第26節 鳥取×富山 富山・三浦泰年監督の会見コメント★質疑内容を追加しました
- 2016/10/23
- 17:27
【第26節 鳥取0―1富山 ▽得点者:後半45+3分・三上(富)】
★質疑内容を追加しました
●富山・三浦泰年監督
紙一重の展開で、勝負がどう転ぶか分からない非常に難しい状況に追い込まれたが、なんとか勝点3を取れたのは大きなことだと思う。
アウェイでの鳥取戦。相手には選手としてのキャリアをしっかり積んできた経験のある選手たちがいる。相手のチーム状況がどうであれ難しい試合になる可能性は高いと考えていた。その可能性を下げる、つまり鳥取が勝つのを難しくするためにも先制点、追加点が必要だと選手に伝えていた。
前向きに点を取りにいっていたが、なかなかゴールをこじ開けることができなかったが、最終的になんとか取ってくれた。次節はアウェイで首位を走っている栃木と戦う。より難しい試合に向かうに当たり、きょう勝点3が上積みできなければ話にならないと正直いって思っていた。最終的に結果としての勝点3を取れたのは非常に大きい。
こういう1つのものを、選手には成長の糧にしてほしい。過去にJ2で戦い、これからもどのカテゴリーであれ戦っていくクラブの歴史の中ではたかが1試合かもしれないが、その小さな試合から大きなものを学び、得て、残り試合に力を込めてやっていけたらよいと思う。のちに(きょうの試合とゴールが)大きな試合、大きな得点だったと言えるように、富山に戻ってしっかり準備したい。
Q:後半16分に相手に退場者がでた。10人になり守りを固めてくると、さらにゴールを奪うのが難しくなるかもしれなかった。どうやってこじ開けようと考えていたのか。
(点を)取れる可能性は高くなったと踏んでいた。相手が10人になると引いて守ってくるので逆に難しくなると言われがち。だが、(きょうは)相手が11人の時からゴールに向かって威圧はできていたので、1人少なくなることによって確率は上がったと考えていた。
どのようにかと言えば、しっかり相手を揺さぶって左右に横ずれさせて消耗させ、やっぱり中で勝負だと考え、交代のカードもそれに合わせて切っていった。戦術的にもサイドから、ということで、選手にどこまで伝わっていたかは分からないが、ベンチからもそうするようにアプローチをかけていたつもり。
そうは言っても簡単ではなかった。(選手の位置を)左右を交代させたり、前後を入れ替えたり(試行錯誤しながら)。時間はかかってしまった。
しかし、早い時間に点を取って残り時間をドキドキするよりも、あの時間に入ると分かっていたと仮に思えばそのほうが気持ちは楽(笑)。そう受け止めて、取れたのであるから、あの時間帯までかかってもそれでOKとする、するべきだと思う。
Q:3試合勝ちがなかったが、YS横浜戦に続き後半アディショナルタイムに決勝点を挙げて勝った。選手たちがいろんな意味で強くなったと捉えているが、監督はどう思うか。
(得点するのに)ここまで時間がかかったことを考えると、まだまだ成長しなければいけない。自分自身、彼らと10カ月やってきて、もっと強い心、メンタルをもってほしいと思っている。
しかし、彼らは最後まであきらめずに勝点3を取りにいく姿勢を貫いた。(それで)取れる時もあれば、取れない時もある。それが取れたこの瞬間によって、彼らの成長を確認できるし、彼ら自身も成長を実感できると思う。それがカターレ富山というクラブの成長を比例していくものだと思う。きょうみたいな勝ち方は彼らが成長したと自信をもって言える結果ではある。
ただし、数日後にまた同じことが言えるかどうか。選手にはそれに日々トライしていってほしい。ここでひとつ成長したと思わないで、もっと成長するために、もっと楽な試合にできるはずだと捉えて。きょうの勝利から何かを気付き、もっと良い選手、良いチームになるために成長してほしい。今回は取れたけれど、次は最後ではなくしっかり決めにいくことからスタートし、またきょうのような展開になっても、こうやって勝ったんだという自信をもちながら最後まであきらめずに戦ってくれたらと思う。
