【第24節vsG大阪U-23プレビュー】牙をむく上位キラーを討て
- 2016/09/30
- 22:01
鹿児島、栃木を連破して勢いに乗る7位のG大阪U-23とアウェイでぶつかる。前節の大分戦に続いての正念場だ。
G大阪U-23は前節、首位の栃木に18試合ぶりの黒星をつける2-0の勝利を収めた。前々節には当時2位の鹿児島を6-1で圧倒している。現在J3で最も強いチームかもしれない。
鹿児島戦ではJ1で実績を残しているFWパトリック、MF藤本淳吾、DF岩下敬輔がオーバーエイジ枠で起用され注目を集めた。しかし前節の栃木戦では一転して今季ずっとJ3を戦ってきた選手だけで結果をだした。スタメンのうち7人は前回カターレと対戦した4月3日の第3節にも先発した選手だ。試合を重ねてチームとしての成熟度が上がっているのは間違いない。2巡目の対戦に入ってから5勝1分2敗で、栃木と大分の5勝2分1敗に次ぐ好成績を挙げている(カターレは3勝3分2敗)。
28日に発表されたU-19アジア選手権(10月13日開幕・バーレーン)の日本代表にMF堂安律、MF市丸瑞希、DF初瀬亮の3人が選出されている。
オーバーエイジ枠に誰が起用されるかは予想しづらい。J1の浦和戦は1日14時05分から埼玉スタジアムで開催されるため、ベンチメンバーが翌日のJ3に出場は可能。ただし、ルヴァン杯の準決勝・横浜FM戦を5、9日に控えている。ビッグネームの試運転があるかどうかは気に掛かるところだ。
三浦泰年監督にG大阪U-23の印象を尋ねると、真っ先に「ゴールネットの揺らし方がうまい」と語った。「良い出し手と受け手がおり、良い攻撃からフィニッシュまでいける。個の力だけでなく、人と人との関係で崩そうとする。前回対戦した当時よりもコレクティブになっている」と続けた。
前回の対戦では後半40分にMF衛藤裕がFKから決勝点を挙げ、2-1でカターレが今季初勝利を挙げた。三浦監督が「G大阪U-23の強みは攻撃であり、一方で守備は攻めほど得意ではない」と見立てて攻撃で対抗しようと策略を巡らせた一戦だった。ボール支配率は49.9%(データスタジアム調べ)で、シュート数も相手とほぼ互角の11本(G大阪U-23は10本)。狙い通りに自分たちの時間をある程度つくって白星につなげた。
半年ぶりの対戦で同様の展開が望めるかどうかは分からないが、やはりマイボールの保持はカギになる。守りの時間を減らし、少しでも相手の攻撃の勢いを削ぎたい。前節の大分戦では後半にパスがつながらず押し込まれて苦しんだ。その反省も踏まえ、ボール奪取後のつなぎの精度、布陣のコンパクトさなどを意識しながら修正に取り組んでいる。
※J公式サイト見どころ/G大23×富山
G大阪U-23は前節、首位の栃木に18試合ぶりの黒星をつける2-0の勝利を収めた。前々節には当時2位の鹿児島を6-1で圧倒している。現在J3で最も強いチームかもしれない。
鹿児島戦ではJ1で実績を残しているFWパトリック、MF藤本淳吾、DF岩下敬輔がオーバーエイジ枠で起用され注目を集めた。しかし前節の栃木戦では一転して今季ずっとJ3を戦ってきた選手だけで結果をだした。スタメンのうち7人は前回カターレと対戦した4月3日の第3節にも先発した選手だ。試合を重ねてチームとしての成熟度が上がっているのは間違いない。2巡目の対戦に入ってから5勝1分2敗で、栃木と大分の5勝2分1敗に次ぐ好成績を挙げている(カターレは3勝3分2敗)。
28日に発表されたU-19アジア選手権(10月13日開幕・バーレーン)の日本代表にMF堂安律、MF市丸瑞希、DF初瀬亮の3人が選出されている。
オーバーエイジ枠に誰が起用されるかは予想しづらい。J1の浦和戦は1日14時05分から埼玉スタジアムで開催されるため、ベンチメンバーが翌日のJ3に出場は可能。ただし、ルヴァン杯の準決勝・横浜FM戦を5、9日に控えている。ビッグネームの試運転があるかどうかは気に掛かるところだ。
三浦泰年監督にG大阪U-23の印象を尋ねると、真っ先に「ゴールネットの揺らし方がうまい」と語った。「良い出し手と受け手がおり、良い攻撃からフィニッシュまでいける。個の力だけでなく、人と人との関係で崩そうとする。前回対戦した当時よりもコレクティブになっている」と続けた。
前回の対戦では後半40分にMF衛藤裕がFKから決勝点を挙げ、2-1でカターレが今季初勝利を挙げた。三浦監督が「G大阪U-23の強みは攻撃であり、一方で守備は攻めほど得意ではない」と見立てて攻撃で対抗しようと策略を巡らせた一戦だった。ボール支配率は49.9%(データスタジアム調べ)で、シュート数も相手とほぼ互角の11本(G大阪U-23は10本)。狙い通りに自分たちの時間をある程度つくって白星につなげた。
半年ぶりの対戦で同様の展開が望めるかどうかは分からないが、やはりマイボールの保持はカギになる。守りの時間を減らし、少しでも相手の攻撃の勢いを削ぎたい。前節の大分戦では後半にパスがつながらず押し込まれて苦しんだ。その反省も踏まえ、ボール奪取後のつなぎの精度、布陣のコンパクトさなどを意識しながら修正に取り組んでいる。
※J公式サイト見どころ/G大23×富山
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