【第30節vs相模原プレビュー】最後まで勝利のために
- 2016/11/18
- 22:51
最終戦を前にGK江角浩司、MF大山俊輔の引退、DF内田錬平、MF田中寛己、FW西川優大、MF中田大貴の契約満了が発表された。シーズンが終わろうとしている。
三浦泰年監督は「1月の始動時に選手たちと共有した通りに、最後まで危機感をもちトレーニングを積んだ。あとは良いイメージをもって楽観的に、思い切ってプレーしてほしい」と話した。
昇格の可能性がまだ残っているころから監督が盛んに口にするようになったのが、「プレッシャーのかかる大きな試合ほど楽しめるぐらいのメンタリティーをもってほしい」ということ。自身の経験も踏まえ、大舞台に強い選手になるための心の持ちようを語ったものだ。
今季の集大成を披露して是が非でも勝ちたいのがホーム最終戦。監督も特別な試合であることを認め、「力以上のものを出せることもあれば、逆にまったく力を出せないこともある」と話す。だからこそ、プレーを楽しみ、結果を残すことができれば「自信として蓄積され、来季につながる意味をもつ」。今年一番の試合を見せてほしい。
相模原はホーム最終戦だった前節の藤枝戦を3-1で快勝し、7月31日の第19節・福島戦以来11試合ぶりの白星を手にした。薩川了洋監督からバトンタッチして第21節から指揮を執る安永聡太郎監督は6連敗を含む1分7敗と苦しんだが9試合目でようやく初勝利を挙げた。
前回カターレと対戦したのは6月の第13節。MF北井佑季の得点でカターレが1-0で勝ったが、内容では相模原が優勢。守備にめりはりがあり、シュート数、決定機の数でも上回った。最終戦までにはさらに手ごわい相手になると感じたが、監督交代もありチームづくりに苦労したのだろう。総得点28、総失点45はいずれもリーグで下から2番目タイで、それぞれリーグ14位タイ、リーグ13位タイ。
タレントはそろっている。前節、先制点を含む2ゴールをアシストしたMF菊岡拓朗のキックは脅威。チームトップ6得点のMF岩渕良太、MF曽我部慶太、FW深井正樹らに仕事をさせないように集中した対応が求められる。
江角から話を聞いた。引退か、現役続行か。気持ちは揺れていたという。前節のC大阪U-23戦に両親や親戚を招いていた。対戦相手のGKは大宮時代の盟友である北野貴之だった。勝った瞬間に気持ちが晴れ、引退しようと決めた。試合後のロッカールームでチームメートにそれを伝え、「最後も勝とう」と話したそうだ。「チームメート、監督、コーチ、トレーナーをはじめ、みなさんへの感謝の気持ちをもってプレーしたい。そしてプロ選手として最後の一瞬まで勝利のために全力を尽くす」
三浦泰年監督は「1月の始動時に選手たちと共有した通りに、最後まで危機感をもちトレーニングを積んだ。あとは良いイメージをもって楽観的に、思い切ってプレーしてほしい」と話した。
昇格の可能性がまだ残っているころから監督が盛んに口にするようになったのが、「プレッシャーのかかる大きな試合ほど楽しめるぐらいのメンタリティーをもってほしい」ということ。自身の経験も踏まえ、大舞台に強い選手になるための心の持ちようを語ったものだ。
今季の集大成を披露して是が非でも勝ちたいのがホーム最終戦。監督も特別な試合であることを認め、「力以上のものを出せることもあれば、逆にまったく力を出せないこともある」と話す。だからこそ、プレーを楽しみ、結果を残すことができれば「自信として蓄積され、来季につながる意味をもつ」。今年一番の試合を見せてほしい。
相模原はホーム最終戦だった前節の藤枝戦を3-1で快勝し、7月31日の第19節・福島戦以来11試合ぶりの白星を手にした。薩川了洋監督からバトンタッチして第21節から指揮を執る安永聡太郎監督は6連敗を含む1分7敗と苦しんだが9試合目でようやく初勝利を挙げた。
前回カターレと対戦したのは6月の第13節。MF北井佑季の得点でカターレが1-0で勝ったが、内容では相模原が優勢。守備にめりはりがあり、シュート数、決定機の数でも上回った。最終戦までにはさらに手ごわい相手になると感じたが、監督交代もありチームづくりに苦労したのだろう。総得点28、総失点45はいずれもリーグで下から2番目タイで、それぞれリーグ14位タイ、リーグ13位タイ。
タレントはそろっている。前節、先制点を含む2ゴールをアシストしたMF菊岡拓朗のキックは脅威。チームトップ6得点のMF岩渕良太、MF曽我部慶太、FW深井正樹らに仕事をさせないように集中した対応が求められる。
江角から話を聞いた。引退か、現役続行か。気持ちは揺れていたという。前節のC大阪U-23戦に両親や親戚を招いていた。対戦相手のGKは大宮時代の盟友である北野貴之だった。勝った瞬間に気持ちが晴れ、引退しようと決めた。試合後のロッカールームでチームメートにそれを伝え、「最後も勝とう」と話したそうだ。「チームメート、監督、コーチ、トレーナーをはじめ、みなさんへの感謝の気持ちをもってプレーしたい。そしてプロ選手として最後の一瞬まで勝利のために全力を尽くす」
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