★質疑内容を追加しました
●富山・三浦泰年監督
紙一重の展開で、勝負がどう転ぶか分からない非常に難しい状況に追い込まれたが、なんとか勝点3を取れたのは大きなことだと思う。
アウェイでの鳥取戦。相手には選手としてのキャリアをしっかり積んできた経験のある選手たちがいる。相手のチーム状況がどうであれ難しい試合になる可能性は高いと考えていた。その可能性を下げる、つまり鳥取が勝つのを難しくするためにも先制点、追加点が必要だと選手に伝えていた。
前向きに点を取りにいっていたが、なかなかゴールをこじ開けることができなかったが、最終的になんとか取ってくれた。次節はアウェイで首位を走っている栃木と戦う。より難しい試合に向かうに当たり、きょう勝点3が上積みできなければ話にならないと正直いって思っていた。最終的に結果としての勝点3を取れたのは非常に大きい。
こういう1つのものを、選手には成長の糧にしてほしい。過去にJ2で戦い、これからもどのカテゴリーであれ戦っていくクラブの歴史の中ではたかが1試合かもしれないが、その小さな試合から大きなものを学び、得て、残り試合に力を込めてやっていけたらよいと思う。のちに(きょうの試合とゴールが)大きな試合、大きな得点だったと言えるように、富山に戻ってしっかり準備したい。
Q:後半16分に相手に退場者がでた。10人になり守りを固めてくると、さらにゴールを奪うのが難しくなるかもしれなかった。どうやってこじ開けようと考えていたのか。
(点を)取れる可能性は高くなったと踏んでいた。相手が10人になると引いて守ってくるので逆に難しくなると言われがち。だが、(きょうは)相手が11人の時からゴールに向かって威圧はできていたので、1人少なくなることによって確率は上がったと考えていた。
どのようにかと言えば、しっかり相手を揺さぶって左右に横ずれさせて消耗させ、やっぱり中で勝負だと考え、交代のカードもそれに合わせて切っていった。戦術的にもサイドから、ということで、選手にどこまで伝わっていたかは分からないが、ベンチからもそうするようにアプローチをかけていたつもり。
そうは言っても簡単ではなかった。(選手の位置を)左右を交代させたり、前後を入れ替えたり(試行錯誤しながら)。時間はかかってしまった。
しかし、早い時間に点を取って残り時間をドキドキするよりも、あの時間に入ると分かっていたと仮に思えばそのほうが気持ちは楽(笑)。そう受け止めて、取れたのであるから、あの時間帯までかかってもそれでOKとする、するべきだと思う。
Q:3試合勝ちがなかったが、YS横浜戦に続き後半アディショナルタイムに決勝点を挙げて勝った。選手たちがいろんな意味で強くなったと捉えているが、監督はどう思うか。
(得点するのに)ここまで時間がかかったことを考えると、まだまだ成長しなければいけない。自分自身、彼らと10カ月やってきて、もっと強い心、メンタルをもってほしいと思っている。
しかし、彼らは最後まであきらめずに勝点3を取りにいく姿勢を貫いた。(それで)取れる時もあれば、取れない時もある。それが取れたこの瞬間によって、彼らの成長を確認できるし、彼ら自身も成長を実感できると思う。それがカターレ富山というクラブの成長を比例していくものだと思う。きょうみたいな勝ち方は彼らが成長したと自信をもって言える結果ではある。
ただし、数日後にまた同じことが言えるかどうか。選手にはそれに日々トライしていってほしい。ここでひとつ成長したと思わないで、もっと成長するために、もっと楽な試合にできるはずだと捉えて。きょうの勝利から何かを気付き、もっと良い選手、良いチームになるために成長してほしい。今回は取れたけれど、次は最後ではなくしっかり決めにいくことからスタートし、またきょうのような展開になっても、こうやって勝ったんだという自信をもちながら最後まであきらめずに戦ってくれたらと思う。
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