第24節 G大阪U-23×富山 富山・三浦泰年監督の会見コメント
- 2016/10/02
- 18:40
【第24節 G大阪U-23 3―0富山 ▽得点者:前半7分・堂安(G)、同45+2分・小川(G)後半45+5分・妹尾(G)】
★質疑内容を追加しました
●富山・三浦泰年監督
これが今、我々が大阪・万博に来て見せられるファイティングスピリットだったのかなと思った。ガンバのコレクティブな、攻守にわたってしっかりしたサッカーとは実力差があったのかなと思う流れだった。
メンタル的には、世間にそれを認めさせないためにも、90分の中でもっと彼らが彼ららしさを出し切り、出さなければいけないという姿勢をもう少し感じられたらよかった。ただ、最後まであきらめずに、(残り時間が少なくなり勝利の)望みが小さくなっていっても最後に自分たちの良い結末をイメージしながらサッカーをやっていた。
今回学んだことを、次節もFC東京U-23というしっかりしたクラブの下部チームと戦うので。きょう起きたことをしっかり整理し、試合が1週間あくのでリセットして、次の目標に向けて進み始められたらと思う。
Q:後半は選手の配置やフォーメーションを変えながら攻め手を探っていた。どういう変化を期待していたのか。
前半あまり良くなくても同じメンバーで後半に入った。ハーフタイムには強い言い方をしたが、選手にはこんちくしょう、悔しい、という思いでなにができるかトライしてほしかった。
システムは大島を上げてツートップにし、相手のセンターバックの背後を突きたかった。奪ったボールを簡単に奪い返されないように、奪った瞬間に背後を狙っていく。本来は狙うべき時と、いくべきでない時をピッチの中で判断しているのだが、ガンバはオーバーエイジ枠の選手が最終ラインには岩下選手、その前に岡崎と内田がいて、時間を与えるとしっかり守れる。アバウトでも入れるタイミングをつかんでほしいと思ってツートップにした。
人数を確保して守るシステムだと立っているだけになっていたので、(後半は)あえて無理をしてでも体を張らないとボールを奪えない状況にした。ガンバにも前半の動きには中だるみもあったから、後半うちが先に点が取れたなら試合が少し変わる気配は感じていて、すきをつけたらと思っていた。しかし、ゴールを割るだけの力が欠けていた。最後はセットプレーで3点目を失ってしまい、痛い敗戦になった。
Q:昇格争いが大詰めに差し掛かる中での黒星。試合後、選手になにを話したのか。
サッカー界におけるガンバと我々の違いを変えることができる時間は試合の90分間だけだった。ガンバの選手は小、中、ユースに上がるまでに 500人、1000人、もっと多いかもしれない選手の中から選ばれ、残ってきた選手たちである。きょうの結果によって、そういう選手と自分たちの違い、実力の差をまわりに認めさせてしまった。それはすごく悔しいことではないかと彼らに話した。
普段できることもできなかった。ボールを取りにくる選手が誰もいないのに、青と黒のユニフォームにパスをしてしまう。怖いのか。威圧されているからなのだろうか。その感覚はピッチ内でプレーしている選手にしか分からないことではあるが、そばで見ていた俺はそうは思わない。プロのサッカー選手として、その顔、その動きで、これぐらいでよかったのかと彼らに投げ掛けた。
シーズンがどうであるからとか、痛い1敗であるからではなく、彼らがこれからどう成長していくのか、プロの選手としてリバウンドメンタリティーをもってこんちくしょうと思って次の試合を力で出し切れるのかどうかが自分にとって大事だし、心配な部分だ。この試合のために1週間よい準備をした。しっかり休養して次の準備に努めてほしいと伝えた
★質疑内容を追加しました
●富山・三浦泰年監督
これが今、我々が大阪・万博に来て見せられるファイティングスピリットだったのかなと思った。ガンバのコレクティブな、攻守にわたってしっかりしたサッカーとは実力差があったのかなと思う流れだった。
メンタル的には、世間にそれを認めさせないためにも、90分の中でもっと彼らが彼ららしさを出し切り、出さなければいけないという姿勢をもう少し感じられたらよかった。ただ、最後まであきらめずに、(残り時間が少なくなり勝利の)望みが小さくなっていっても最後に自分たちの良い結末をイメージしながらサッカーをやっていた。
今回学んだことを、次節もFC東京U-23というしっかりしたクラブの下部チームと戦うので。きょう起きたことをしっかり整理し、試合が1週間あくのでリセットして、次の目標に向けて進み始められたらと思う。
Q:後半は選手の配置やフォーメーションを変えながら攻め手を探っていた。どういう変化を期待していたのか。
前半あまり良くなくても同じメンバーで後半に入った。ハーフタイムには強い言い方をしたが、選手にはこんちくしょう、悔しい、という思いでなにができるかトライしてほしかった。
システムは大島を上げてツートップにし、相手のセンターバックの背後を突きたかった。奪ったボールを簡単に奪い返されないように、奪った瞬間に背後を狙っていく。本来は狙うべき時と、いくべきでない時をピッチの中で判断しているのだが、ガンバはオーバーエイジ枠の選手が最終ラインには岩下選手、その前に岡崎と内田がいて、時間を与えるとしっかり守れる。アバウトでも入れるタイミングをつかんでほしいと思ってツートップにした。
人数を確保して守るシステムだと立っているだけになっていたので、(後半は)あえて無理をしてでも体を張らないとボールを奪えない状況にした。ガンバにも前半の動きには中だるみもあったから、後半うちが先に点が取れたなら試合が少し変わる気配は感じていて、すきをつけたらと思っていた。しかし、ゴールを割るだけの力が欠けていた。最後はセットプレーで3点目を失ってしまい、痛い敗戦になった。
Q:昇格争いが大詰めに差し掛かる中での黒星。試合後、選手になにを話したのか。
サッカー界におけるガンバと我々の違いを変えることができる時間は試合の90分間だけだった。ガンバの選手は小、中、ユースに上がるまでに 500人、1000人、もっと多いかもしれない選手の中から選ばれ、残ってきた選手たちである。きょうの結果によって、そういう選手と自分たちの違い、実力の差をまわりに認めさせてしまった。それはすごく悔しいことではないかと彼らに話した。
普段できることもできなかった。ボールを取りにくる選手が誰もいないのに、青と黒のユニフォームにパスをしてしまう。怖いのか。威圧されているからなのだろうか。その感覚はピッチ内でプレーしている選手にしか分からないことではあるが、そばで見ていた俺はそうは思わない。プロのサッカー選手として、その顔、その動きで、これぐらいでよかったのかと彼らに投げ掛けた。
シーズンがどうであるからとか、痛い1敗であるからではなく、彼らがこれからどう成長していくのか、プロの選手としてリバウンドメンタリティーをもってこんちくしょうと思って次の試合を力で出し切れるのかどうかが自分にとって大事だし、心配な部分だ。この試合のために1週間よい準備をした。しっかり休養して次の準備に努めてほしいと伝えた
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- 本日は万博競技場にて14時キックオフ