の中で全員が考え、声を出してやっていくというスタンスをわたしは基本的にはとりたい。この局面ならこうだと全部を決めて、だから選手は1本の道で走れたのかもしれないが、対戦相手がよりいろんな変化をつけてきた時に、その都度僕が指示するというのはいかがか。それはそれでひとつのかたちとしてありかもしれないが…。トレーニングをし、選手が修正していけるようなチームになれるように指導ではアプローチしていきたい。(今後も)自分がやっていくのであれば。
選手の判断と軸の部分の割合は、きょうなら9対1か8対2でわたしが決めてプレーさせている。うーん。楽しくないんじゃないかなぁ。選手個人が上にいけるようにも自分で考えながら判断できるようにアプローチし続けたい
学んだのはその割合。今回は攻撃も同サイドしかいかないようにやり切らせたが、あれだけ同サイドしかいかないと疲れますよね。そこで判断し、ボールを動かして自分たちの時間をつくる割合をどこまで入れるかとか。すごく勉強になった10試合だった。しかし、ファンとサポーター、スポンサーのみなさんにはこの10試合で1回しか勝ちを届けられなかった。そこはすごく反省している。
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