第21節 富山×藤枝 富山・三浦泰年監督の会見コメント
- 2016/09/11
- 23:23
【第21節 富山2―0藤枝 ▽得点者:後半12分・代(富)、同45+2分・中西(富)】
●富山・三浦泰年監督
アウェイで負けた藤枝に、ホームで借りを返したいという試合だった。リーグの再開試合でしっかりゼロで抑えて、勝点3を取ったことは次につながる。
後半はもう少しボールを保持する時間を増やせればよいと思っていたが、相手の狙いをしっかり防ぐことを忘れずに辛抱強くやらなければならないというゲーム展開を選手たちは理解していた。彼らが守備の面でもしっかりとコレクティブに、戦術的に、集団的に戦い続けた結果が、セットプレーで得点がきて、最後にミスを誘うかたちの追加点が取れた要因だと思う。
今節を含め残り10試合。ホームで取らなければ今後どうなっていくのか分からないという結果が求められる試合で、しっかり結果をだした。残り9試合も同じような気持ちで戦い続けられたらと思う。
我々のサッカーにとってまわりはあまり関係ない。自分たちが目指しているサッカーを、目標とゴールに向かってこつこつと一歩一歩進んでいくのが、我々の姿だと思っている。(上位の勝敗や勝点差など)まわりというよりは、我々がしっかりと準備して、しっかりとした姿勢で試合に臨み、勝利し続けたいと強く思う。
サポーター、ファンの声援というものがこういう勝利に引き寄せてくれると思っている。次のホームゲームは大分戦になるので、また大きな声援をいただきたい。
Q:勝負のポイントが守りにあると考え、前回の対戦で苦しめられた藤枝に今回はほとんど決定的なチャンスを与えずに抑えた。
攻撃的である彼らのストロングポイントを、攻撃を進めていく中での狙いを、抑えていくことが大事だった。相手は前半、ボールを保持している時間は長いが狙いとしているところまでは運べなかったと思ったのではないか。
彼らのやりたいことをやらせないことで、自分たちがより攻撃的になれたらと思っていた。前半はそこまで行き着くことは少なかったが、少ないながらも効果的に決定的なところまでボールを運んでいた。
後半はプラスアルファでボールを保持する時間を長くし、自分たちのリズムとテンポでプレーする時間を増やしたかったが、そのためには少し工夫が必要だった。ただし、前半にやっていたような守備を疎かにすると、やはり相手の良さをだしてしまう恐れがあった。(それもあって)ハーフタイムには「決定力によって先制点を取る」ということを強調して選手を送り出した。
後半も守備に緩みがなかったぶん、攻撃でも自分たちのペースでボールが動かせて運べたと思う。相手のペナルティーエリア付近に進入する回数も多く、決定的なチャンスもつくれていた。あのようなコーナーキックの得点がこなかったり、追加点が挙げられなかったりしているうちに相手にラッキーなかたちで点が入るケースはあるので、つくり上げた決定機は決め切らなければいけないと思う。
しかし今回はそういう大きなチャンスをつぶした後でも、彼らがメンタル的に追い込まれているようにはみえなかった。天皇杯での3試合の経験や、今置かれている状況を頭の中に強く入れて体が反応しているのだろう。少し不安定なまま1点差で勝利するというのがこれまでの姿であったが、今回はあのような中でも強い気持ちをもって戦えていた。油断せずに、次も続けていくべきだと思う。
●富山・三浦泰年監督
アウェイで負けた藤枝に、ホームで借りを返したいという試合だった。リーグの再開試合でしっかりゼロで抑えて、勝点3を取ったことは次につながる。
後半はもう少しボールを保持する時間を増やせればよいと思っていたが、相手の狙いをしっかり防ぐことを忘れずに辛抱強くやらなければならないというゲーム展開を選手たちは理解していた。彼らが守備の面でもしっかりとコレクティブに、戦術的に、集団的に戦い続けた結果が、セットプレーで得点がきて、最後にミスを誘うかたちの追加点が取れた要因だと思う。
今節を含め残り10試合。ホームで取らなければ今後どうなっていくのか分からないという結果が求められる試合で、しっかり結果をだした。残り9試合も同じような気持ちで戦い続けられたらと思う。
我々のサッカーにとってまわりはあまり関係ない。自分たちが目指しているサッカーを、目標とゴールに向かってこつこつと一歩一歩進んでいくのが、我々の姿だと思っている。(上位の勝敗や勝点差など)まわりというよりは、我々がしっかりと準備して、しっかりとした姿勢で試合に臨み、勝利し続けたいと強く思う。
サポーター、ファンの声援というものがこういう勝利に引き寄せてくれると思っている。次のホームゲームは大分戦になるので、また大きな声援をいただきたい。
Q:勝負のポイントが守りにあると考え、前回の対戦で苦しめられた藤枝に今回はほとんど決定的なチャンスを与えずに抑えた。
攻撃的である彼らのストロングポイントを、攻撃を進めていく中での狙いを、抑えていくことが大事だった。相手は前半、ボールを保持している時間は長いが狙いとしているところまでは運べなかったと思ったのではないか。
彼らのやりたいことをやらせないことで、自分たちがより攻撃的になれたらと思っていた。前半はそこまで行き着くことは少なかったが、少ないながらも効果的に決定的なところまでボールを運んでいた。
後半はプラスアルファでボールを保持する時間を長くし、自分たちのリズムとテンポでプレーする時間を増やしたかったが、そのためには少し工夫が必要だった。ただし、前半にやっていたような守備を疎かにすると、やはり相手の良さをだしてしまう恐れがあった。(それもあって)ハーフタイムには「決定力によって先制点を取る」ということを強調して選手を送り出した。
後半も守備に緩みがなかったぶん、攻撃でも自分たちのペースでボールが動かせて運べたと思う。相手のペナルティーエリア付近に進入する回数も多く、決定的なチャンスもつくれていた。あのようなコーナーキックの得点がこなかったり、追加点が挙げられなかったりしているうちに相手にラッキーなかたちで点が入るケースはあるので、つくり上げた決定機は決め切らなければいけないと思う。
しかし今回はそういう大きなチャンスをつぶした後でも、彼らがメンタル的に追い込まれているようにはみえなかった。天皇杯での3試合の経験や、今置かれている状況を頭の中に強く入れて体が反応しているのだろう。少し不安定なまま1点差で勝利するというのがこれまでの姿であったが、今回はあのような中でも強い気持ちをもって戦えていた。油断せずに、次も続けていくべきだと思う。
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