【第23節vs大分プレビュー】大一番。好ファイトに期待高まる
- 2016/09/23
- 23:25
2位の大分をホームで迎え撃つ。勝点3差で追いかける4位のカターレは勝利がほしい。
前節のYS横浜戦は0-3から4点を奪って逆転勝利を収めた。負ければ上位の背中が遠のいていただろう。そんな絶体絶命ともいえる状況から踏ん張った。起死回生の白星だ。これで勢いづかないわけがない。
先に3点を与えたのは失態だが、それによってチームの底力が明らかになった。「反省点はあるが、3点差をひっくり返したのは事実。次につながるし、つなげなければいけない。絶対に負けられないという気持ちが一つひとつのプレーに表れて4点を取ることができ、チームの成長を感じる」とMF衛藤裕は話した。
三浦泰年監督は「自信、勢い、ピッチとベンチ、サポーターの一体感は4-0の勝利では得られないものだ」と言う。困難を乗り越えて得た無形の力があるはず。これからの戦いがさらに楽しみになってきた。
今週は守りのチェックが重ねて行われた。前節の3失点はいずれもカウンターからだった。ポジショニングをはじめとする攻守のバランスを見直して再発を防ぐ。
大分もカターレと同じく3連勝中。その間にカターレは10点を挙げているが、大分も9点を奪っており攻撃陣が元気だ。「大分はFWの三平(和司)、後藤(優介)がうまくボールを受けるし、そこへ付ける技術の高さがボランチの姫野(宥弥)、八反田(康平)にはある」と三浦監督。バイタルエリア付近でのマークのあり方などを念入りにアドバイスしていた。GK永井堅梧は「大分は個々の能力が高い。うちは組織でしっかり守らなければいけない」と話した。
大分は前節のC大阪U-23戦を後藤の2得点により2-0で快勝した。中2日で22日に山梨県で天皇杯3回戦の清水戦があったが、前節に先発した11人はベンチにも入らなかった。カターレ戦に向けての調整に専念したとみられる。天皇杯は0-1で敗れたが、粘り強い守りで格上に善戦した。選手層の厚さはさすがだ。出場しなかった主力選手たちは、仲間の奮闘をテレビ中継などで見てモチベーションを高めたことだろう。
前回は5月1日の第7節で対戦し、カターレが1-0で勝った。後半16分にMF三上陽輔が先制点を挙げると、ハードワークと球際での強さを発揮して大分に反撃を許さなかった。しかし、前半には速攻から何度も決定的なピンチがあった。当時、その好機をものにできなかった大分の後藤が昇り調子でチームトップの9得点を挙げている。雪辱を期しているはずで、不気味な存在だ。
大分の前節の先発メンバーは当時とは5人異なる。7月に清水から加入した八反田がボランチに入ったことで、エースの松本昌也が左サイドハーフにまわってチャンスメークしている。左から崩してツートップや7得点のMF清本拓己が決めるかたちには警戒が必要だろう。
両者の序盤の出方、先制点を巡る攻防が注目される。もちろん先制点を奪ったほうが優位に立つ。しかし、今回は互いに一歩も引けない戦い。ともにチーム状態も良いだけにその1点ですんなり決まる展開は考えづらい。どんな結末が待っているのだろうか。
前節のYS横浜戦は0-3から4点を奪って逆転勝利を収めた。負ければ上位の背中が遠のいていただろう。そんな絶体絶命ともいえる状況から踏ん張った。起死回生の白星だ。これで勢いづかないわけがない。
先に3点を与えたのは失態だが、それによってチームの底力が明らかになった。「反省点はあるが、3点差をひっくり返したのは事実。次につながるし、つなげなければいけない。絶対に負けられないという気持ちが一つひとつのプレーに表れて4点を取ることができ、チームの成長を感じる」とMF衛藤裕は話した。
三浦泰年監督は「自信、勢い、ピッチとベンチ、サポーターの一体感は4-0の勝利では得られないものだ」と言う。困難を乗り越えて得た無形の力があるはず。これからの戦いがさらに楽しみになってきた。
今週は守りのチェックが重ねて行われた。前節の3失点はいずれもカウンターからだった。ポジショニングをはじめとする攻守のバランスを見直して再発を防ぐ。
大分もカターレと同じく3連勝中。その間にカターレは10点を挙げているが、大分も9点を奪っており攻撃陣が元気だ。「大分はFWの三平(和司)、後藤(優介)がうまくボールを受けるし、そこへ付ける技術の高さがボランチの姫野(宥弥)、八反田(康平)にはある」と三浦監督。バイタルエリア付近でのマークのあり方などを念入りにアドバイスしていた。GK永井堅梧は「大分は個々の能力が高い。うちは組織でしっかり守らなければいけない」と話した。
大分は前節のC大阪U-23戦を後藤の2得点により2-0で快勝した。中2日で22日に山梨県で天皇杯3回戦の清水戦があったが、前節に先発した11人はベンチにも入らなかった。カターレ戦に向けての調整に専念したとみられる。天皇杯は0-1で敗れたが、粘り強い守りで格上に善戦した。選手層の厚さはさすがだ。出場しなかった主力選手たちは、仲間の奮闘をテレビ中継などで見てモチベーションを高めたことだろう。
前回は5月1日の第7節で対戦し、カターレが1-0で勝った。後半16分にMF三上陽輔が先制点を挙げると、ハードワークと球際での強さを発揮して大分に反撃を許さなかった。しかし、前半には速攻から何度も決定的なピンチがあった。当時、その好機をものにできなかった大分の後藤が昇り調子でチームトップの9得点を挙げている。雪辱を期しているはずで、不気味な存在だ。
大分の前節の先発メンバーは当時とは5人異なる。7月に清水から加入した八反田がボランチに入ったことで、エースの松本昌也が左サイドハーフにまわってチャンスメークしている。左から崩してツートップや7得点のMF清本拓己が決めるかたちには警戒が必要だろう。
両者の序盤の出方、先制点を巡る攻防が注目される。もちろん先制点を奪ったほうが優位に立つ。しかし、今回は互いに一歩も引けない戦い。ともにチーム状態も良いだけにその1点ですんなり決まる展開は考えづらい。どんな結末が待っているのだろうか。
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