【第29節vsC大阪U-23プレビュー】最後のアウェイで凱歌を
- 2016/11/11
- 21:05
前節で昇格の可能性が消えて残り2試合。今シーズン取り組んできたパスサッカーの集大成を内容と結果で示したい。
「今季中の可能性がなくなっても、クラブとして昇格を目指す道が終わるわけではない。次へのスタートだと考えれば2試合を無駄にはできない。まだシーズンは終わっていない。このことをミーティングで選手と共有した」と三浦泰年監督。練習の様子から「選手たちの集中力は高まっているように感じる。よいものを見せられるんじゃないか。楽しみにしていてほしい」と話した。
今週はコートのサイズを小さくしたり、プレー可能エリアを限定したりして密集度を高めた状態でパスをつなぐ練習メニューが多かった。ボールを失わないことと、そこからゴールに直結するパスを選択できるようになることがトレーニングの狙い。原点に帰って、パスサッカーを成熟させるうえでの本質的な課題に取り組んだといえるだろう。
最近6試合で2得点はさみしい。チャンスはつくれており、ゴールネットを揺らして歩みの確かさを証明してほしい。そうすれば白星はついてくる。6位まで後退したが、3位の鹿児島とは勝点4差でまだ射程圏だ。
DF代健司は「1年間やってきたことをぶらさずにやりたい。やり切ってはじめて成長したと口にできる」と話した。
現在10位のC大阪U-23は第23節から今季初の3連勝を飾った後、最近3試合は2分1敗。前節は7連敗中だったYS横浜に2-0から追い付かれて引き分けた。上記の6試合のうち5試合で2点以上を挙げ、計12点を奪っているように攻撃が活性化している。FW米澤令衣がチームトップの8得点、2列目でプレーする西本雅崇が6得点。左サイドバック温井駿斗が鋭いクロスを供給してチャンスメークする。一方でセットプレーからの失点がやや多く、カターレは隙を突きたい。
C大阪のトップチームは前日にアウェイで東京Vと対戦する。すでにJ1自動昇格(2位以内)の望みは断たれており、進出の決まっているプレーオフに向けてオーバーエイジ枠を使った試運転があるかもしれない。
前回の対戦は6月12日の第12節。カターレは開始4分にオウンゴールで先制点を許したが、前半のうちにFW萱沼優聖の2ゴールで逆転して2-1で勝利を収めている。
カターレは前節、GK江角浩司が今季初出場した。夏から腰などの痛みに悩まされ、「もうピッチに立てないのではないか」と思ったという。トレーナーのサポートもあって復帰を果たし「サッカーのできる喜びを感じながらプレーした。大宮時代には経験できなかった後ろからつないでいくサッカーに三浦監督のもとで取り組めている。もちろん難しいが、やりがいと喜びがある」と話した。江角だけでなく、選手それぞれが残り2試合に思いを込めてプレーする。好ゲームを期待しよう。
※J公式サイト見どころ C大23×富山
「今季中の可能性がなくなっても、クラブとして昇格を目指す道が終わるわけではない。次へのスタートだと考えれば2試合を無駄にはできない。まだシーズンは終わっていない。このことをミーティングで選手と共有した」と三浦泰年監督。練習の様子から「選手たちの集中力は高まっているように感じる。よいものを見せられるんじゃないか。楽しみにしていてほしい」と話した。
今週はコートのサイズを小さくしたり、プレー可能エリアを限定したりして密集度を高めた状態でパスをつなぐ練習メニューが多かった。ボールを失わないことと、そこからゴールに直結するパスを選択できるようになることがトレーニングの狙い。原点に帰って、パスサッカーを成熟させるうえでの本質的な課題に取り組んだといえるだろう。
最近6試合で2得点はさみしい。チャンスはつくれており、ゴールネットを揺らして歩みの確かさを証明してほしい。そうすれば白星はついてくる。6位まで後退したが、3位の鹿児島とは勝点4差でまだ射程圏だ。
DF代健司は「1年間やってきたことをぶらさずにやりたい。やり切ってはじめて成長したと口にできる」と話した。
現在10位のC大阪U-23は第23節から今季初の3連勝を飾った後、最近3試合は2分1敗。前節は7連敗中だったYS横浜に2-0から追い付かれて引き分けた。上記の6試合のうち5試合で2点以上を挙げ、計12点を奪っているように攻撃が活性化している。FW米澤令衣がチームトップの8得点、2列目でプレーする西本雅崇が6得点。左サイドバック温井駿斗が鋭いクロスを供給してチャンスメークする。一方でセットプレーからの失点がやや多く、カターレは隙を突きたい。
C大阪のトップチームは前日にアウェイで東京Vと対戦する。すでにJ1自動昇格(2位以内)の望みは断たれており、進出の決まっているプレーオフに向けてオーバーエイジ枠を使った試運転があるかもしれない。
前回の対戦は6月12日の第12節。カターレは開始4分にオウンゴールで先制点を許したが、前半のうちにFW萱沼優聖の2ゴールで逆転して2-1で勝利を収めている。
カターレは前節、GK江角浩司が今季初出場した。夏から腰などの痛みに悩まされ、「もうピッチに立てないのではないか」と思ったという。トレーナーのサポートもあって復帰を果たし「サッカーのできる喜びを感じながらプレーした。大宮時代には経験できなかった後ろからつないでいくサッカーに三浦監督のもとで取り組めている。もちろん難しいが、やりがいと喜びがある」と話した。江角だけでなく、選手それぞれが残り2試合に思いを込めてプレーする。好ゲームを期待しよう。
※J公式サイト見どころ C大23×富山
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